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6サークル目☆ いよいよサークル出しちゃうよ♪

何とブックマークつけてくださった方と評価してくださった方が!

とっても嬉しいです♪

これを励みに頑張ります!!

「ではこれで手続き完了です。細かい注意事項や露店の出店可能場所等はお渡しした用紙を御覧ください。」

ルベークさんの紹介もあり、すんなりと商業組合での露店出店許可書発行手続きも済んだ。

「どんなタイプの露店にしますかな?」

とルベークさんに聞かれたが私は既にサークルスタイルでと決めていた。と言ってもルベークさんには伝わらないだろうので、

「机の上に布をかけてその上に並べていこうと思います。」

とだけ答える。

フッフッフッ~実はさっきトイレに行くふりしてこっそり楽々市場で折り畳み式の長机と椅子を購入しといたんだよね~♪

…合わせて金貨2枚したけど…でもこれは先行投資だし!

取り敢えずルベークさんのオススメで中央通りにある噴水付近の出店エリアで出すことにした。

何でもここなら貴族の方も通るので治安も良く、高価なアクセサリーでも売れるそうなのだ。

肝心の価格設定だが、ルベークさんの見立てでは金貨数枚で売れるとの事だけど、流石にそこまでぼったくりたくはない。後、高いのがたまに売れるよりも一般人でも手頃に買えてリピーターがついて安定した収入が手に入る方が有り難い。

幸いこちらにはない材質なのでこれを安売りしたからといって、本物の宝石の価値が暴落するわけではない。ちゃんとしたとこでは本物の宝石のアクセサリーを使い、こちらのアクセサリーは普段のお洒落に使ってもらえば良いのだ。

なので大体銀貨2枚~金貨1枚までの値段にした。…これでも向こうなら誰も買わないレベルの高さだけどこれ以下にすると収入源にならない上にルベークさんに安過ぎると卒倒されてしまう。

種類は指輪にブレスレット、ペンダントにイヤリング(こっちの人は耳に穴開けるのはなさそうだから)だ。ストラップも悩んだけど様子見てからかな…

次元収納から取り出したキャリーの中からいつも使ってるコルクボードや展示用のディスプレイ等を取り出して机の上に飾ってゆく。

ルベークさんに何かお手伝いする事はと聞かれたが今回はそこまで量もないので大丈夫ですよと断りを入れる。

因みに次元収納だが大小あれど誰でも持ってるらしい。基本的に時間経過はなしで小さくても一軒家が入るほどで大きいのは無限だそうで…

私の次元収納のサイズはわからないけどチートじゃなかった…クスン。

べ、別にいーもん!それにまだ絶対防御と楽々市場があるし!


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「有難う御座いました~♪」

店を出してから一時間程、ペンダント2つにブレスレット3つが売れて売上げは合わせて金貨2枚と銀貨2枚。既に先行投資の机と椅子の代金は返ってきていていい感じだ。

因みに初の売上げはルベークさんで奥さんへのプレゼントにと、金の少し豪華な意匠のフレームにピンクのレジンを流し込んで大小様々なラインストーンであしらったペンダントである。

結婚記念日が近いらしく良い贈り物が出来たと大満足なのだが…ごめん独り身だと思ってたよ。

ご満悦なルベークさんを余所に店番をしてると昨日ギルドで見知った顔がチラホラ。

「嬢ちゃん店なんか出してたんだな!」

「デスピート一撃で倒す程の腕があるんだし、露店なんかしてないで俺のパーティーに入って一旗挙げようぜ!」

「俺ギルド受付嬢のクレナちゃん狙ってるんだよな~プレゼントするならどれがオススメ?」

と意見色々。しかしその中の魔導師の人が、

「こ、これは!?」

ルベークさんの簡単な紹介です。

年齢:37

冒険者ランク:D

クラディナに店を持ってて定期的に馬車で仕入れ先に旅立つ片手斧使いの別名戦う商人ですw

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