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土佐出発

人はいさ心も知らず 

ふるさとは

花ぞ昔のに匂ひける


「古今和歌集」 紀貫之  




 紀貫之様は、和歌の才能を認められて、古今和歌集の編纂という大任を果たした人だ。

 古今和歌集はわが国、初めての勅撰和歌集で、万葉集の時代から現在までの優れたものを集めた二十巻にもなる大作。

 うち百種は貫之様が作られた和歌。

 それまで万葉集、竹取物語、伊勢物語と有名なものが出回ったけれど、古今和歌集。これも有名作の仲間入りをして、紀貫之様もとても有名になられた。いわゆる一世一代のヒット作を出した作家となった。

 だから、順調に出世し、土佐の国司までおなりになった。今の世の中は藤原氏の時代だから、公卿にはなれないけど、でも、末端の役人にしては、良い役職を得られたのだった。

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