第三十三話 SSバーガー
みなさんこんばんは。
本日もお疲れ様です。いつもありがとうございます。
では、本編へどうぞ!
「でさ、このハンバーガーはどうやって作るの?」
ゼロイチは、左甚五郎とルミに聞いた。
「さては、SSバーガーを知らないな?ゼロイチ!」
「うーん。スーパースーパーバーガーじゃないの?」
あてずっぽうで言ってみるが、左甚五郎もルミも笑いを堪えきれなかったようだ。
「あっはっは!違うな!セルフセレクションバーガーだ!自分で選ぶんだよ。ほら、ここにチェックシートがあるだろう。」
「え、なにこれ。」
ゼロイチは、左甚五郎の持っている物をみた。チェックリストのようなものがあり、具材が書かれており、左に四角があった。おそらく、ここにしるしをつけて、具材を選択し自分だけのハンバーガーが作れるのだろう。同じような説明をルミがゼロイチにしていた。
「凄いや!これ!画期的だね!何にしようかな。」
「お客様初めてですか。すみません。説明が遅れました。当店のSSバーガーをご注文頂き誠にありがとうございます。こちらのシートにチェックをつけてオリジナルのバーガーをお召し上がりください。また、当店には豊富な種類のシェイクがございまして、味の種類は、バナナ、バニラ、ストロベリー、ショコラ、レモン、ヨーグルト、オレンジ、コーヒー、抹茶、ほうじ茶、キャロット、ピアー、ウォーターメロン、ドラゴンフルーツがございますので、そのなかからお選びください。」
「あ、ありがとうございます。」
その、店員をよく見てみると、名札にパトラと書かれており、名札の上側には店長と書かれていた。
「えっ!店長なんですか?」
「はい。私が店長のパトラでございます。」
キングドナルドの店長こと、パトラは、黄色い瞳をしていた。髪は黒く、眼鏡をかけている。頭に、赤い色のホワイトブリムをつけている。これもまた、特徴的なのだが、キングドナルドの制服は黄色と赤がモチーフのため、黄色いシャツに、赤い足元まであるエプロンをつけていた。
また、右手には注文されたハンバーガーの乗ったお皿を持っていた。
「私はこれで・・・」
「ありがとう店長さん!」
次回までどうぞよしなに!




