表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/28

第十四話

「まもなく、五番ゲートにてイギリス行の飛行機が離陸します。


 御搭乗されるお客様はお急ぎください。」


空港になんとも素っ気ないアナウンスが流れる。



「ほら、迅雷君。


 そろそろ、時間だから行かなきゃ。」


と、ゲート近くのベンチで眠っている迅雷を起こす香織。



「zzz・・・


 むにゃ、あと一時間・・・」



「あと、一時間も寝たら飛行機行っちゃうよ~」香織は少し半泣きになりながらりながらも迅雷を起こそうとする。


そうしてるうちに、


「ただ今、イギリス行の飛行機が離陸いたしました。


 次の便は明日以降となりますのでご注意ください。」


と、まぁ、飛行機が行ってしまう。


「迅雷君~。


 飛行機行っちゃったよ、どうすんのよ!!」香織が怒り出して、ようやく迅雷が起きだす。


「ふぁ~あ、


 よく、寝た・・・。」と迅雷が欠伸をしながら応じる。


「あなたね~。


 明日迄、空港に野宿とかシャレにならないわよ!!」


しばらく、迅雷は口を開け、ポーとしている。


「ちょっと、本当にどうすんのよ・・・」


「ん、ああ、俺らはあの飛行機には乗らないから大丈夫だよ。」と、ここでようやく迅雷がまともな反応をする。



「はっ?」


「だって、そうだろ俺らがあの一般客が混ざっている飛行機に乗ってたら、何が起きるか分かんないし・・・。」



「まぁ、確かに・・・」



「てことで、行くぞ。」


「えっ、だって飛行機行っちゃったじゃん。」


「いや、だから俺らは別の飛行機に乗るんだよ・・・。

 

 まぁ、いいからついてきて。」と言って迅雷は立ち上がり、空港の奥に行きだす。


「ちょっと、待ってよ!!」香織は慌ててそれについていく。



ようやく、空港の奥まで着き、迅雷は目の前にある扉を開ける。


すると・・・


「お待ちしておりました。


 迅雷様。」といかにも執事っぽい爺さんが迅雷達を迎える。


「ゴメン。


 待たせちゃったかな、まだ、十分前だと思うけど・・・」


「いえ、そんな事はありませんよ。


 ところで、そちらの美しい御嬢様が迅雷様の弟子になられる方ですか?」


「そんな、美しいなんて・・・」と香織は顔を赤くして悶えてる。


迅雷はそれを無視して、


「ああ、そうだよ。


 それにあの神崎さん達の一人娘だよ。


 香織、こちらは佐渡 仁(さわたり じん)さん。


「初めまして。神崎様。


 神崎様の娘様なのですか・・・


 確かに、あのお二人に似ていますな・・・。」


「お父さん達を知ってるの?」


「はい。

 

 私も大変お世話になりましたから。」


「ふ~ん。

 そうなんだ。」


香織はどことなく嬉しそうだ。

きっと自分の両親が褒められて誇らしいんだろう。


「まっ、そろそろ行こうか。」と切り出す迅雷。


「はい。そういたしましょう。」


とさらに奥に向かう二人。


香織もそれについていく。


そして、迅雷達の行く先にあったのはファースト・クラスの様なかなり豪華な席だった。


「えっ、私達、これに乗るの?」


「ああ。」


「他に乗客はいないの?」


「いない。


 だって、これ俺の自家用機だし。」


「はっ?


 もう、なんか突っ込むのも疲れたわ・・・。」



「まぁ、いいや。


 とりあえず、明日の朝には着いてるから。

 お腹が減ってるなら、佐渡さんに言って。


 後、他にも何かあるなら、俺か佐渡さんに言って。」


「うん。分かった。」


そして、二人はいよいよイギリスに向かって動き出すのであった。

昨日は更新できなくてごめんなさい・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ