65サークル目☆ 人魚の頼みごと♪
また二人ほどブックマーク有難う御座います!!
そして特に設定変えてないのに何故か昨日の投稿分で完結となっていたので直しました。
まだまだ終わらないです!勘違いさせて申し訳無いです!
いきなり人魚が釣れてしかも助けを求めてて…何が何やらわからず、頭を混乱させていたら、
「そうですよね…私の助けなんか聞いていただけるわけないですよね…私ごときが生意気言ってすみません…生きててすみません…。」
物凄い死んだような目でネガティブ発言しだした。
「いやいやいや助けないって別に言ってないからね!?唐突でビックリしただけだから!」
「じゃあ助けてもらえるんですね?」
(小声でポツリと「じゃあサッサと返事しろよ」)
あっれ~…今なんか聞こえたような…。
いやいや気にしたら負けだよね。気にしない…気にしない。
「お主は南の海の人魚ではないか?ここから随分離れとるのにようここまで来たのぅ~。」
あ、知り合いなんだ。
「水神様…。」
(小声でまた「厚かましい低脳神がなんでこんなとこにいるのよ」)
キットソラミミダヨネ~。
「それで助けてって何があったの?」
「実は…」
話を聞いてみると棲みかにしている水中洞窟にクラーケンが住み着いてしまい困っているらしい。
クラーケンとかファンタジー定番のでっかいイカだよね?めっちゃ強いんじゃなかったっけ?
「ヒスイよ、この子は儂がいつもスターシュリンプを獲るのを手伝ってくれるいい子でのぅ~。出来れば力になってやってくれんか?儂からも頼む。」
(小声で「無理矢理手伝わされてるっつーの」)
あ~…察し…。
「わかりました。取り敢えずそのクラーケンを追い出すか退治すればいいんですよね?」
「そうじゃな。出来れば退治ではなく追い出す形で頼むわい。クラーケンも別にそっとしとけば悪さするやつではないから退治するのは忍びないでのぅ~。」
退治せずに追い出すかのか~。まぁようはこの人魚がまた住めるようになれば良いわけだしね。
昨日のスターシュリンプ美味しかったし、それを獲る手伝いしてくれてるならお礼も兼ねて頑張りますかね。
今日は陽が暮れてきているので明日の朝イチに行くことになった。
ひとまず人魚も一緒に今日はここで夜営することになった。
因みに人魚でも普通に魚は食べたし布団で寝た。
何なら布団の寝心地を気に入ってるようで、朝起こす時に文句を言われた程なのであった。




