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सरस्वती 僕と〇〇〇のターラ  作者: ARATA
一と言って二とない
20/60

第二十話 風呂でフロー

今日があなたにとって素晴らしい一日になりますように!



では、本編へどうぞ!




 ゼロイチとガラシャは、銭湯に来ていた。ゼロイチが脱衣をし、温泉に入っていくと裸体の女性たちが大勢いた。女性たちは、ゼロイチに目を奪われていたが、ゼロイチはその広さに、驚いていた、家では、鉄砲風呂なのだ。狭いったりゃありゃしない。すると、横にいるガラシャが、手を握ってきた。


「体洗いっこしよ!」


「え、あ、うん。」


 ゼロイチは、深く考えていなかったので、承諾してしまった。

 ゼロイチは、ガラシャにゴシゴシと体を洗われていく、これがまた、気持ちよく、自分でやるのとは違うと確信した瞬間でもあった。


「痒いとこない?しっかり洗わないとね!」


「ないよ。ありがとう。」


 ガラシャが一通り終えると、ゼロイチの番である。ゼロイチは少しめんどくさいと思ったが、仕方なくガラシャの体を洗うことを決意した。女性の肌は、滑らかで、すべすべ、節々が柔らかく、男性の体とはまるで違っていた。ゼロイチは隅々まで洗った。ガラシャは、何も言わずに、ゼロイチが桶で泡を流すと………


「また、来ようね!」


 と、一言だけ言ったのだ。ゼロイチは頷いた。


「私、露天風呂行ってくる!」


「行ってらっしゃい。」


 ゼロイチも露天風呂が気になったが、謎の黒い部屋が常設されており、ガラシャとは、別行動をとった。

 扉を開けて、中に入ってみると、その部屋のようなものは特別暑く、女性たちが、苦しそうな表情を浮かべながら、座っているではないか。ここは、何の部屋なのだろうか。


「おお!ゼロイチ、サウナに来たのか。あっはっは!」


「はい。ジンゴールさん。」


 誰かと思えば、左甚五郎である。怪力のため、筋肉質な体つきをしているのかと思えば、丸みを帯びた体をしており、裸体も女性らしいものだった。

 サウナ、全体が木製でできており、座ったところから、絶景の景色が一望できた。素晴らしい景色だと、ゼロイチは思ったが、尋常でない暑さであり、左甚五郎も汗だくであり、一滴一滴としたたり、落ちているのが、ゼロイチでもわかった。


「知ってるか。ゼロイチ、サウナには、血流促進、肌荒れ・ニキビの改善、自律神経の調節力を高める、ダイエット効果、疲労回復効果、リラックス効果、安眠効果がある。あたしゃ、よく水風呂に入るんだが、これにより、体が『整う』のよ。後で水風呂行くぞ!」


「―――はい。」


 ゼロイチは今にもきつそうである。

次回までどうぞよしなに!

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