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第八話

あっけなく、冬樹が吹っ飛んで自分達が本当に助かったのかいまだに混乱している香織。


しかし、いつまでもオロオロしているわけにはいかないので、ようやく迅雷に話しかける。


「えっと、助けてくれてありがと・・・」と目も顔も赤くしつつ言う香織。



「うん? ああ、別にいいよ。

 仕事だからね。」



「仕事?」


香織はその言葉に反応する。


対して、迅雷。

「あ~、まっ、後で分かるよ。」


「ふ~ん。」


香織はまだ納得してないようだが、とりあえず無視することにした様だ。


「ところで、アレどうすんの?」

と指差す香織。


その先には黒焦げになった冬樹がいる。


「彼氏をアレ呼ばわりするって・・・」


「カッ、彼氏じゃないわよ!!」香織はまたもや泣き出しそうである。


なんとなく、泣き顔が可愛い。


「・・・ま、ギルドの連中が回収すんだろ。」


「ギルド・・・?」


「それも後で分かる。」


「そればっかりね・・・」

香織は不満そうな顔をしつつ、迅雷を見る。


「とりあえず、一つ目の依頼は完了したから・・・


 二つ目に移らなくちゃな・・・」と迅雷。


「二つ目?」


「ああ、神崎さんの家に行く事だよ。」



「ふ~ん。

 

 私の家ね~。


 ・・・・って、私の家!?」



「ああ、そうだよ。」


「そんな、私、まだ心の準備が・・・」



「お前は何を想像してるんだ・・・」


呆れ顔の迅雷。



この時、香織はまだ、この後、自分がどうなるか想像出来てなかったのである・・・・。

さぁ、いよいよ次回から魔術師の世界に突入(予定)です・・・


頑張って書いていきます!

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