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悪霊②

現場と思しき場所へ急ぐ途中、まず焦げたような臭いが鼻をついた。まずい。火事か停電か…?


頭の中で急いで緊急時対応マニュアルを思い出す。こんなことならもっとマニュアルを読み込んでおくんだった。思わず舌打ちが漏れる。


ここを曲がったところあたりに落ちたはずだが…最後の角を曲がった瞬間、強烈な違和感と恐怖が体を支配した。


確かに雷が落ちたのはここで間違いなさそうだった。暗闇の中でも、それまでとは比べ物にならない焦げ臭さと立ち上る焦煙がそれを証明している。


しかし、警備員が怯えたのはそのせいではない。

雷が落ちたと思われるその中央に白い影が見えた。


恐る恐る近づく。

わざわざ前職を辞めて深夜帯の警備員を食い扶持にすることを選んだくらいだ。

オカルトなり霊魂なりのことは全く信じてないとは言わないが、それで仕事を放置するほど信じ切ってもいない。

ただ、この白い影はこれまで見てきた霊魂もどきたちとは違い…存在感がありすぎる。そして聞こえた。

ぐちゅ、ぐちゅる…となにかをすするような音。そして……。


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