第七話 ちょうだいつかまつる
こんばんは!
お仕事、もしくはお勉強お疲れ様です
僕の小説があなたにとって、人生のスパイスになりますように!
本編へどうぞ!
「あーん。」
「僕、赤ちゃんじゃないから自分で食べれるよ。」
「あーん。」
「あ、おいひいね。もぐもぐ。」
「食べてないじゃん!」
「わかったよ。あむ。」
「きゃーーーん。かわいい!」
「顔わかんないじゃん。」
「行動が!」
「ふーん。ていうかさ、味同じなんだね。」
「どゆこと?」
「いやさ、僕異世界から来たからさ。」
「え?そうなの?寝泊まりどうするの?家来なよ。」
「それ聞いてる意味あるの?まあ、ありがたいけどさ。でも、ご家族さんに迷惑かけちゃうよ。」
「大丈夫!一人暮らしだから。泊まってきな。ゼロイチ〜」
「どうも〜」
「ポテトはどこ………ないじゃん!」
「あ、ごめん。食べちゃった!てへぺろ。」
「ポテト好きなのに!ていうかさ、てへぺろってなにさ、誤魔化しきれてないよ!」
「めーんご。」
「私の家行く?」
「いいけどさ。ちょっと待って、ここってバイトできないの?」
「あぁ、できるよ!ゼロイチ。」
「待ってて。聞いてみる。」
「きゃーーーん。は〜い。」
なぜか、嬉しそうなガラシャを横目に店員の前に立ったゼロイチ、場所は注文する所、所謂カウンターである。
「あの、すみません。」
「はい。ご注文ですね。お客様どちらになさいますか?」
「あ、えっと、違うんです。」
「もしかして………」
「え?」
「クレームですか?申し訳ございません。」
「いやー、先に謝られてもなぁ。というか違うし。」
「もしかして………」
「え?」
「お客様、裏メニューをご所望ですか?」
「だからぁ、僕お金もってないじゃん!!」
「失礼いたしました。申し訳ございません。逆募金は行っておりません。」
「へぇ、いや知らないけどさ。真面目に稼ぐよ。」
「頑張ってくださいね。お次でお待ちのお客様〜」
「ちょっと待って!!ここで働きたいんです。」
「な・る・ほ・ど、店長〜」
「どうしたんだい?坊や。」
「大学生です!アルバイトとかってやってないんですか?」
「君、何歳だ?」
「12歳ですけど…」
「断る!」
「なあああにいいい!」
「帰ろっか!ゼロイチ〜」
「ふぁい」
こうして、ゼロイチとガラシャはキングドナルドを後にした。
次回までどうぞよしなに!