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67サークル目☆ 従魔二人ゲット♪名前を決めよう!

二人(二匹?)の名前をつけないとなぁ~。

「じゃあ貴女はアクアね。宜しくね。」

人魚にはアクアと名付けた。安直かもだけどアクアマリンから取ってみた。

「…アクア…わかったわ。」

(小声で「まぁまぁいいんじゃないの。」)

ちょっと顔も照れてる感じだし気に入ってくれたかな?

後はクラーケンかぁ…。イカ…クラーケン…。

しばし悩んだ後に決定した。

「貴方はバショウで。宜しくね。」

イカもクラーケンも関係ないと言うなかれ。思い付いたのがそれだったわけだし仕方無い。

『了解した。その名有り難くいただくとしよう。ある程度水のあるとこならば私を喚べる。私の力が必要な時はいつでも主の力になろうぞ。』

何かまた強力な仲間増えたけど…まぁいっか。別にいても困らないしね。

「二人共良かったのぅ~。ヒスイよ、アクアは口は悪くて素直ではないが心根はいい子なんじゃ。どうか宜しくのぅ。」

(小声で「…ほっとけジジィ…。」)

あ~、スラーク様アクアの小声やっぱり知ってたんだ。けど確かに本当に悪い子ならエビ獲り手伝ったりはしないよね。しかも毎回っぽいし。

仲間から外れて一人ぼっちなアクアを心配してエビ獲りを理由に様子見に行ってたのかも。

「私はラピスと申します。改めて宜しくですわ♪」

「俺っちはフェイロンっす♪んでこっちのドラゴンがブソンっす。因みに俺っちがヒスイ様の一番の従魔っすからね~。そこんとこ宜しくっす!」

どや顔で先輩面するフェイロン。従魔にも序列関係とかあるのかな?

(小声で「そんなん関係ないし…私が一番になるし…。」)

誰が一番とかは気にしないから仲良くしてくれたらいいなぁ~。

なんだかんだでお昼頃だったので問題解決記念?ってことで近くの小島で皆でBBQをした。

前は海鮮だったけど今回はお肉と野菜にした。

…いや、だってバショウいるから魚はともかくイカは焼きにくいしね。海鮮BBQだとイカは外せないし、今回はお肉メインにしたよ。

BBQしながらも二人には私の素性は話しといた。

そんでもって食べるために育ててある牛とかだと知って驚いてた。アクアなんかポソッと「随分無駄なことするのね」って言ってたし。

けど裏を返せば本音は違う言葉なのかな?

結局BBQで盛り上がってしまい、元の川の近くに戻った頃には日が暮れかかっていた。

食べたり話したりしてお腹もいっぱいだし、その日は早目に寝たのだった。

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