第四話 名前はゼロイチ
最近、某ハンバーガーショップで朝なんたらというものを食べました。非常に美味です。
でも、美味って不思議ですよね。美しい味だなんて、味覚を視覚で捉えているんですよ。
まあ、それはいいとして。美味しかったです。
あ………
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「テレテッテテテテレッ、テュウンテュウンテュウン。」
「え!スーパーマニオブラザーズ?いいな僕もやりたいな!」
「何をしておる金。そうね、勇気のある子。名前をまだ、聞いてなかったね。名前は何金?」
「零に一と書いてレイイチだよ。この名前好きじゃないんだ。僕が10歳の頃、よくバカにされたんだ。ゼロイチって小学校のみんなから呼ばれてたよ。恥ずかしかった。だって、キラキラネームみたいじゃないか。それにほら、10って反対にしたら、ゼロイチになるでしょ。いつまで、10歳なの?とかさ、反対にしなかったらいつまでも幼児だな。とかさ、日本語わかりまちゅか?とか聞かれたっけ。そんなわけで名前でバカにされたんだ。だから、ぼくはこの名前が好きじゃないんだ。」
「ゼロイチ君金。」
「あ!ターラ!今言ったじゃないか!その名前で呼ばないでくれよ!」
「ゼロをイチにする。それが君金。」
「初めてだよ。そんなふうに言われたのはさ。ありがとう。ターラ。でも、僕はまだ顔がないじゃないか!いつお金を手に入れられるんだ!これじゃゼロイチじゃなくてゼロゼロだよ!なんとかできないかな。」
「これから、なんとかする金。ゼロゼロ君。」
「あー!ゼロイチだ!って、レイイチだよ!頼むから、覚えてよー。それにしてもさ、ターラって由来とかあるの?」
「講義が始まってる金。行く金。私は、隠れる金。」
「え!無視!?僕、泣きそう。そういえばさ、さっきも思ったんだけど、どこに隠れてるの?ターラ。」
「影金。それと、きっと貯金箱や財布、銀行などと友達になるかも金。でも、ゼロイチは出費や借金からは遠ざかりたいと思う金。。そして、ゼロイチは投資や節約などの人々と一緒に時間を過ごすことを好む金」
「えっ、どういうこと?影に隠れてるだ!―――なんか吸血鬼みたいだね。あ、隠れちゃった。」
ターラの正体が気になるゼロイチ、テレビから出てきた時は、超常現象や、オカルト、宇宙人の類だと考えていたが、何かの本で、吸血鬼は、影に隠れることを覚えていたようだ。だが、吸血鬼はテレビから出てこないのだ。ターラという名前に子がつかないことに、ゼロイチは酷く驚いた。
「あ、始まってるね。なんの講義だろう。というか、そもそも講義ってなんだろう?授業より難しそうだな。」
「いいですか!皆の衆。行動を起こし、失敗をして、小さな傷をつける。その積み上げによってしか、人間は変わることはできません。もっと、行動しなさい。もっと失敗しなさい。失敗を恐れれば、失敗します。失敗ついて、考えなくてよいのです。考えるべきは、成功した自分の姿です。」
ゼロイチは、講義室に入っていくと熱い口調で、何かを言っている教授に出くわした。講義室を見てみると、一円玉の頭や、十円玉の頭、なかには、500円の頭をしている学生がいた。
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次回までどうぞよしなに!