放課後スコアガールズ
放課後スコアガールズ
白鳥 泉紀/151cm/52kg/B92-W60-H84/A型/08.06生
気仙 晴梨/163cm/50kg/B88-W64-H84/O型/09.01生
大盛 彩玖良/151cm/47kg/B73-W61-H79/O型/09.23生
白沢 碧色/152cm/37kg/B76-W54-H82/B型/09.20生
松修 寿魅麗/155cm/43kg/B69-W59-H80/O型/08.04生
池添 水央/169cm/54kg/B97-W68-H87/O型/11.18生
溝尾 厘/160cm/61kg/B96-W64-H90/O型/09.27生
廣橋 令子/152cm/49kg/B86-W55-H80/A型/06.09生
大楠 季菜/156cm/53kg/B75-W63-H86/A型/06.25生
大部 夢果/155cm/43kg/B72-W56-H85/B型/12.18生
真夏の太陽が照りつける、県大会準々決勝。 相手は優勝候補の強豪校。だが、彼女たちの背番号にはそれぞれの矜持が刻まれていた。
01. 守護神と司令塔
「水央、低め! 相手の腰が浮くまで攻めていいわよ」
キャッチャーの溝尾 厘がミットを叩く。160cm、61kg。96cmのバストをプロテクターで締め上げ、どっしりと構える彼女の存在感は、チームの精神的支柱だ。
マウンドに立つのは、エースの池添 水央。169cmの長身から繰り出されるウインドミルは、97cmの豊かな胸をかすめるほどのダイナミックなフォームから放たれる。 「わかってる、厘。最後は私の『一番速いヤツ』で決める!」 ドォォン!という重低音とともに、バッターのバットが空を切った。
02. 鉄壁の内野陣
ショートを守るのは、チームのキャプテン廣橋 令子だ。152cmの小柄な体躯ながら、55cmの引き締まったウエストを軸にした素早い回転で、どんな打球も捌いていく。 「みんな、一死! 次も低めだよ!」
セカンドの大楠 季菜がグローブを叩き、令子の声に応える。53kgの安定した下半身で、センター前に抜けそうな当たりを間一髪でダイビングキャッチ。 サードには、151cmと小柄だがB92という驚異的なスタイルの白鳥 泉紀。A型らしい几帳面なポジショニングで、強烈なライナーを正面で受け止める。
そしてファーストの気仙 晴梨。163cmのしなやかな肢体を伸ばし、仲間からの送球を確実にアウトへと変えていく。
03. 疾風の外野陣
試合は0-1。1点ビハインドのまま最終回へ。 「まだ終わってない。……ここからが、私たちの放課後でしょ」 レフトの大部 夢果が、43kgの軽い身のこなしでベンチを飛び出す。 センターの松修 寿魅麗は、43kgのスレンダーな体型を活かした俊足で、守備範囲の広さを誇る。 ライトには、37kgと最も小柄で可憐な白沢 碧色。彼女のレーザービームが、追加点を狙う相手ランナーを三本間で刺し、逆転の機運を高めた。
04. 運命の代打
「彩玖良、行ってきな。アンタの『勘』を信じてるよ」 監督の指示を受け、バッターボックスに向かったのは大盛 彩玖良。 151cmの背丈以上に大きく見える彼女の構え。O型特有の勝負強さと、天性のミート力。
カァァァン!
乾いた音が響く。打球は外野の頭を越え、一気に逆転サヨナラのランナーが帰還した。 歓喜に沸くベンチ。砂まみれのユニフォーム。 彼女たちの「スコア」は、まだ書き込まれたばかりだ。
練習篇:砂塵と汗のシンフォニー
1. バッテリーの極限
ブルペンでは、エースの池添 水央が唸りを上げるボールを投げ込んでいた。 「水央、今のは浮いたわよ! 169cmの身長を無駄にしないで。もっと指先に体重を乗せて!」 キャッチャーの溝尾 厘が、プロテクターの奥から鋭い眼光を飛ばす。厘のB96という豊かな体躯は、投手のどんな暴投も受け止めるという安心感をマウンドに与えていた。
「わかってる……っ! 厘、次はライズで行くよ!」 水央が97cmの胸元をかすめるような激しい腕の振りで、白球を解き放つ。空気の層を突き破るような「シュッ」という音の後、厘のミットが「パンッ!」と乾いた音を立てて破裂した。 「……今のなら、全国の打者でも空振るわね」 厘の口元に、わずかな笑みが浮かぶ。
2. 内野の千本ノック
内野陣を仕切るのは、キャプテンの廣橋 令子だ。 「泉紀! 足が止まってる! 52kgの体重をしっかり低く落として!」 サードの白鳥 泉紀は、B92の身体を地面ギリギリまで沈め、令子が打つ強烈なノックに食らいつく。 「っ……まだ! まだ行けます!」 泉紀は砂まみれになりながら、A型らしい生真面目さで、一つ一つの捕球動作を反復する。
その隣で、セカンドの大楠 季菜が、令子と連携してゲッツーの練習を繰り返していた。53kgのしっかりとした下半身をバネにして、二塁ベース上で鮮やかなターンを見せる。 「季菜、トスが少し高いわよ!」 「ごめん! 次は修正する!」 実戦形式のノックは、気仙晴梨が守る一塁へ。163cmの気仙 晴梨が、長いリーチを活かしてワンバウンド送球を鮮やかに掬い上げた。
3. 外野のレーザービーム
外野では、37kgという驚異的な軽さを持つ白沢 碧色が、誰よりも速く打球を追っていた。 「碧色、右よ! バックホーム!」 センターの松修 寿魅麗が指示を飛ばす。寿魅麗は43kgのスレンダーな体型ながら、守備範囲はチーム一だ。碧色がフェンス際で捕球し、そのまま全身のバネを使ってボールを放る。
そのボールを中継するのは、レフトの大部 夢果だ。夢果はB型らしい自由な発想で、あえて不規則なバウンドを想定した捕球練習を繰り返している。 「あはは、今の取れちゃうんだ? アタシ天才かも!」 おどける夢果だが、その瞳は獲物を追う猛獣のように鋭い。
4. 打撃の「勘」と「力」
最後は、フリーバッティング。 「彩玖良、一発ぶちかましてやりな!」 チームメイトの期待を背負ってバッターボックスに入るのは、大盛 彩玖良だ。151cm、47kgと小柄ながら、彼女には「打球を運ぶ」独特のセンスがある。 「……来た」 彩玖良は、151cmの身体を独楽のように回転させ、池添水央の豪速球を捉えた。
快音。 白球は夕闇に消えていくかのように、センターのフェンスを越えていった。
練習後の静寂
「お疲れ様でしたー!」 全員の挨拶が、静まり返った学校に響く。 泥に汚れたユニフォーム、汗で張り付いた髪。 白鳥 泉紀は、B92の胸の鼓動を落ち着かせながら、水道で顔を洗う。 池添 水央と溝尾 厘は、まだブルペンで今日の配球について議論を交わしている。
放課後という限られた時間の中で、彼女たちはそれぞれの身体に、それぞれの「スコア」を刻み込んでいく。それは勝利への執念であり、仲間との絆の証でもあった。
終編:更衣室の不協和音
「ちょっと、水央!さっきの配球、何なのよ!」
沈黙を破ったのは、キャッチャーの溝尾 厘だった。B96の豊かな身体を窮屈そうにユニフォームから解放しながら、隣で肩を冷やしていたエース、池添 水央を睨みつける。
「何よ、厘。三振取ったんだからいいじゃない」 169cmの長身を丸め、アンダーシャツを脱ぎかけていた水央が、97cmの胸元を揺らして言い返した。 「結果論で語らないで!あの場面でライズはリスクが高すぎるって言ったでしょ。もし彩玖良じゃなきゃ、場外まで持っていかれてたわよ!」
「アタシが投げたかったんだからしょうがないでしょ!アタシを信じられないなら、もう投げない!」 水央がバスタオルを床に叩きつける。一瞬で部室の空気が凍りついた。
01. 飛び火する火種
「……二人とも、いい加減にしなよ。うるさいんだけど」 B型でマイペースな大部 夢果が、43kgの華奢な体を晒しながら、気だるそうに髪を拭く。 「夢果は黙ってて!外野だってそうよ、さっきの追い方、もっと詰められたはずでしょ!」 厘の矛先が夢果に向く。
「はぁ? アタシはアタシのやり方で守ってるし。文句あるなら令子に言えば?」 振られたキャプテンの廣橋 令子は、55cmの細いウエストに手を当て、溜息をついた。 「厘も水央も落ち着いて。……でも水央、今日の独断専行は確かに目に余ったわよ。チームプレーなんだから」
「令子まで……! もういい、帰る!」 水央が着替えもそこそこに部室を飛び出そうとしたその時、出口を塞ぐように白鳥 泉紀が立ちはだかった。
02. 静かなる衝突
151cmと小柄ながら、B92という存在感を放つ泉紀。A型らしい生真面目な瞳には、涙が浮かんでいた。 「水央さん……、そんなの悲しいです。私、水央さんのボールを信じて、必死にサード守ってるのに。そんな風に『もう投げない』なんて言わないでください!」
「泉紀……」 水央の足が止まる。 「私も、厘さんも、みんな水央さんが最高のピッチングをするために必死なんです。……バラバラになっちゃ、勝てないよ」 泉紀の震える声に、47kgの小さな体で大盛 彩玖良もそっと水央の背中に手を添えた。 「アタシも、あのライズ、最高に打ち頃だったけど……最高にワクワクしたよ。だから、次はもっと完璧に抑えてみてよ」
03. 融解と再会
沈黙が流れる。 カラスの鳴き声と、遠くで聞こえる電車の音。 先に折れたのは、厘だった。
「……言いすぎたわ。あんたの球に、惚れ込んでるのは私なのにね」 厘が90cmのヒップをベンチに預け、自嘲気味に笑う。 「……アタシも、ごめん。厘のリードを無視して……。でも、次は首を振らせないくらいの配球、してよね」 水央が照れ隠しに、バスタオルで顔を覆った。
「よし! 仲直り完了!」 気仙 晴梨が163cmの体を伸ばしてパンパンと手を叩く。 「さあ、みんな着替えて! 季菜と碧色、寿魅麗も。明日からはもっと厳しい練習にするからね!」 令子の号令に、10人の少女たちが一斉に返事をした。
04. 放課後の終わり
数分後、部室から出てきた10人は、さっきまでの険悪なムードが嘘のように笑い合っていた。 汗を流し、本音をぶつけ合い、身体も心もさらけ出した彼女たちの絆は、コンクリートのように固まっていく。
「ねえ、帰りにアイス食べてかない?」 松修 寿魅麗の提案に、全員が賛成の声を上げる。 10の足音が、夜の校門へと向かってリズミカルに刻まれていった。
「放課後スコアガールズ」のスコアブックには、まだ勝敗は書かれていない。 けれど、今日という一日の「成長」だけは、確かに全員の胸に刻まれていた。
そんな




