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バイクを作ろう!-1
「フドウ、まずこれを見てくれ」
そういって、ライズが二枚の紙をテッシンに見せる。
「…これは、どこで手に入れた?」
「あるツテからだ」
テッシンは額に手のひらを当てる。
間違いない、二枚のうち一枚は独国製軍用バイクの設計図だ。
もう一枚は確か、ルゥ子の言っていた魔導二輪というヤツだろう。
「……ヒミツってワケか」
「まあな」
「んで、これがどうしたんだ?」
薄々、イヤな予感を感じながらテッシンが聞く。
「ウチでこれを作ろうと思っている!」
「ですよねー…」
ライズが目を輝かせ、テッシンは嘘だと言ってよバーニィという顔をした。
これが、第二次組を巻き込んだ壮大なプロジェクトになろうとは、ここにいる二人さえ知る由もなかった──────────。




