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सरस्वती 僕と〇〇〇のターラ  作者: ARATA
一と言って二とない
6/60

第六話 KIИG D○ИΑ﹂:ᗪ

サブタイトルはキングドナルドと読みます。

なんでしょうね?さて、なんでしょう。


では、本編をどうぞ!




「ちょっと、ゼロイチさキングドナルドでハンバーガー買ってきてよ。」


この女、人使いが荒い………否めないゼロイチ。


「あっ、こっちにもあるんだ。いいけどさ、何がいいの?」


「なんでも〜」


そして、気分屋である。


「じゃあ、ビッグキングでいいね?」


無難に人気メニューを選択するゼロイチ。


「え、それは違う。今、その気分じゃない。」


「え、じゃあ何がいいの?なんでもいいって言ったじゃん。オシャ・フィッシュ?」


「ぷはは!女性人気のやつね。わかってんじゃん!まあ、違うけど。」


ああ、目眩がしそうだ。ゼロイチは女性を軽蔑している訳ではないのだ。男の子が故にわからないのだ。


「え?じゃあ、てりやきんぐ?」


「ずどん!なしなし!ダブルキング!」


「ずどん?まあ、いいか。お金どうするの?」


「私が払う。」


そこは払ってくれるのか!と、ゼロイチは、ない顔で、表情を露わにする。


「心からの感謝を!」


「御託いいから、買ってこい!」


「承知しました!姉貴!」







「買ってきたよ〜。ガラシャ。」


「きゃーーーん。ありがと。」


めっちゃ棒読みじゃん。と、ゼロイチ。ガラシャは触れなかったが、ゼロイチはずっと気になっていた。ガラシャの頭が500円になっているのだ。ひょっとして、ひょっとするのだろうか。

つまり、価値=頭の金額=自分の持っている硬貨や紙幣の金額という計算式が、頭の中で成り立っていたゼロイチ。

ただ1つ奇妙なのは、価値=金額?となってしまうのだ。どうも不思議だ。

ダブルキングというのは、キングドナルドの人気商品で、ハンバーガーに肉が2枚とチーズが2枚入っているものだ。

ここで、ゼロイチは驚かされる。目の前の硬貨、いやガラシャがハンバーガーを頬張っているのだ。ハンバーガーが、みるみるうちになくなっていくではないか。おかしい。可笑しい。お菓子。いや、ファストフードである。ファストフードがあるなら、反対にスローフードはあるのだろうか。と、ゼロイチは考える。まあ、あるのだが。

スローフードと言っても、単純に料理の出る時間が遅いわけではなく、ファストフードの反対に位置し、ざっくりと言うなれば、郷土料理である。以下略。

さてさて、話が逸れてしまったが、ゼロイチは、ガラシャの突然の発言に、反旗を………いや、反感を………抱かなかったのである。

次回までどうぞよしなに!

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