怒れる拳
「よくも…ボキのお楽しみをこんなっ!こんなクソアマにィィィ!」
ブッデルの肉体が肥大化し、肥えた体がさらに大きくなった。
それに併せて、顔の形ですら人間のそれとはほど遠いモノと変化し、その姿は、まるで太った人間に豚の首をくっつけたような姿である。
「まあ、予想通りというか何というか…」
ブッデルの目の前での変化にはある程度予想がついていたライズ。
ライズの予想通り、ブッデルの正体は魔族。
かつて、神族とこの異世界での覇権を巡り争ったが、人間の力を甘く見たが為に神族もろとも追い立てられた種族である。
一部の魔族は、人間社会に紛れて暮らす者がほとんどだった。
しかし近年、魔族による犯罪行為が増加しているのだ。
(おそらく、ブッデルのケースも氷山の一角だろうな…)
ライズは、そう考え、構えをとる。
心なしか、それはボクシングのピーカブースタイルに似ていた。
「しねェ~!『デトネイター』!」
火魔法第8位階を唱え、巨大なのた打つ火を放つブッデル。
しかし──────────────。
「ワスプ・スクエア!」
のた打つ火は、音速を超える分身による拳の連打でかき消された。
「え」
「マグナム…───────」
ブッデルの懐に飛び込み、ライズが右腕を引き絞る。
「待っ──────────」
「──────ストレイトッ!!!!!」
命乞いを無視して、ブッデルの鼻っ面に必滅の右ストレートが叩き込まれた。
拳を受けたブッデルは、鼻っ柱を砕かれ、次に頭蓋骨を砕かれた後、衝撃波で首から下が原子分解され、最後に第三宇宙速度を超えた速度で頭を打ち出され、その首が、摩擦熱で蒸発した。
「塵も残さず消えて無くなれ、お前の存在は醜く過ぎる」
突発的な第二次組(TS)のバスト比較。
ライズ(K)≧ツキオ(J)>>マックス(H)≧テッシン(G)>>>>>(嘆きの壁)>>>>>ミスミ(AAA)




