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Attack Section〜レーシング物語〜  作者: 秋雨前線
チュートリアル編
11/11

10

ええ、私は失踪なんてしていませんとも……

まぁ今回はきりが良かったので凄く短いんですけど

コントロールラインを過ぎたことでマシンがオートドライブへ移行した。速度が落ちると共にエンジン回転数が下がっていくことで、徐々に音も静かになっていく。


「セラ、タイムは?」

「セクター3が60秒617。合計で2分5秒809だから、基準タイムクリアね!おめでとうイナリ!」

「よっし!」


 セラが横から拳を突き出してくる。合わせて俺も拳を合わせる。いわゆるグータッチだ。


「さて、マシンを戻すわね。」


 いつの間にやら停止したマシンと共に、おなじみになったテレポートでピットへと帰還。ご丁寧にガレージ内に停めてくれたので、そのままエンジンを切ってマシンから降りる。


「ふぅ〜。……あれ、こんなに涼しかったか?ここ」


 マシンから降りてヘルメットを脱ぐと、かなり涼しく感じた。ピットの中を吹いていく風もまた心地いい。などと思っていると


「涼しく感じて当たり前よ。あれだけ走っていたんだから、レーシングカーほどでは無いといってもかなり熱を持つはずよ?それに、ヘルメットは頭部保護のために窮屈に感じるくらい隙間がないんだもの。」


 セラがこちらへ歩いてきてそういった。


「そっか。たしかにそうだな。」

「それより、結構疲れたんじゃないかしら?一度ホームに戻りましょう。私は先に戻ってるから、好きなタイミングで来てちょうだい。」


 そう言って、すぐにホームの方へ戻っていった。と同時にピコンという受信音と共に新着メッセージが届いた。


───────────────────────────


【重要】

チュートリアル講習を修了したため、ホームの機能が1段階開放されました。


アイテムを獲得しました。

・チュートリアル講習修了の証 ※ホーム装飾品

・ライセンスカード


───────────────────────────


 内容はこれだった。そういえばすっかりホームの機能が開放されるなんてことを忘れていた。戻ってからたぶんセラが説明してくれるだろう。

 アイテムも2つ貰えているみたいだ。まぁ、あとで確認してみよう。


「とりあえず、戻るとするかね〜。」


 とりあえずピットで棒立ちしていても仕方ないので、ホームへと足を進めた。

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