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砂が散る
ここの場所は、一つの窓のようなもので、ここで窓を開けたかった方が開けるし、閉じたい方が閉じるのだから、よく考えたら、引き留める必要もかなしむ必要も無いのだと理解したら、すっ、と気持ちが楽になった。
楽に楽にいきましょう?息が出来ないままに、そこに居続けるのは疲れるから、欠けたものは、満ちるように働きかけたくなるから、元気になれるならば、そこにあるのであれば
そういったものでしかない
あれるときに、ほんの少しすれ違う方々。それでも、そこには、必要な時があったの。
必要なものと時を閉じ込めて