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こいつが俺の嫁!?  作者: 琥珀
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許嫁はごみ!

俺の名前は杉村達也。ごくごく普通の男子高校生!

趣味は読書。詳しく言えばラブコメ系。ラブコメはとていい!

みているだけでも心がけキュンキュンする!

最近その楽しみを邪魔をするやつがいる。

「ねぇねぇ杉村またそんな本読んでるの?」

こいつがいつも俺を馬鹿にしてくるクラスの女王宇津美玲香。容姿端麗。成績優秀。文武両道。俺に対する性格を除けば完璧と言っていい存在だ。それに比べ俺は顔は中の下、成績も別に良い方ではない。後ぼっち。

そんな俺と玲香はただのクラスメイトだったはずなのだがある日。

「「こいつが「俺」「私」の許嫁!?」」

そう。俺達は両親同士が決めた許嫁だったのだ。

「いやー昔な、お前らが産まれる時にお互いの子供を結婚させようと思ってだな!」

「お互いにすっかり忘れて!先週飲んでる間に思い出したんじゃよ!」

「おいおい俺はまだ結婚なんてしないぞ!増してこんな奴となんか」

「はあ?それはこっちのセリフなんだけど?こんなオタクと結婚なんて無理。」

クソ!コッチのセリフだよ!!

「いやもう結婚届け出したし。」

「はあ?俺そんなの書いた記憶ないんだけど」

「私もこんなの書いてないんだけど」

「いや書いたよお前達が直接。」

「いつ?俺達が書いたんだよ」

「あれは5年前かな、お前がまだ小学生6年生の時に書かした。」

「まあもう結婚届けは出すからもう無理だからな」

こうして俺と玲香の結婚が始まった。


「杉村余計な事言ったら殺すから。」

「言う友達なんか居ねぇつうーの」

「それならいいけど」

俺達は今後の事を話し(ほぼ無視)ながら登校した。

「みんなーおっはー」

「あっ玲香おっはー今日遅くない?」

「まあね。色々あったんだよ。」

「えー玲香彼氏でも出来たー?」

「はぁ!?彼氏なんか作らないって!」

「玲香そう言って....えっなんかあいつこっち見てるだけど」

いやいやそっちがうるさすぎてたまたま見ただけでしょ。もう嫌だお家帰りたい。

「おーいホームルームだ。席に着けー」

ホームルームが終わり授業が終わり昼休みに入った。さて、屋上で飯でも食うかな。

屋上は選ばれた者しか入れない。まあ普通は

鍵が掛かってるから入れないけど俺の手じゃないね。あの程度鍵はグリップで十分。

さて、早く飯でも食べるか。

ん?鍵があいてる?

「誰も居ない?」

「あんたなにしてんの?」

「いや、別に、なんも。そういうお前は屋上でなにやってんだよ」

「私は屋上でご飯でも食べようとしてるだけだけど」

「お前ここ立ち入り禁止だぞ。」

「でもあんたも屋上にいるじゃん」

「まあな俺もお前と一緒で飯を食べに来ただけだ」

「ふぅん。折角だし、一緒に食べない?どうせ一人なんだし」

「まあいいけどさ」

「そういえば名前を聞いてなかったね私は2年B組佐川由美。」

「俺は2年C組杉村達也。よろしく。」

そうして俺と佐川は飯を食べて教室に戻った。

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