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構内

 駅に入ると、そこは外とは違い異様に明るく、広い空間だった。

 吹き抜けが4階まで続き、その左右にはエスカレーターが付いていて中央は広い階段が上へと続いていた。

 驚く男を置いてマユリがどんどんとユカの手を引いて階段を登っていく。男が慌ててついていく。3階まで上がったところで急に周囲の雰囲気が変わった。空気が重く誰かに監視されているような窮屈感が男を襲う。マユリの方を見るとそんな男にはお構いなしに1段1段階段を登っていく。

 ふと、ユカのことが気になり男がユカに声をかけた。

「大丈夫か?疲れていないか?」

「大丈夫」

ユカは答えた。男は、ユカの声をどこかで聞いたことがあるような気がしたが、特に気にすることなく、

「そうか、ならよかった」

と言って2人について行った。

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