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貴族に転生したので世界を牛耳ろうと思います。  作者: 某賢者
第一章貴族社会ってマジ面倒
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温泉の街ケルク

不定期に更新します。

目が覚めたら俺はベットの上にいた。


「大丈夫ですか、風雅様」


ルキナは心配そうな面持ちでこちらを覗くように見ていた。後から聞いたことだが、俺はアトンに少量の毒を盛られたらしい。しかもアイツはその罪を兄貴に押し付けた。兄貴は勿論死罪になるらしい。


「大丈夫だ。しかしアトン兄様はとても危険だ。しばらく他のところに入れるように計らってもらおう。」


風雅はとても丹精な顔立ちをしている。よって社交界から引っ張りだこだ。しかも黒髪黒目であるから、時期当主はアトンではなく俺と言う声も多くない。

今回はだからこその犯行だろう。


「父上を呼んでくれ」


ルキナは大急ぎで部屋を出て行った。

しばらくして父上を連れて帰って来た。


「具合はどうだ?大丈夫なら今日のパーティにも出て欲しいのだが。」


今日はアトンの誕生日パーティーがあったのだ。


「すいません、父上。まだ体調が優れないので、暫く、温泉の街ケルクで療養していても良いですか?」


「そう言うなら、そうしろ。」


「ありがとうございます、父上」


父上はその後部屋を出て行った。俺は考える。ハデスのお爺ちゃんに、貰った力で何ができるのだろう?


次の日の朝俺は少数の信頼できる家臣を選んで早速屋敷を出た。こんな危険なところいられたものじゃない。


3日ほどでケルクに着いた。ここの別荘で療養する予定なのだが屋敷でか!いつも住んでいる屋敷と遜色のない大きさだった。これが王都にもあるって言うものだから驚きだ。


6日ほど休息を取ったのち、俺はケルクの温泉に行った。久しぶりの温泉は身に染みたよ。コーヒー牛乳も美味しかった。屋敷に常備することを即決めた。


その帰り街をぶらぶらルキナと散策していると叫び声が聞こえた。


「きゃぁぁぁぁぁぁあ」


俺は即座にそこへ向かった。

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