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第十五話

「ところで、香織、イギリスに着くまで、少し魔術について話をしたいと思う。」


「うん!!


 お願い。」


香織は初めて魔術について聞かされるせいか少し目を輝かせていた。


「うん。


 まず、魔術には、属性がある。


 それは、火、水、土、風、雷、光、闇、治療、無。


 一応、こんな感じに分かれている。


「ふ~ん。


 光と闇と治療と無がちょっと解らないかな・・・。」と香織。


「ああ。


 それぞれの属性には、相手と闘う時、相性、つまり、効果が良いとかそんなのがある。

 

 光の場合、闇に対し、効果がある。

 けど、闇の場合、火、水、土、風、雷に効果がある。

 でも、光に弱い。この光と闇は才能がないと全く使えない。あと、使えたとしてもどちらか片方だけしか普通は使えない。


 それで、治療の場合、これはほとんど文字通り医療に関する魔法。

 でも、現代の医学を理解してないと使えなかったり、才能自体がないとあまり使えない。

 だから、魔術師でもこれを使える人はほとんどいない。


 それで、最後は無なんだけど・・・

これは、基本的に誰でも出来る魔法。


 具体的には、物を浮かせたり、移動させたりとか、さっき言った属性以外の魔術もこれに分類されるよ。


 あっ、後、火、水、土、風、雷は五大要素という。」


「ふ~ん、五大要素は誰でも使えるの?」


「うん。

 基本的には誰でも使える。


 でも、威力が強い上級の魔術とかは才能がある程度必要かな。」


「そっか。

 

 分かったよ。」


「後は、前にも言ったけど、術自体が小規模でも、込める魔力によってその威力が格段に変わる。

 だから、上級の魔術を放っても、魔力が多いだけの人が放った下級の魔法に負ける事もあるよ。


 香織の場合、魔力はけっこうあるから、魔力自体のコントロールとか術の詠唱とかそういうのを練習した方がいいと思う。


 後、術なんだけど、魔術っていうのは、イメージで発動させる。

 だから、詠唱とかは覚える必要はないんだけど、詠唱をするとその人のイメージをより正確にさせるし、楽に発動が出来る。


 まぁ、でも中には、詠唱自体の短縮とか無詠唱とかやる人もいるな。


 とりあえず、基本的な事はこれくらいだし、後はおいおい話すよ。


 それじゃあ、俺は寝るからお休み~。」



「うん。


 解りやすかったよ。ありがと、迅雷君。」


「あっ、そうそう香織。


 俺の事も迅雷じゃなくて閃って呼んでくれ。

 堅苦しいのはあまり好きじゃないんだ。」


「えっ・・・


 じゃあ・・・


 閃君、お休みなさい・・・」と香織は顔を赤くして答える。


「うん。お休み。」



そんなやり取りがあって二人は飛行機の中で眠りにつくのだった。

前から、曖昧だった魔術の説明を入れてみました・・・

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