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58サークル目☆ 新たな旅立ち♪出会ったのは!?

その日の晩にしたチーズフォンデュは最高だった。全員気に入ってまた食べたいってくらい最高だった。何なら更に翌日の晩御飯もチーズフォンデュしたほどだった。

そんな感じでまったりしながら2日間レジン作りに使い、翌朝ギルドへ納品した。

その後リョータさんとムサシ、ブラック・ホークの人達に別れを告げて出発した。皆見送りに来てくれて少し照れ臭いけど嬉しかった。

次目指す街はラーファスって街で、合間に小さな村はあるけどここから徒歩だと2週間はかかるらしい。

アーレルで美味しそうな魚介はいっぱい仕入れたけど、そんなにかかるならもう少し滞在してても良かったかな?今更だしまぁいっか。

いつも通りのんびり歩いて向かう。

お昼はリョータさんが持たせてくれたお手製の弁当を食べた。リョータさんちゃんとスラーク様の分も用意してくれてるもんなぁ~。

パーティーメンバーじゃないけど毎食ご飯食べに来るって話はしてたからね。それ聞いて笑いながら神様は暇だからついてくる人はたまにいたなって言ってた。リョータさんにも同じような経験があったんだねぇ…。

道中特に危険もなく、順調に歩いて夕方になったのでそろそろ野営かなと思った時だった。

目の前に猫が倒れてた。思わず駆け寄って抱き上げると息はあった。そして、

「お…おニャか…空いたニャ…。」

猫が喋った。え?この世界の猫って喋るの?

「ケットシーですわねぇ~。」

「まぁ~た珍しいのがいるっすね。」

ケットシーって猫みたいなモンスター?じゃあこの子モンスターなの?鑑定してみると、


ケットシー Bランク

人語を話せる猫型のモンスター。ペットとして愛玩される事が多いが戦闘力は高い。


あらら~本当にモンスターだ。んでもってこのパターンってまたモンスターエッグから出たってやつよね?

取り敢えずお腹空いてるみたいだから何か食べさせないとだけど、この状態でご飯どうやって食べさせようかな。グッタリしてて自分で食べれそうにないし…あ、チュールとかならいけるかな?

てことで次元収納からフェイロン用にストックしてたチュールを取り出す。

「あー!!俺のオヤツ!!」

「まだいっぱいあるから大丈夫だって。」

本当に気に入ってるんだなぁ~。

チュールを口元から少しずつ流し込む。しばらくしてカッと目が開き凄い勢いで食べた。

それだけだと足りないだろうから追加で鯖缶も開けるとペロリと平らげた。

「助かったニャ~。生き返ったニャ。しかもこんニャ美味しいのは初めてニャ。」

ケットシーを改めて見るとめっちゃモフモフでヒマラヤンみたいな見た目のハチワレだった。

すっごい可愛い~♪

人語を話せるなら聞きたいこともあるし私らもご飯にしたいから取り敢えず野営かな。

今夜はキャンピングカーの寝心地も試したいからフェイロンにはテントは出さなくていいとは言ってある。お風呂は勿論いつも通り用意してもらうけどね。

そしてキャンピングカーを出したらラピスもフェイロンも驚いてたのだった。

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