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第三話

「そんじゃ、二人とも、とりあえず自己紹介してくれやー」


担任はそういって二人に顎で促した。


冬樹ふゆき けんだよー

 皆、よろ~。

 特技はー、う~ん、女子に告白したら絶対オッケーしてくれるってことかなー。」


冬樹の外見は、髪は茶髪で、短い。

顔は野生児といった雰囲気があるが、よく言えば、まぁ男らしい感じのイケメンだ。


そして、この自己紹介にクラスの反応は・・・、


「キャー、かっこいいー」とからかいの意味で叫ぶ女子がいれば、


「うおー、アニキ、俺にもそのテクニックを教えてくれぇぇー!」と叫ぶ男子もいた。



そして、もう一人の男子が自己紹介する。


迅雷じんらい せんです。

 趣味は・・・、読書です。

 特技は・・・、特に無いです。

 皆さんよろしく。」


迅雷の外見は、髪は色が黒で肩まで伸びているが、前髪は少し短めに切ってある。

雰囲気は静かな感じだが、悪く言えばちょと暗く、よく言えば、クール系といった感じだ。


しかし、変わっているところがあった。

それは、両手の指、全てに銀の指輪が嵌っていて、しかも、両腕にも銀の腕輪があった。

さらに首には銀のチョーカーがあった。


そしてのクラスの反応は・・・


男子は、その外見にポカーンと口を開けており、


女子は男子と同じ反応している人がいれば、顔を赤くして俯いている人がいた。



しかし、この時、別の反応をしている人がいた。

香織だ。


彼女は、彼を見た時、悲しい雰囲気を醸し出している事に気づいたのだ。


(なんか、すごく彼が儚げに見える・・・)


そんな風に様々な反応の中、担任が


「そんじゃ、二人とも席に着いてくれ。

 

 冬樹は神崎の後ろの席で、迅雷は一番後ろの窓際の席な。」


そして、二人は自席に向かっていく。


冬樹は、自分の席に着くと、香織を後ろからチョンチョンと叩いた。


香織はその行動で先程の思考を中断し、冬樹を見た。


冬樹は、


「神崎さんだっけ?


 うーんと、これからよろしくー」


それに対し、香織は


「うん、こっちこそよろしく、冬樹君。」



「そんな、堅くなくていいよ、

 普通に健でいいよ。」


「そう、じゃ、健君よろしく~」


「うん、あと・・・」と冬樹は言いづらそうに下を向いた。



「んっ?」香織は怪訝そうな顔で冬樹を見た。


「えっと・・・


 後で、昼休みに屋上に来てくれないかな・・・

 その話したい事があるんだ・・・。」


「えっ・・・」


その時、香織が返事をしようとした時、担任が



「おーい、仲良くするのはいいが、そういうのは休み時間にしろよー。」


といって、遮った。


香織はその時、とりあえず軽く首肯して冬樹に承諾した。


そして、前を向こうと首を捻った時、迅雷が足を組んで、腕を付きながら遠い目をして窓の外を見ていたのを視界の端で捉えた・・・。

やっと、第三話更新・・・


これからも、頑張ります!!

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