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異世界拳風伝/STORMBRINGER  作者: 岬式人
燃え尽きて、生まれ変わって
13/81

討伐クエストー3

 @@@

 「はぁ……」

 ルゥはギルドのカウンター席でため息をついた。


 「ルゥちゃァーん、なぁにため息ついてんのよぉー?」

 「サンさん……どさくさ紛れに胸を揉まないでください…」

 「あら、バレた?ていうか、何でそんなに落ち込んでいたのよォ、お姉さんに教えなさいよー」

 「そのですね……」


 ---


 「ダメです!」

 「ダメか?俺一人でも?」

 「余計ダメです!そもそも、討伐クエストは腕に自信のある人のやるものなんです!テッシンさんのレベルでは死ぬだけです!」


 「腕に覚えならあるさ…お前も見ていたはずだ」 「………!」

 確かにゴブリンの集団────百から先は覚えて無いのだが────をものの数分で叩き潰した腕前は知っていた。だがしかし、盗賊たちはゴブリンほど生易しくは無い。


 「確かに腕はありますよ、でも!あなたは人を殺せるんですか!?」

 「ああ…」

 そう言って、テッシンは一瞬遠い目をした後、受付へと向かう。


 「テッシンさん!」

 「少し行ってくる」


 ---

 「だから、私、後悔しているんです、私が止めていれば……」

 「ほんと、心配性なのね」

 「え?」

 「もう少しオトコを見る目に自信を持ってもいいんじゃない?それに彼、かなり強いわ…だから心配しなくてもいいわよ?」


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