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異世界拳風伝/STORMBRINGER  作者: 岬式人
燃え尽きて、生まれ変わって
53/81

黒腕の乙女ー4

 「それではリーダー、僕はこれで」

 とある酒場で、ミスミとソリューが別れの挨拶をかわす。

 もともと、彼らの間では『探している人が見つかればクランを抜ける』という約束が交わされていた。

 「まあ、見つかって何よりだ」

 ソリューは、ミスミに対して笑顔を向ける。正直に言えば、ミスミは手放したくはない人材なのだが、約束は約束だ、それをたがえるわけにはいかない。


 「何度か南部の方へ顔を出しに行きますよ、それに、今生の別れでもないんですから」

 「ああ、達者でやれよ」

 「はい…ありがとうございました」

 「…風邪、ひくなよ」

 「…はい」

 一言、二言言葉を交わし、ミスミは酒場を出ていく。

 それ以上の、語る言葉はいらなかった。


 @@@


 よく晴れた昼下がり、ギルドの訓練場では二人の人物が相対していた。


 「さて、準備はいいか?」

 「いつでもいけるぜ?」 

 テッシンはストレッチをしつつ、ソリューに問いかける。

 帰ってきた答えは『YES』。


 「…」

 「…」

 ソリューはメイスを。

 テッシンは黒い右腕と生身の左腕を。

 双方が構え、周囲を水を打ったような静寂と体のきしむような重圧が支配する。


 そして、双方が飛び出した。


 「ダラァ!」

 「チェイヤッ!」

 メイスと右腕がぶつかり合う。


 戦闘、開始。

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