表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貴族に転生したので世界を牛耳ろうと思います。  作者: 某賢者
第一章貴族社会ってマジ面倒
3/3

俺の力

不定期になります。

叫び声が聞こえたところに行くと高貴そうなお嬢様たちが刺客に襲われていた。


「お嬢様、逃げてッ!」


「そうはさせるかよ」

暗いローブに身を包んだ男はその女の子を捕まえて逃げていった。


静まり返ったそこには16歳くらいのメイドが泣いていた。取り敢えず話を聞くと、彼女は王家のメイドで攫われた彼女はこの国、つまりステラ王国の第二王女であり、今世紀最大の美女

シャーロット・アフロディテ・ステラであるという。

王家は美の神アフロディテの末裔と、言い伝えられている。取り分け彼女は生まれた時から輝いていたので

アフロディテの生まれ変わりと呼ばれている。


さて、どうしたものかな?

ここで目立ってしまうとすぐに父上に呼び戻されてしまう。まず、そもそも自分の能力を知らない。どうやって確認できるのだろうか?


「ルキナ、俺の能力を知りたいのだがどうすればいい?」


「目を瞑って、ステータスと叫んでみてください」


俺は指示に従い、目を瞑った。


「ステータス」


目の前にRPGのステータスのようなものが見える。


名前:八坂 風雅

種族:人族

加護:冥王の加護、戦いの加護

Lv. :1 HP:2000 MP:10000

 力 :100

素早さ:150

防御 :150

賢さ :300

スキル:剣術3、初級魔術5、マップ、収納魔法4

転移魔法6

   ユニーク『常闇』


常闇ってなんだ?


スキル『常闇』

 闇系魔法の威力上昇

 闇耐性上昇

 魔剣召喚

 隠密

 盲目

備考:ハデスの加護によって使えるようになる。



戦いの加護:自身よりレベルが高い相手と戦う時、力、素早さ、防御がそれぞれ2倍になる。


「ルキナ、この通りを真っ直ぐ進んで三本目の路地に入るぞ」


「はッ!」


ルキナは驚きながらも嬉しそうに頷いた。


刺客を追いかけて1時間後、ようやく、

アジトを見つけた。


「入るぞ」


ごく少数の精鋭を引き連れて、俺は中に突入した。

一階部分はごく普通の民家になっていた。

地下に入ると大きな部屋に刺客と思われる人たちが

10人ほどいた。シャーロット様もいた。


「なんだお前は」


その中の一人が俺に向かって尋ねて来た。


「今から死ぬやつに名乗る名前はない」


「なんだと?」


刺客は一気に戦闘体制をとった。


「さぁ、始めよう『常闇』」


刺客は視界を失い混乱した。


「魔剣召喚」


そう言った瞬間、地面から漆黒の剣が出てきた。


鑑定するとその名は『冥剣黒い薔薇(ロゼニギラ)


冥剣ロゼニギラ

冥王ハデスが愛娘のために作ったとされる魔剣。


使用可能剣技

『虚空』:限定した空間を破壊し、時空を斬る。


なんかやばそうだが、試してみる価値はありそうだな。


「『虚空』」


俺が一閃すると辺りがゴゴゴッと時空が歪み、時間が止まった。俺はその間に刺客を無効化して、姫を助けた。


ーレベルが上がりましたー


世界の声のようなものが俺にそう告げる。


「ありがとう、ございます…その、お名前を聞いてもよろしいでしょうか。」


「事情があって名乗ることはできない、さようなら。」

そう言って、俺はアジトを出た。

誤字脱字の報告と、評価、コメントを宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ