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奴隷は二度刺す(震え声) byテッシン
「さあ、今日はパーティだ、存分に呑むぞー!」
「…あ、ああ!」
喜色満面のライズに、テッシンが青い顔をして頷く。
今までの話を読んでくださる読者の方には、彼が酒が苦手であるというのが分かるだろう。
どういうレベルかと言えば、ほんの少しならばまだ耐えられるものの、小さなグラスいっぱいに、なみなみと注がれたモノ以上は耐えられないのだ。
無理に呑もうものなら、彼がいままで食べていたものが汚物の間欠泉に変わるだろう。
「それじゃあ、我々の再会に乾杯!」
「乾杯」
「か…乾杯」
しかし、今までの話をご覧になった読者の方にはもう一つ、予想できる事がある。
そう、『存分に呑む』と発言した人物は酒癖が悪いのだ。
このあと、テッシンは酒場の床にぶちまけられた吐瀉物を片付ける事になったとさ…。
ライズ:「フドウと呑みに行った以降の記憶が、全く無いんだ…」
シャオファ:「奇遇ですね、私もです…」
テッシン:「お前らもう呑むな」




