59サークル目☆ 初めてのキャンピングカー♪
また一人ブクマしていただいて有難う御座います!!
キャンピングカーを出すとかなり驚いた二人。まぁこの世界にこんなんないもんね。
免許はあるけどこんな大きいの運転出来ないからトレーラータイプにしようかとは思ったんだけど、色々考えてオプションとかにも惹かれてキャプコンタイプにした。
サイドオーニングもついてるしトイレも完備♪ソーラーパネルもついてるから節電でき…って野営で夜に使うなら充電出来ないや。昼の休憩中にも出してなるべく充電するようにしなきゃね。
キッチンもコンロ二つついててバッチリだし収納も多目!!二階というかロフト的な部分のベットは広めだし、ソファーも折り畳んでフルフラットみたいにすれば結構な人数は寝れる。
こうゆうの憧れてたんだよね~。任務の報酬とか道中に倒したモンスターの買い取りとかで金貨が3000枚以上になってたから、思いきって買っちゃったんだよね~。…金貨1800枚使ったけど。
また稼げば良いしね。旅を快適にするための先行投資ですよ。
これがあればコンセントが必要な電子レンジもホットプレートも電気ケトルも使える!
実はこの間からお好み焼き食べたかったんだよね~。てわけでホットプレートもお好み焼きに必要な材料も昨日の内に買ってある。
フワフワにしたいから山芋も入れるしすじこんも勿論入れる。うちは市販のすじこんに湯がいて賽の目切りにしたジャガイモを混ぜるので今回もそれにしてる。キャベツなしでイカとキムチ混ぜたやつとか、牡蠣入りとか色々作ろっと♪
準備も終わりホットプレートで焼き始めると皆興味津々で焼けるところを見ていた。
「さてと、これ焼けるまでに結構時間かかるし、焼いたり食べたりしながらでいいから色々聞きたいな。」
そう言いながらケットシーの方を見た。
ケットシーは用意してた飲み物をゴクンっと飲んでから話し出した。
「見ての通り僕はケットシーニャ。まだ名はニャいニャ。いきなり目の前が明るくニャったと思ったらフード被った人間がいたんだニャ。僕はてっきりペットとして喚ばれたんだと思ったんだニャ。けれど…。」
ケットシー曰くその人間は「いるのはお前なんかじゃない!!クソッ、損した!!」と、ケットシーを蹴り飛ばしそのまま転移でどこかに消えてしまったらしい。
「仕方ニャいから当てもなく歩いてたけど食べ物ニャくて空腹で力尽きてしまったんだニャ。」
召喚された日を聞いてみると一昨日くらいの話らしい。
「ケットシーはかなり稀少種ですし人気も高いですわ。なのにそれを違うとはその者は何が目的なのでしょう?」
確かにテロにしては色々おかしいとこが多い。街中ではなく決まって郊外だし、スラーク様の話からしても実行犯は他の国合わせても10人にも満たない。まだまだわからないことだらけだなぁ。
そうこうしている内に最初のお好み焼きが焼けた。おっきめのプレートなので2枚同時に焼いてる。色んな味を試したいから気持ち小さいのを2枚ずつ焼いて皆で分けて食べるつもりだ。
1枚目は豚玉、2枚目にイカキムチで3枚目に牡蠣玉。流石にラピスは3枚目でお腹がいっぱいになったらしいので、4枚目のシーフードミックスと5枚目の餅チーズは1枚ずつ焼いてフェイロン達と分けっこした。
ラピスが味見したがったので一口ずつあげたら最後の餅チーズが気に入ったみたい。フェイロンはイカキムチ、ブソンは牡蠣玉、スラーク様とケットシーはシーフードミックスが気に入ったらしい。
次作る時はそれぞれの好みを聞いて好きなやつ1枚ずつ焼くのもありだね。
食後に紅茶を入れてのんびりしてると、
「ところでお二人のどちらが主にニャってくれるのニャ?」
この世界のモンスターって負けたり助けられると従魔にならないといけない決まりでもあるのだろうか?
ケットシーなら見た目的に街に入る時にビビられたりはしないだろうけど、ムサシの同行を断って預けてきた直後にケットシー従魔で連れ回すとか何か申し訳ない気はする。
思い悩んでるとラピスが、
「そう言えばお母様がケットシー欲しがってましたわ。お母様達の護衛にもなりますしいかがでしょう?」
戦闘力は高いらしいもんね。しかも欲しがってるなら尚更かも。
「そうゆうことだからラピスの親と主従結んでもらってもいいかな?」
「僕的には助けてもらった恩返しが出来ればニャんでもいいニャ。それに親の方と主従結んでも二人が困ってたらいつでも助けにニャるニャ!!」
あーもう、可愛すぎぃ~…。
このまま連れていきたい気持ちをグッと堪えつつ、今日は遅いので明日フェイロン便で送ってもらう事にしたのだった。
最近筆者のアウトドアしたい欲が高まって仕方無いので代わりにヒスイ達にしてもらってますw
本音は海釣りして釣った魚をご飯にしてテント張ってキャンプしたいです。そして朝食にホットサンド食べたい…。やる時間も場所もないから出来ないんですよねぇ…。




