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私の心の隙に付け込んでくる男。

作者: 七瀬





私の名前は、『河合 愛菜』22歳で和菓子屋で販売の仕事をしているの!


実は、、、?

私には、ずっと“片想い”をしている彼がいるわ!


出会いは、、、?

私の女友達からの紹介。


・・・といっても、みんなで遊びに行くような仲だったのだけど、、、?

やっとの思いで、私と彼は付き合う事になって。


私は、ずっと憧れていた彼と付き合えて浮かれていたのかもしれない!!!


彼と、付き合って直ぐに同棲を始めてから分かった事があるの。

それは、女癖が悪いのと夜遊びにお酒癖まで悪かったのよ。



ヒドい時はね、、、?

彼が外で夜中、飲み歩いているのか? 何処かのお店の女の子を私と一緒に

住んでいるマンションまで連れて帰って来た時はびっくりしたわ!


『ただいま~帰ったよ~』

『おかえり~  えぇ!? この女性ひとは、、、?』

『なーんだ! テッチャン、彼女いないって言ってたじゃない! 嘘ばっかり!

もう、わたし帰るからね! 後は、お願い!』

『あぁ~送ってくれてありがとう~』

『・・・・・・』




次の日、朝彼が起きた時に昨日の女性の事を聞いてみたら、、、?


『えぇ!? そんな子いた? 俺は全く覚えてないよ~』

『でも、どこかのお店の女の子でしょ? 何処のお店の女の子なのよ!』

『・・・だから、知らないって! 俺は酔ってたし!』

『いい訳はいいから! 正直に言ってよ!』

『だから! 本当に俺は知らないんだって! 信じてくれよ、愛菜!』

『・・・そんなの信じられる訳ないじゃん!!!』

『___愛菜、』



あんなに好きだった彼とは、、、?

___1年で終わってしまったわ!


大好きだったけど、彼の浮気や夜遊びが私には耐えられなかったの。


何度も何度も、私は彼に、『女遊びも夜遊びもお酒もやめて!!!』

私が彼にそう言うと、彼は決まってこう言ったわ!


『そんな俺を選んだのはお前だろう! これぐらい我慢しろよ!』

・・・ってね。




___だから、私は仕方なく彼と別れたの。

彼は、これからも女遊びも夜遊びもお酒もやめられないわ!

もう、性格の一部になっているのよ!


一生! 彼はこのままずっとこうして生きて行くんだわ!



___私は彼と付き合った事で、心がすり減っていたわ。

彼と別れたばかりの私は、もう何を支えに生きて行けばいいのか、、、?

ずっと、悩んでいたの!



そんな時に出会った男性ひとがいるのよ。

彼の名前は、『八木 奏太』35歳で一流企業の営業マンなの。



私は、彼の優しい言葉に酔いしれていたの。

私の心の隙に彼が上手く入り込んでしまったのよ。




私は、この男性ひとと付き合った事で心が更に崩壊していったわ。


『なあ、愛菜! 悪いんだけど、おれに10万円でいいんだ! 貸してくれ

ないか、、、?』

『___えぇ!?』

『おれの営業先の人が怪我して、いろいろお見舞いに使うお金が10万円ほど

いるんだよ! おれの仕事は、取引先が大事だからさ! いい加減なモノなん

か渡せないだろう! 給料が入ったら、直ぐに愛菜に返すから! 頼むよ!』

『・・・ううん、分かったわ!』

『ありがとう~愛菜!』




初めて、彼にお金を貸した時は直ぐに私に10万円が返ってきたから。

私は彼を完全に信用しきってしまったのよ!


・・・でも、そのうち、、、。


何度も何度も、こんな事が続いて。

私は、彼が一流企業の営業マンでしかも、優秀な人材だと聞いていたから!

なんの疑いもなくお金を彼に貸していたの。


私は節約家で、趣味も“貯金”だったから、彼に言われたお金は簡単に貸せた

のだけど、、、?



・・・そのうち、金額も大きくなっていって。

私の貯金も底をつきかけていたわ!



そんな時に、彼が悪魔の囁きをしたのよ。


『おれに貸す、お金がないなら? イイお店紹介してやるよ!』


私は、彼にそう言われてそのお店で働きだしたわ。

___それは、夜のお店だった。


私が、働いて稼いだお金は全て彼のところにいってしまったわ。

少ないお金で、私は何とか生きていたように感じる。


ふっくらしていた私の体も、彼と付き合いだしてからは、、、?

1年で18㎏も痩せたのよ。


顔は痩せほけて、肉もついていない!

ガリガリの体になってしまったわ。


それでも、彼は私からお金をむしり取っていったのよ!



私は、ようやく友達に彼の事を相談してやっと彼と別れる事ができた

のだけどね、、、?


後で、彼が何者か? 分かった事があるのよ!

それが彼は、、、『サイコパス』だという事。



私の心に隙ができて、彼にその事を見破られてしまったみたい。

だから、こんな目に遭ってしまったのかもしれないわ!




今は、少し落ち着てこれからの私の人生を見つめ直そうと思って

いるところよ。






最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言]  落ち込んでいるときほど、悪いことが連鎖するような気がします。
2019/10/17 22:16 退会済み
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