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最強騎士だったけど転移したらニートだった件 (仮)  作者: さいだー
いざ城へ

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考察

寝るとは言ったものの寝付けずに寝たふりをして考え事をしていた。



ネムとノエルはすでに馬車の中

ひそひそ聞こえていた話声も聞こえなくなったのでどうやら眠りについたようだ。





それにしてもなんで、誰が俺達をこの小屋に来るように仕向けたんだろうか?



王様が俺達に用があって召還したのなら

もし俺ならこんな回りくどい事をしないで

自分の目の前に召還する。


またそれが難しいのなら小屋を経由させないで直接城に向かえと指示をする。



もしこの小屋を経由させた事そのものに意味があるのなら


セイラも関係者の可能性があるな


凄い信心深かったし、この国の王族は神の子孫だとも言っていたからあり得る話ではある



でもそう結論付けようにも1つイレギュラーがある。

そうkの存在だ。



彼はこの小屋を知っていて俺を導いてくれた。

それならばkも関係者でなければならない。


なのにセイラはkを知らない感じだった。


もしや2人は別の組織の人間なのか‥?

だったらなんで同じ場所に導いた?



考えれば考えるほど謎が深まるばかり‥‥‥




なぜか俺の前にしか現れない

そして急に姿を消す。

二日間一緒にいた間も自分の事は全く話したがらなかったし


町に入るのを拒み

人との接触を極端に嫌った。



ノエルはkの事を俺の『妄想』だと言ったが

これじゃあまるで俺が幻(・)覚(・)でも見てるみたいだな‥‥‥


「はあ」

思わずため息がこぼれた。


どちらにせよ状況から考えるに城を目指すのが一番のような気がする。




明日の朝になってセイラが戻って来ていなかったとしてもだ‥‥‥


――――――――――――――――――――――――――――――――――








騒々しい話し声で目が覚めた。

いつの間にか眠ってしまっていたらしい。


地平線の向こう側が明るくなってきてるのが見える

もうすぐ夜明けのようだ。



上体を起こして簡単なストレッチをして体をほぐす。


地面に薄い布を敷いてその横になっていたから

とても体が強張っているのだ。



騒々しい話し声の主はノエルとネムだと思うのだが‥‥‥



最初はただのガールズトークでもしているのかと思って聞かないようにしていたのだが


どうも話の様子がおかしい。


「ノエルちゃん‥やっとだね‥!

がんばれ‥!」

とか


「やっと産まれる!」

とか


16歳の女子2人がするにはヘビーな内容の話をしているのだ‥‥‥



うーん

なんか嫌な予感がする。


普段の俺なら間違いなく覗くのだが

この日ばかりはまず声をかける事にした。



「あのお二人さん‥?


なんの相談をなさってるんですか?」




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