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異世界拳風伝/STORMBRINGER  作者: 岬式人
燃え尽きて、生まれ変わって
39/81

謎の二人組

 「『ファイヤーボール』!」

 「『ウォーターウィップ』!」

 白ローブの男が杖をふるって火球を飛ばし、女は右手の人差し指と中指をそろえ、水の鞭とともに振るう。


 テッシンは、一直線に飛んでくる火球を避け、水の鞭を蹴って消し飛ばした。

 男は驚いた様子だったが、すぐに気を取り直し、火球を連続で飛ばす。

 ダミーの火球と本命の火球を織り交ぜた連射、しかし、テッシンはまるで見切っているかのように最小の動きで躱し、男に肉薄する。 


 男に対して、右の前蹴りを放つテッシン、それを男はかろうじて避ける。

 次いで、避けた男の頭を狙った左の回し蹴りと足刀蹴りのコンボ。

 「『フロート』」

 男は魔言スペルを唱え、テッシンを飛び越え後方へと着地した。


 追撃しようとするテッシン、しかし、横合いから5発もの氷の棘が襲い掛かる。

 それを片手だけですべてキャッチし、テッシンが投げ返す。

 女はそろえた二本の指を振るい、水のカーテンを発生させ氷の棘を砕いた。

 

 「チィッ!」

 テッシンは、舌打ちする。

 その背後から、強大な熱気とともに人一人呑み込めそうな火球が迫る。『ファイヤーボール』よりランクが一つ上の魔法、『フレイムスフィア』である。


 「……クソッ!」

 テッシンは、避けるのではなく、それを掻き消した。

 

 「どうした、避けないのか?」

 「貴様、この女が俺の後ろにいることを知ってて撃ったな…?この女がお前に操られていることを知っていながら!」

 「ああ、そうだが?」

 

 ギリ…、とテッシンは歯ぎしりする。この男は操られている女ごとテッシンを焼き殺そうとしたのだ。

 それをさも当然のように言う男、その行動が、自身の死亡フラグにつながるとも知らずに…。

死亡フラグが立ちます、死亡フラグが立ちます、一般フラグは直ちに退避してください。

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