あとがき
お時間のある方のみおつきあいください。
こんにちは、安芸です。
嘘キス 全三話 完結です。
少しはお愉しみいただけましたでしょうか?
この小話は、震災関連のある本を読んで、生まれた物語。
エピソードを簡単にご紹介すると、震災当日、妊婦さんが帰宅途中でうちへ帰れなくなり、通りかかった若いカップルに声をかけられたそうです。彼氏の家が近いから泊ってください、と。そこで鍋をごちそうになり、ベッドまで譲られる親切を受けたそうです。
この本を読み、とっても感動して、思わずもらい泣きしてしまいました。
若いカップル……どんな彼氏彼女だったんだろう。
考えても、ただ普通の恋人同士としか、思い浮かべることしかできません。
普通に、おなかの赤ちゃんを心配して、身重の女性を気遣ったのでしょう。
そんなふうに色々思いめぐらせていたら、現代恋愛ものが書きたくなりまして。
大恋愛の末――というのではなく、人間なにがきっかけで縁が結ばれるかわからない、というような、お話をお届けしたくなったのです。
いつも私のつたない物語にお付き合いいただきましてありがとうございます。
たくさんの感謝を込めまして、お礼申しあげます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
安芸でした。
ありがとうございました。