表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

砂漠の夢

作者: ゆの
掲載日:2026/01/01

砂漠の中で夢を見た。


高齢の方々が、森の中で愛しそうに木々を見ながら談笑していた。

太陽の眩しさを木の葉で和らげた優しい木漏れ日、木から発せられている爽やかな香り、かすかに感じる甘いかおりは、土や小さな花からだろうか?奇跡のような感覚に心が震えた。

この世界に、こんなにも美しい場所が存在するんだろうか?


目を覚ますと、砂漠の中にいた。

あの人達は魔法使いで、魔法で自分達が過ごすために美しい森を作ったのかもしれない。

でも、ぼくは魔法使いじゃないから、砂漠に静かに種をまいた。



砂漠の中で夢を見た。


研究者がキラキラした目で、砂漠でも植物が育ちやすくなる土を開発していた。

これで森が作れる、と思うと体中に喜びが駆け抜けた。

心の深いところから喜びが湧いてきて、頑張る苦労も、成果がなかなか出ない苦しみも、先が見えない絶望も全てが喜びに変わっていった。


目を覚ますと、やっぱり砂漠の中にいた。

植物が育ちやすくなる土があったら素敵だろうな、と憧れを抱いた。

でも、研究者じゃない僕は今日も砂漠に種をまいた。




砂漠の中で夢を見た。


僕と仲間が一緒に砂漠に種を撒いていた。

同じ夢を持つ仲間と考え合って話し合って一緒に行動するのは、なんて力が湧いてくるんだろ。


目を覚ますと、今は砂漠の中に一人でいた。

仲間が出来たら良いなと願いながら、今日も砂漠に種をまいた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ