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सरस्वती 僕と〇〇〇のターラ  作者: ARATA
一と言って二とない
10/60

第十話 目がねぇんですよねぇ…メガネだよ!

お疲れ様です!


いつも、ありがとうございます。


その場で、スクワットを十五回してみてください。


疲れがとれますよ!



では、本編へどうぞ!




「どこで手に入れた金?ゼロイチ。」


「おお!ターラ!どこでって、これのこと?なんか、セーターに引っかかってたからさ。え、嘘!ターラってこんなに美人だったっけ?それになにこれ、メガネのレンズに∞って書いてあるよ。なんだろう。」


「あ、ガラシャちゃんが来た金。隠れる金。」


「ゼロイチ〜なにしてんの〜?きゃーーーん。目がないじゃん!」


「そうなんだよね、目がねぇんですよ…メガネだよ!」


「へぇーメガネ似合うじゃん!よっ眼鏡男子!まあ、顔見えないんだけどね。」


ガラシャは聞こえるか聞こえないかの声量でゼロいじりをした。


「ん?まあ、いいや。持ち上げても何もしないよ。え、ちょっと待って、これがガラシャ?」


メガネで見てみると、ガラシャは黒髪に青い瞳をしていた。言葉には出さずとも、ゼロイチは美しいとさえ思った。だが、ガラシャはというと………


「ああん?」


この女………キレるのだ。


「へ、へぇ、怖いいね。」


「どゆこと?」


「なんでもないよ。いいって意味だよ。」


「ふーん。え?怖いっていってるじゃん!へんなの。ほら、いこ!」


「あ、うん。お邪魔しまーす。」


「ただいまでいいのに。今日からゼロイチの家なのに。」


「あ、うん。ただいま。」


「おかえりなさい。あなた。きゃーーーん。間違えちゃった。ゼロイチ。」


「急にどうしたの?」


 なぜか、黙る。ガラシャ。


「大丈夫?」


「いや、そのね、なんでもないの。」


 ガラシャは、うつむいたまま、十字架のネックレスを少し強く握りしめる。


「・・・ロゴス。」


「ん?今何か…」


「私お風呂入ろっと!」


「あ、うん。本当に大丈夫?」


「もう大丈夫だよ!」


「そっか。」


 ゼロイチは、さっきの行動の意図がわからなかった。目的は何か。どのような意味があるのか。わからなかったのだ。ただ、純白の肌に、青い瞳が見えていることで、ガラシャに対する気持ちが変わり始めようとしていた。


「えっと、その。」


「なに?ゼロイチ。」


「僕、お風呂洗ってくるよ。」


「ありがとう。じゃあよろしく。」


 ガラシャに説明を受け、ゼロイチは風呂場へと向かう。先程からゼロイチは思っていたのだが、ガラシャの家はレトロな雰囲気なのだ。ゼロイチは少し、嫌な予感がしていたのだ。


「おうっと、これは………」


 鉄砲風呂であった。鉄砲風呂とは昭和時代の風呂であり、木の風呂桶のなかに『鉄砲』と呼ばれる鋳鉄製の筒を入れて、その筒の中に上から薪などの燃料をくべて湯を沸かす風呂を指す。


「やってみようかな。」

鉄砲風呂に関しましては、現物は見たことはあるのですが、使用したことはないですね。

一度、入ってみたいですね。やけどしないといいですけど(笑)


次回までどうぞよしなに!

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