成績表返却、更に踏み出す一歩
長らくお待たせしました(誰も期待していないだろうけど)
2021/5/16
週明けの月曜日。
今日は終業式でテスト返却日。
午前中に終業式が終わりあとはテストの返却、そして通知表が受け取りである。
テストの結果と合わせて成績が渡されるという鬼畜な仕様に一部の生徒が嘆いた。
晴喜もその一人だった。
終業式の時は陽気な三木校長のトークに他の生徒共々笑っていた---その後神楽教頭に三木校長が怒られたのは言うまでもない---のにえらい変わり様だ。
受け取る物を受け取った後の彼は机に突っ伏しておりあからさまに落ち込んでいる。
「だ、大丈夫ハルちゃん?」
「瀕死...です」
突っ伏したままの晴喜に健太郎はそれ以上何も言えなかった。
というか、かなり不吉な言葉が聞こえた気がするのだが。
「やばい、姉ちゃんにしばかれる」
「ああ、これは...」
力なく手渡してきた答案用紙と成績表を見て健太郎は察する。ていかまた不吉な言葉が聞こえて気がする。
健太郎も夏愛とは小さい頃からよくお世話になっている。
昔色々とやんちゃはしていたが、学業成績は悪くはなかった。
それと比べると晴喜の成績は....
そしてそれを見た夏愛の反応は.....
それ以上何も言えない。
晴喜の名誉のために言うが、答案は赤くなかった。
赤くなる寸前ではあったが...
成績も煙突はなかった。ヨットもなく『体育』のみが鍵のアヒルと耳ばかりだが...
他にも廊下で受け取り教室に戻る面々の何人かが晴喜と同じ状態となっていた。
その頃、成績表を受け取る前からどこか険しい顔をしている夕歌がより一層思い詰めた表情をしていたのだが、さすがに晴喜も気付かなんだ。
夕歌が成績表と答案用紙を手に教室に入ると晴喜は彼女の方へと歩み寄る。
晴喜が夕歌の方に行く様子を気にする者はいなかった。人懐っこい彼がクラスメイトに留まらず他クラスや上級生、果てには教職員にも話しかける光景はよく見るので無粋な真似して話題に挙げられることもなかった。
ただ一人、晴喜が女子に話しかけているとして気にする者を除いて。
「望月、お前...」
「え、えっと...」
「成績悪かったのか?」
「....違います」
別のことを聞かれるだろうと覚悟していた夕歌は晴喜の的外れな質問に肩の力が抜けてしまった。
ちなみに彼女の成績はヨットと鍵である。例外は体育が耳なくらい。
「どうしたの、望月さん?」
「あ、安城」
「あ、安城さん?」
二人の会話に加わる美由紀に同じような言葉を発するがその意味合いは異なる。
晴喜は普段通り話しかけられて応えるきさくな感じで。
夕歌は驚きと困惑から。なにせ美由紀は学年内はもちろん上級生の男子からも人気があるのだ。
何度か告白されたことがあるらしいが、その全てを懇切丁寧に断るため、その人柄からますます彼女のファンが増える始末となるほどに。
「いやな、何か悩んでるような顔してっからどうした?って」
「そうなの? 望月さん、何かあったの?」
「いいいい、いえ、何でもないですから!」
「???」
明らかに挙動不審な素振りを見せるもそれを隠そうとする夕歌に晴喜は首を傾げるのみであった。
「おーし全員席につけ」
食い下がろうかと考えている所、廊下で全員分の成績表と答案用紙を渡し終えた茂が教室に戻ってきてしまった。
「さて、それじゃここで解散といきたいところだが...」
「シゲちゃん先生! 学園祭の話し合いしようぜ!」
「言うと思った...石垣、安城、いいか?」
「私は構いません」
「僕ももちろん構いません!」
そう言って二人が黒板前に立つと、早速話し合いが始まるのであった。
放課後。
「はああぁぁ〜〜〜」
「決まらなかったね、ハルちゃん」
「だな」
長い溜息を漏らしながら晴喜と健太郎は帰路についていた。
あれから話し合いがされ、晴喜が希望するステージ公演に賛同してくれるクラスメイトの声も増えてきたが、具体的に何をするかで躓いてしまった。
ステージ公演で過去に行われたものとして、演劇、バンド、ダンス、手品などの大道芸、合唱、朗読、果てには自主制作映画の上映なんてのもある。
ただ、幾つかはそれを生業とする文化系の部活と被ってしまうので、クラス単位でやるとなると被ってないやつのがいいのではと声が出てしまい思うように話が進まなくなってしまった。
具体的に被ってしまうのは演劇部、吹奏楽部、軽音楽部、ダンス部、奇術部、合唱部。
だが、劇の方はまだいけるかなというのが演劇部所属の美由紀の意見である。
どうやら演劇部は今年の文化祭は裏方を担当する部員達をメインとした内容とするらしく、効果音や動きだけで見せる無言劇をやるのだという。
しかし、劇をやるにしてもやはりハードルが高い。
ほとんどが素人---演劇部も素人と言えば素人だが---である晴喜達では観る側をがっかりさせてしまうかもしれない。
それがプレッシャーとなってしまい、賛同する者がほぼ皆無だったため、結局今日中には決まらず、改めて夏休み中に設けられている登校日にて話し合うこととなってしまった。
クラス全体の意見を考えると自分の案は無謀で傍迷惑なのではと晴喜も珍しく落ち込んできた。
重い足取りで晴喜と健太郎は小川沿いの土手を歩いていた。
ここでは狭い河川敷があり、水に足を浸けて涼むのが下は小学生から上は高校生までの夏の過ごし方の一つであったりする。
夏休みに入る今頃はもう小学生とかが先駆けて涼むのをよく見かける。
最も、今日は小学生ではなく同い年の高校生しかいないが。
何故、晴喜は同い年の高校生と分かったのか。
それは四人ほどいる内の一人が見知ったクラスメイトだから。
向かい合うようにいる三人は制服から近隣の他校の生徒だと分かる。こっちは同い年か知らないが多分同い年だろう。
そして三人組の一人がクラスメイトが抱えていたノートを奪い、その中身を眺めると馬鹿にした笑いを見せる。
必死に取り返そうとするクラスメイト。
けど返してはくれず、他校の生徒はノートをあろうことか川目掛けて放り投げた。
瞬間、晴喜は自転車に跨り漕ぎ出した。
土手を下り、勢い乗せて加速して叫ぶ。
「どけどけええええぇっ!!!」
そして晴喜は自転車から飛び出し、空を飛んだ。
遡ること少し。
夕歌は河川敷で蹲っていた。
結局、学園祭の出し物は決まらなかった。
あの時、劇ならやれるという話だったが、素人劇故に踏み出せる者がおらず、結局持ち越しとなった。
もし、あの時に自分が書いたこれを提案したらどうなっただろうか?
彼が面白いと言ってくれて、頑張って続きを書いたこの.....
「うわ、最悪」
そう考えるもその思考は中断される。
聴きたくないその声によって。
声の方へと向くとそこにいたのは同い年の三人組だった。
真ん中に立つその少女は露骨に嫌そうな顔を見せてくる。
制服は自分のとは違う。けど、歳が同じなのは分かっていた。
なにせ中学時代の同級生なのだから。
「こ、紺野さん...」
「名前呼ばないでくれる、不幸になるから」
真ん中に立つ女子は不愉快な顔をさらに険しくする。
紺野 縁。彼女は中学時代の夕歌をいじめていた張本人である。
「なんか凹んでいるみたいだけどさ、不幸の魔女は高校でも健在?」
「うわぁ、それじゃクラスメイトとかもう被害受けてるの?」
サイドに立つ二人の女子は嫌味ったらしく聞いてくる。
夕歌は何も言えず黙ってしまう。
「アンタってさ、本当に魔女ね。どこ行っても人様困らせてさ。いる意味あんの?」
「....」
「ねぇ、また不幸が感染るからどっか行ってよ」
「....」
「アンタのせいでみんなが迷惑「違います!」
縁の罵倒に夕歌は声を荒げた。
今まで散々言われた言葉なのに、黙っていられなかった。
初めてそれを否定してくれたあの人の言葉を否定されたくなかったから。
「....」
態度の急変に縁が黙る。
だが気圧されたのではなく、苛立ちから言葉が詰まってから。
そして彼女は夕歌の手にあるノートを奪い取る。
そして開いて怪訝な顔を浮かべる。
「『不幸の魔女の物語』...うわ」
三人でその内容を見ると引いては笑うと器用な真似をする。
「アンタのことなんか誰も助けてくれないよ!」
そう言うや否や、縁はノートを川目掛けて投げ捨てる。
手を伸ばすも夕歌の手は届かず、川へとノートは落ちていく。
けど、手を伸ばす者は他にいた。
自転車をけたたましく漕いで彼は勢いと共に叫ぶ。
「どけどけええええぇっ!!!」
叫び声に驚き、夕歌達は道を譲る。
そして、自転車から飛び出した晴喜は手を伸ばし、ノートを掴んだ。
“バシャァーーーンッ!!!"
直後に派手な水音を立て、思わず目をつぶってしまった夕歌が次に目を開けた時、水面からノートを濡らさぬように手が突き出ていた。
「おっしゃあぁぁっ! 無事っ!」
水面から立ち上がり、ずぶ濡れの姿で満面の笑みを浮かべる晴喜。
「あ、朝日くん...」
突然過ぎる登場に驚きを隠せない夕歌。
縁達三人の方はもう訳が分からなかった。
「ほい」
「あ、ありがとう....」
河川から出た晴喜は夕歌にノートを渡す。
「なあなあ望月、それってあれの続きか?」
「あ、えっと...はい」
「マジか、書いてくれたのか! んじゃさ読んでいい?」
「え、あ、うん、いいけど」
「うっし!」
戸惑いながらの夕歌の回答に晴喜はガッツポーズをする。
「ハ、ハルちゃん! 大丈夫? びしょ濡れだよ!」
遅れて駆けつけてきた健太郎はバックからスポーツタオルを出して慌てて晴喜の頭に被せる。
「おうケンちゃん、大丈夫だぞ。いやぁ〜やっぱ気持ちいいなこの河はさ」
「風邪ひいちゃうから速く着替えないとだめだよ!」
「だいじょーぶ! オレ風邪ひいたこと一度もないの知ってるだろ」
「だからってこれからも絶対ひかないとは限らないからね! ほら、速く行こう!」
「ん、それもそうだな。よし行こう! 望月もな」
「え、ええ?!」
困惑する夕歌を他所に、晴喜は歩き出す。
「ちょ、ちょっと!」
「ん?」
「紺野さん」
「だから名前で呼ぶな!」
突然現れ、自分を放置する晴喜に憤りを抑えられず、縁は声を荒げる。
「勝手に来て、何無視してんのよ!」
「誰だお前。望月、知り合いか?」
「えと、中学の同級生です」
「ふーん。で、何の用だよ意地悪女」
「い、意地悪女って...」
面と向かって言われるとは思わなかった縁は晴喜にたじろぐ。
「知らないようだけど、ソイツは人を不幸にする最悪な女なんだよ!」
「そうよ!」
「不幸に遭うわよ!」
「へー、そう」
口々に言う縁達に晴喜は無気力な反応を返す。
「な、本当なのよ!」
「証拠は?」
なおも食い下がる縁に晴喜は突きつける。
「望月が雨を降らしたのを見たのかよ」
「っ....」
「風邪を誰かに移したのかよ」
「....」
「何でもかんでも望月のせいにすんじゃねぇ! あいつは何も悪いことしてねーだろうが!」
遂には晴喜の怒号が響く。
気圧され縁達は何も言えなくなっていた。
夕歌も自分に向けられている訳でもないのにその迫力に少し怯みそうになっていた。入学してまだ三ヶ月程度だが、晴喜がこんな風に怒るのは見たことがない。
「意地悪しか出来ない弱虫だなお前等。行こうぜケンちゃん、望月」
「うん」
「え、あ、はい」
自転車を押していく晴喜に続いて健太郎と夕歌はその場を去っていく。
夕歌は一瞬、縁達を見るがすぐに二人の後を追う。
「意地悪しか出来ない弱虫....」
晴喜に言われた言葉が思わず口に出る。
普通ならこんな小学生みたいな言葉に反論出来るはずなのに、この言葉には何も言えなくなってしまった。
深く、重く、その言葉が刺さった。
二人の友人は黙り込んでしまった縁をおそるおそる眺めるしかなかった。
それから二度目の晴喜の家にお邪魔することになった夕歌。一度来たとは言えやはり落ち着かないのだが、前よりはましであった。
お店のカウンター席にて夕歌は座っている。そんな彼女の前に夏愛がコーヒーを置く。傍らにはもちろんガムシロップとミルクもつけて。
「ごめんね望月さん、晴喜はいまシャワー浴びてきているからさお茶でも飲んで待っててね」
「はい...」
「あ、もちろんお代は不要よ。健太郎くんもね」
「すいません、いつもご馳走になっちゃって」
「いいんだよ、健太郎くんには店のメニュー開発に協力してもらってるんだからさ。ご実家の方のお手伝いだってあるのに本当助かっているよ」
「いえ、あのレシピは僕個人の試作ですし、ここで評判が出たものをうちでも使わせてもらっていますし、それにコーヒー豆を融通してもらったりもしてますし、おあいこですよ」
「ふふ、それじゃこれ以上は言いっこなしでいこうか」
「はい」
現在、夕歌の隣に座る健太郎の方は馴染んだ様子で海斗との会話に花を咲かせている。
「ああ、サッパリした〜」
夕歌自身はまだ気まずさを感じている中、呑気な声と共に晴喜が店内スペースに現れた。濡れた髪をタオルで拭きながらで上はランニングシャツのみとかなりラフな姿だ。
ちなみに、今日は喫茶店が休業日である。
「遅い、友達を招待しておいて待たせるなんて失礼よ!」
「いやだって姉ちゃんがすぐにシャワー浴びてこいって..「言い訳無用!」ひでぇ!」
晴喜の言い分は夏愛に切り捨てられるのみだった。
その後、三人は晴喜の部屋に集まる。
そして晴喜が確認すると夕歌自ら健太郎に晴喜に先日話した自身のことを話した。
「ということは、あの人達は中学時代のクラスメイトなの?」
健太郎の質問に夕歌はこくりと頷く。
「ふん、学校違うってのにそれでも嫌がらせなんて本当に意地悪だな」
その様子に晴喜は再度機嫌が悪くなる。
「ってか、望月。読んでいいか?」
「う、うん...」
「それじゃ」
晴喜はすぐにノートに齧り付くように読み始める。
夕歌はもちろんのこと、健太郎もそれに釣られて黙ったままその様子を見る。
ノートをめくり続きを読んでいく晴喜。
息を呑む夕歌。
そして読み終えると晴喜はノートを閉じてふうと息を吐く。
全身が強張る夕歌。
「望月!」
「は、はい!」
「これやろう!!」
「えぇ?!」
「だから、文化祭でやろう!」
「え、えええええっ!!」
突然過ぎる晴喜の提案に夕歌は驚き叫ぶしかなかった。
「ステージ公演さ、安城が言ってたじゃん、演劇部はいつもと違うのをやるから普通の劇ならいけるかもってさ」
「で、でも、素人の私が作った物語なんか...」
「そうか、おれは楽しかったぜ」
「あ、ありがとうございます」
「ハルちゃんは、望月さんのお話で劇をやりたいんだよね?」
「おう!」
「なるほど...でもさ、それは望月さんに決めてもらわないとじゃないかな?」
「あ、それもそうだな。すまん望月、先走った!」
両手を合わせて謝る晴喜。
「あの、お気持ちは嬉しい...です。でも、私は...」
口籠る夕歌に晴喜は気づく。そして言葉にする。
「また誰か不幸になるとか思うのか?」
「あ、いえ、その...はい」
「じゃあさ、何でこの物語の魔女は変われたんだ?」
その言葉に夕歌はあと声を漏らす。
「それってさ、誰だって望んでれば変わることが出来るってことじゃないのか?」
「えと、その...」
「だったらさ、望月だって変わってきたんじゃね?」
「え?」
「だってさ、人と関わりたくなさそうにしてたけどさ、おれが続き読みたいって言ったら書いてくれたじゃん!」
その言葉に夕歌も気づく。
確かに、今まで続きを書けずにいた。その先を書くのに何故か躊躇ってしまった。
けど、晴喜が読みたいと言った時、初めて書きたいと思った。
読んでほしいと思った。読んでもらえば何か変わりそうな気がした。
晴喜に言われて気づいた。
自分は.....
時間が経ち、日が沈み出したことで夕歌と健太郎は帰路に着くこととした。
夕歌の方は夏愛からの命令により晴喜が付き添うこととなった。
自転車に乗せようかと言われたがそれを夕歌が固辞したので彼女の隣で晴喜は自転車を押していた。
「すいません...また送ってもらっちゃって」
「気にすんな」
そこからはお互い何も言わずに歩いていく。
「......あの!」
そしてそんな沈黙を突如破ったのは夕歌の方だった。
「ん、どうした?」
「......」
晴喜の問いに夕歌は何も言わない。
晴喜は夕歌を見る。何も言わないんじゃなく、何かを言おうとしている。
それを察して、しっかりと彼女の方を見る。
「....やってみたいです」
「え?」
「だから、その、ステージ、公演...を」
しどろもどろながらもはっきりと聞き取れたその言葉に晴喜の顔は喜色に染まる。
「ほんと!?」
「は、はい」
「分かった! 打ち合わせとかどうする? ああ劇だったら安城にも意見聞いた方がいいな。ってなるとみんなで都合のいい日を考えないと...」
嬉しさからあれだこれだと考えようとする晴喜だが、結局クラスメイト達を頼る必要があるという結論に至る。
「望月、RINE教えて」
「え、な、なんですかそれ?」
晴喜の言葉に訳が分からないという表情をする夕歌。どうやらSNSの類をやっていないらしい。
晴喜は彼女のスマートフォンにアプリを入れさせ、連絡出来るようにした。
そうして夕歌を自宅前まで送り届けた。
「ありがとな、それじゃ連絡するから待っててな!」
「は、はい」
颯爽と自転車に跨り去って行く晴喜の背中を見送る。夕歌自身、自分がこんな風に決心したのは意外だった。
けど、彼の言葉に震える自分がいた。
震えたいという自分がいた。
彼の言葉に引っ張られる自分がいた。
引っ張られたいという自分がいた。
つまり、それは.....
「変わりたい...から」
その言葉を口にして彼女は家に入るのだった。
余談ですが....
『煙突』『アヒル』『耳』『ヨット』『鍵』とは全て、数字を指したものです。
直接的に言えないのを誤魔化すための表現です。
どの数字に当て嵌まるかはまあ、成績表と数字の形、それと上記の順番からお察しできるかと。