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地鎮祭  作者: 四条愛羅
2/6

火曜日

A-2 猫と女

昨日と変わらない朝。昨日と変わらない眩しい陽射し。昨日同様地鎮祭のように竹にしめ縄、榊が飾られ、その下に……猫?しかも、血塗れ。死んだ猫を備える風習のある地域か家なのだろうと無理矢理納得して、バスに乗り込んだ。




B-2 血を求め、死を求め

「え、昨日話してた『死を求める』意味がどうにもわからないって?仕方ないなあ、話してあげるよ。彼らは自分に似た者を同じ目に遭わせようとするんだ。でも彼らは、満ち足りることを知らない。当たり前さ、だって死ぬものは、自分に罪を着せたわけでもない、見ず知らずの人だから。」




C-2 気分が悪くなる

前を走っていた自転車が、急に横に倒れて道の左半分を塞いだ。その傍らを通りすぎようとして、赤い液体が流れているのに気づく。そうか、これを避けて自転車は転んだのか。ぐしゃぐしゃだけど……鳩だったんだ、これ。二日連続で嫌なものを見てしまったものだ。


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