50サークル目☆ まだまだ聞くよ♪水神様とのまったりタイム!
祝50話&ブクマ10人!!
なんだかんだで毎日続けれてるのはこんな稚拙な作品でも読んでくれてる方々のお陰ですね♪
ブクマも8人だったのにいきなり2人も増えて第一目標の10人いきました!
登録してくださってる方々、本当に有難う御座います!!
「元々はあちらの人間じゃったか…。向こうのものがこちらに来たら天使族とつくのは正解じゃ。元来こちらへの召喚は女神様の仕事でな。じゃからその眷族扱いで天使族になるんじゃよ。そしてある程度高めの能力やその者にあったスキルが贈られる。寿命も大幅に延びるから500~1000年は生きれる。」
やっぱり寿命延びてたんだ。けど女神様の仕事なのはいいけど何で喚んでしかも現れないのかな?
その辺りも聞いてみた。
「さっきも言った通り儂は下級神なのでな…理由とか意味は知らなんだ…。すまぬのぅ~。ただ女神様がある程度の周期で召喚してるのは事実じゃ。」
まぁそれだけ寿命が長いなら女神様に会うこともあるかな?その時に聞いてみるか。
「わかりました、色々有難う御座います。」
「いやいやあまり役に立てなくてすまぬのぅ。またわかった事があれば伝えるからのぅ。」
まぁ神様でもわからないことは仕方無いしね。
「それはそうとそろそろお昼かの?」
物欲しそうにチラッと見てくる水神様。そういえば朝御飯は宿に泊まってるからか来なかったな…。少し早い気はするけど昼からレジンアクセサリー作ろうかなって思ってたし、ラピス達は外で食べてくるって言っててブソンと私らだけだからいっか。
けどお昼は何にしようかな~。流石にカップ麺は失礼…いや、昨日のお昼はカップ麺だったけど食べてたわ。
宿の部屋で料理できないし温めたりとかできないからどうしよかな。
朝は大抵パンだし…あ、カセットコンロで少しなら作れるか。
てわけで鍋にした。え?鍋は晩御飯?そんなの知らないし、誰が決めたし。
楽々市場で四人前用の火にかけるだけの鍋あって美味しそうだったんだもん。しかも河豚鍋。
〆は雑炊にするから卵とパックご飯買って二人と一匹で鍋つつく。
宿屋の部屋で神様と子供のドラゴンと鍋食べるって何かすっごいシュールだわ。
「いや~ヒスイの出す飯は旨いのぅ。昨日の天使族の和食とやらも旨かったが今日の晩はあれが更に旨くなるのじゃろ?楽しみだのぅ~。」
めっちゃ来る気満々じゃん。まぁ別にいいんだけどさ。
食後はお茶出して少しのんびりしてから作業開始した。因みに水神様はその作業を興味深そうに見てる。暇だって前に言ってたねぇ…。
ブソンはお腹いっぱいになったからかクッションでお昼寝中。
「そういえば水神様ってお名前は何ですか?」
作業しつつ聞いてみる。
「儂には名はまだないぞ?名をもつ事が許されるのは中級神からじゃからな。まぁ中級神に昇格するにも余程の功績を立てたりせねばならんからのぅ。儂には無理な話じゃな。」
そう言いながら笑う水神様。まぁご飯たかりにくる神様がほいほい上に上がれるわけないよね。
「まぁ儂にしろ他の水神にしろ下級神は名はないのぅ。」
「他のって水神様って何人もいるんですか?」
「下級神はいっぱいおるよ?下級神は風、火、水、土、雷のどれかを司っていてな。中級神に上がれば光や闇、草木や氷雪とかも増えて細かく分別されて変わるのじゃ。」
本当にいっぱいいるんだな…。八百万的なとかって考えてたけど種類が多いだけかと思ってたのに、まさか同じ属性でいっぱいいるとは。
けど名前ないのかぁ~。そこでちょっと思い付いたレジンアクセサリーを作ってみる事にした。
初めて会った水神様だし、いつでも喚べるブレスレット貰ったからお返しも込めて私からのプレゼントだ。
そう思いながら製作を開始したのだった。




