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東京陥落(プロットその6)  作者: 東京陥落プロットその6
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海自ヘリ誤射、大宝寺奥の手投入!

海自ヘリ誤射、大宝寺奥の手投入!自衛隊部隊陣地地域混乱状態!戦闘開始!

横浜駅前広場から出発しようとするクーデター部隊を迎え撃つべく部隊を展開させようとした第一師団を中核とした陸上自衛隊東部方面隊は思わぬところから攻撃を受ける。陸上自衛隊の装備に無知無理解なパイロットが操縦する海上自衛隊館山航空基地所属のヘリによるミサイル攻撃を受けたのだ。味方のはずの海自から攻撃を受けた三十五普連三中は戦力のみならず士気も大きく喪って戦力外となり、予備部隊に回されていた一中が代わりに配置されることとなった。しかし突然の配置変更に加えて命令無視の私戦行為をした一中に対する首相の不信感は強く、弾薬の補充を渋った。官邸からの現場介入もあって弾薬の補給が遅れ、特に対戦車弾薬については一中に一切補給されなかった。このため一中隊長は手製の火炎ビンなどの現地で入手できるもので対処せざるを得なくなった。(そしてこのことも事件後に所属隊員の刑事訴追の原因となる。)

国道1号線に簡易的な陣地を構築して布陣する自衛隊部隊に対し大宝寺の奥の手が出された。アジアの各地域から甘言と現金を使って人足を集め、彼等の一部に武器を持たせて自衛隊の陣地地域に乱入させ、混乱に陥らせることだった。非武装の浮浪者がライブ映像で流されると「弱者の味方」を自称する首相はまたしても現場介入、最前線の自衛隊部隊に射撃禁止命令、浮浪者の保護命令を出す。浮浪者の一部に武装している者がいるとの報告にも一切耳を貸さなかった。浮浪者の先頭が自衛隊陣地地域に侵入して部隊が混乱状態になったところでクーデター部隊の戦車砲が浮浪者もろとも自衛隊陣地をぶっ飛ばした。この発砲により自衛隊部隊も反撃を始めるがまたしても首相自らの現場介入となる発砲禁止命令が出される。陣地地域に浮浪者が殺到して大混乱になれば戦車の突破阻止は不可能と判断した三十五普連一中隊長は発砲禁止命令を無視して浮浪者の射殺を下令、KZ(対機甲撃破戦闘地域)発動させた。

ついに大宝寺のクーデター部隊と自衛隊の最終戦が始まった。史上最「狂」の「無能な味方」に邪魔ばかりされる自衛隊部隊は大宝寺の暴走する狂気を止められるのか?

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