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幕間●結末を知る者の過去と未来

アテンション


長編です。

(マークは長編の印です。)

こちらはもしもの世界です。

実際の団体及び存在とは関係ありません。

多分胸糞展開有

途中から何書いているか分からなくなってます。

佐藤視点固定……?

…………


……



「……は?」

俺はその言葉しか出なかった。

俺はさっきまで異世界図書館?にいたはずだ。

それなのに変な夢みたいなのを見た。

「一体どうなっているんだ……。」

「お、戻ってきたみたいだね。

お帰り~。

本の世界は楽しかった?」

本の世界……?

何言ってだ、この司書さんだっけ?

その人(?)は。

「いりゃ、困惑してるね。

戻ってきたばかりだから仕方のないことだもんね。

よし、説明していげよう!」

どうなってるんだ、司書さんのノリ。

「まずは、最初説明したけど、此処にいる本は全て魂が宿っているんだよ。

その本の中にいる世界が、本の世界。

君が見た夢、それこそが本の世界さ。

そして、私は自分を含むいらゆる存在を本の世界に連れていくことが可能なんだ!

私はこれを読み聞かせと言っている。君にもそう言ったはず。

覚えているかい?」

確かに、『……もし良かったら、君が帰るまで読み聞かせしてもいい?』って司書さんはそう言っていたな……。

「それなら、どうして本の世界に司書さんが出てきたのですか?」

俺は出てこなかった。

それなのに司書さんが、選択の間に現れたのは何故だ?

「思い出してきたみたいだね。

それじゃい、本題に入ろう。

君の質問に答える前に、いの世界についてどう思ったかい?」

本題?

「失礼ながら、それは俺の質問より大事なことですか?」

「嗚呼、大事だよ。

だって……。

いや後にしよう、それよりも感想を優先しないと。」

……焦っていないか?

まい、後ででも説明してもらえるだけましか。

「俺は、本をいまり読まないのでどう上手く言えるか分かりませんが、見てて気分が良いとは言えませんんね。」

「うん、シンプルにクソって言いたいみたいだね。」

どうしたらそういう発想になるんだ!

「嗚呼、なんて言われたって気にしないさ。

だって、本の世界は繰り返す。

君が見た世界で、過去に起こったことさ。」

は?

過去に起こったこと?

そういえば、『此処にいる本は全て魂が宿っている』って……。

「まさか、」

「うん、君の思った通りさ。

皮肉だよね、終わってしまった世界の各視点で書かれた本として永遠に繰り返すのだから。

だからこそ、私は本の世界に入って繰り返しを終わらせる仕事をしているの。

年中無休、無給の超ドブラックな職場だよ~。」

繰り返しを止める……。

ん?

でも、いの世界は、

「繰り返し続けている。」

「そうだよ~。

私が止められなかったからね。

不死鳥はいの世界を終わらせた本人だから、そして上からの命令で基本的に強制した物語の改変をしないようにって言われているからね。

いの子を止めるのはいの子自身だからね。」

……。

そういう事だったのか。

なら、色々と辻褄が合うな。

「うん、理解してもらえたみたいだしそろそろ()()()()()()()()()()。」

茶番……?

もしかして!

「帰れるのですか!?」

「……。

うん、帰れるよ。

君の本来いるべき場所に。」

よくわからないが、帰れるのならいいか。

「帰り方を探して頂きありがとうございます。」

「いやいや、こちらこそ本の登場人物(脱走者)さん♪」


……え。

「何を言っているのですか!?

俺が脱走者?

ふざけたこと言うのも体外n」

「君は本に呼ばれたから此処にいる、それは始めに言ったよね?

君に読み聞かせているときに本が呼ばれた理由を教えてくれたんだ。

『本の世界から逃げた登場人物だから』

だってね。

いや~、よくいるんだよ。

君みたいに逃げた登場人物って。

主人公だろうと敵だろうとモブであっても誰一人としてかけてはいけないの。

例外はあるけどね。」

は……?

逃げた?

登場人物?

例外?

意味がわからない。

何を言っているんだ?

俺は、生まれてこの方30年、可もなく不可もない生活をしてきたんだはず……。

「……それは勘違いだど思いm」

「本は嘘をつかないよ?

まぁ、書き手によるけど。

でも君には感謝しているよ?

また1つ世界(物語)の捻れが治るし、何より

()()()()()()()()()への扉を開けてくれたからさ。」

さっきから訳のわからないことばかり言っている。

夢じゃないなら俺はどうなるんだ?

「安心しなよ〜。

直ぐに適応できるし、基本記憶は残らない。

……その影響で前の世界の事を忘れてちゃうけどね。」

あの人(?)が何処からか本を取り出した瞬間、急な睡魔に襲われた。

駄目だ、また意識が飛んでしまう……。

俺にはまだやるべきことが……。

……。

最後に聞こえた言葉はこうだった。

「本来のお家に帰りなさい。

そしてありがとうね。」




ー???sideー


ー先程の佐藤とか言う人間が眠り、本に吸収されて身体が消えた後ー


司書は本を持ったまま、本棚にある隠し扉を開いた。

中には大量の本棚と本があった。

多分だか、扉の外以上の本がある。

そして本をとある本棚に仕舞い、

「これでこの世界(物語)の捻れは〇個ね……。」

と呟いた。

「さてさて仕事の再開だ〜!」と言いながら扉の外に出て、閉じた。


この空間には大きな机と丸い机が1台ずつと椅子が沢山、そして本棚と本が大半を占めている。

1つ気になる点を挙げるなら、一箇所だけ扉ぐらいの大きさの黒く虚無の空間があるだけだ。


司書が仕事を再開しようとしたとき、黒い空間から声が聞こえた。

「店長、今月分の売り上げリストをまとめた書類を持ってきました。

後、店長宛の手紙が2通ありますのでご確認をお願いします。」

「嗚呼、ありがとう。

()()って呼びたいかもしれないけど、此処だと()()って呼んでって言ったよね?

気を付けてよ〜!」

司書は店長と呼ばれて反応していたことから声の持ち主は司書の部下なのだろう。

ただ、呼び方の指摘をしたら、

「ッすみません、普段の癖で……。

これから気をつけます。」

と怯えていた。

「呼び方は改めてみんなに言っておいてよね〜。

紙はそこら辺に置いておいて。」

と指示すると、「了解しました。」と言ってから置いた後、

「失礼しました。

……偶には顔を出して下さい。」

と去って行った。


紙を回収してから、「顔を出す……ね。」と呟き書類を確認していた。

「売り上げは上昇、給料配分を考えないと……。」

とため息をつきながら2通の手紙の宛名を確認していた。

1つは『貴方だけの人形』もう1つは『タキ』と書いてあった。

彼奴(傀儡)はさておき、『タキ』は定期報告だろうね。

あの子(タキ)の今の仕事は他の人に任せようか。

新たな外の世界への繋がりを調べて欲しいって手紙を書くか……。」

「やることがいっぱいね〜」と少し嬉しそうにしている。

「あれ?

彼奴(傀儡)の手紙、何時もより分厚い。

……ふふ、そういうことね。」

何故か「ふふふ……」笑いながら手紙を書いている。

その目には新しい玩具を見つけた子供のような目をしていた。

「そりぁ、嬉しよ。

私の計画が、着実に進んでいるのだから。」

上を見上げてから「手紙書いたら報告書読むか……。」と呟く。

「『歪んだ歯車はまた1つ元に戻った。

それと同時に私の計画も進んでいる。』

これ以上は、傍観者(読者)の目が邪魔ね。

それではまた次の物語で会いましょう。」

そう言った瞬間、視界が真っ黒になってしまった。


どうも、作者のあおいおばけです。

数週間明けてしまいました。

忙し過ぎます。

幕間という長編を書くの楽しいです。

そして、こんな駄作を観てくださるアナタに感謝を。

それでは簡単☆解説コーナーです。

興味がない方は『※』のお知らせまでスクロールお願いします。

まず、第1話で書いた解説からかなり時間が経っている為、設定があやふやです。

これをきちんとまとめたので大まかな設定を話します。

この世界の異世界図書館は、世界という本棚の中にある人間の魂が宿る本を管理しているの。

ただ、此処では「普通に死んでしまったから本に閉じ込められちゃった」とかではなく条件があるんだ。

それが本文にある捻れとか歪みによって滅亡した世界、に住んでいた住人達のこと。

捻れ?歪み?なにそれ?のそこのアナタ!

簡単に説明するとゲームのバグみたいなものよ。

何処かの邪神が暴れて滅んだ世界?

その邪神が捻れ判定になれば異世界図書館の管理対象だよ!

前回の物語だと、不死鳥が世界を滅ぼすから捻れの対象として司書が動いたから、後半に登場したよ。

上司の命令で働く司書は年中無休、給料無しの哀れな生活をしているだ。

捻れうんぬんは、上から言われる分まだ楽かもしれないけど。

本文はこれからそんな司書とその仲間達の活動だったり本の世界をみたりしていこう!ということになっているよ。

という感じです。

非常にキャラ崩壊と、適当さが溢れ出ている設定になっています。

今回は、個人的に胸糞だと思い注意喚起しましたが、いかがだったでしょう?

新しいキャラの名前も出せたことが、非常に嬉しいです。

『タキ』と『人形(司書曰く傀儡)』どちらが先に本文に登場するか、楽しみです。

ここまで本文並みに長い茶番(?)に付き合って頂き、ありがとうございます。

以下からはお知らせです。


※お知らせ

前回同様、リアルの多忙で失踪するかもしれません。

基本的にX(旧Twitter)にてお知らせや、キャラビジュアルなどをまとめいます。(生存確認もできるかもしれません。)

前回の「冷たく、美しく、温かい。」の解説は近々投稿できればいいな〜と思っています。

まだ登場していないキャラ達を始めとして、これからも温かい目で観て頂けれたら幸いです。


それでは、本日はご来館ありがとうございました。

またのご利用お待ちしております。

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