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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

私がなりたいのはサッカー選手じゃなくて先輩のお嫁さんなんですけどシリーズ

「天然記念物日高愛美を見守る会」の会員であり、彼女のクラスメートでもある石井健二の活動記録

作者: 米田薫

俺の名前は石井健二。

何処にでも居る普通の高校生だ。

もっとも、今の俺には一つだけ仕事がある。

それは「天然記念物日高愛美を見守る会」の会員であるという事だ。


日高愛美(ひだかえみ)は俺と同じ高校1年生で俺のクラスメートである。

またサッカー部に所属している

背は小さいが、少し癖毛の髪と可愛い見た目、さらにその真っ直ぐで明るく天然な性格からこの学校には隠れファンが多い。


もっとも本人は、自分が隠れて男子に人気がある事なんて全く気付いておらず、大好きなサッカーのことで頭が一杯といった様子である。

そしてその様な隠れファンが集り結成されたのが「天然記念物日高愛美を守る会」だ。

今回はそんな俺の活動記録をお届けしよう。


☆☆☆

「愛美ちゃん。聞いてー。」

ある休み時間、日高愛美に話しかける少女が居た。


少女の名前は二葉結衣。

高校1年生でサッカー部に所属している。

女子にしては高めの身長とはっきりした顔立ちで日高愛美と並ぶと比較的絵になると評判である。

なんでもサッカーは天才といって良い程の腕前らしくクラスでも一目置かれている。

もっともかなりエキセントリックな性格をしているため男子人気は高くない。


俺は二葉結衣が日高愛美に余計な事をしない様に机に伏せて寝ているふりをして二人の会話に聞き耳を立てた。


「何?」

日高愛美は適当な感じで答えた。

それは仕方がないことだ。

二葉結衣の話は大抵、大した話では無いからだ。

もっとも、文句を言いつつも何だかんだで話を聞いてあげてしまう事も日高愛美の魅力の一つではあるが。


俺がそんな事を考えていると二葉結衣は言った。

「「愛美ちゃん。私に必要なのは女子力だと思う。」


日高愛美はそれを聞いて困惑した様子で言った。

「女子力?どうしたの。一体?」


二葉結衣は得意げに言った。

「愛美ちゃん。女子力だよ。女子力。男は結局ちょっとあざとい位の女が好きなの。だから私も女子力をあげて先輩を落とそうと思って。」


先輩というのは二葉結衣が恋をしているサッカー部の高校三年の男である。

なんでも二葉結衣は彼を追いかけてこの高校にやってきたらしい。

しかし、そこまで長い付き合いなら女子力をいまさら上げてもどうにもならないと思うがまあ良いだろう。


日高愛美は基本的に二葉結衣の質問であればどんな下らない話でも一生懸命考える。

今回もかなり悩んだ様子を見せた後に答えた。

「そうだねー。じゃあ。このキーホルダーとかどう?」


日高愛美はそう言うとキーホルダーを取り出した。

キーホルダーは可愛い猫のキーホルダーだった。


日高愛美は得意げな表情を浮かべて言った。

「このキーホルダー可愛いでしょ。お気に入りなんだ。結衣も買ったら?」


あのキーホルダーは隠れファンの間で愛美猫(えみねこ)といわれて親しまれている猫である。

ちなみに購入経路がいまだに判明しておらず、あの猫の出自は不明なままとなっている。

ちなみに彼女は、クラスの日誌や黒板等にもそのイラストを書くことがあり、愛美猫は日高愛美の自作なのではないかという説もまことしやかに囁かれている。


すると二葉結衣は渋い表情で言った。

「愛美ちゃん。そのキーホルダーは確かに可愛いよ。だけどそれは女子力じゃないと思う」


愛美は不思議そうに言った。

「そうかな?可愛いキーホルダーを付けてる男性って少ないと思うし、女の子らしくない?」


俺はこの時日高愛美が女子力の事を良く理解していない事に気付いた。

多分、女の子らしさだと思っているのだろう。

こういうすれていない所は育ちの良さを感じさせてとても良い。


すると二葉結衣は言った。

「女の子らしいよ。だけど女子力とは違うんだよ。」


日高愛美は困惑した様子で言った

「どういう事?」


すると二葉結衣は日高愛美を諭す様に言った。

「愛美ちゃん。女子力って言うのはね。もっとあざといんだよ。男には理解しずらい女の子らしさじゃなくて、もっと、男が分かるような女らしさなんだよ」


俺は鋭いが身も蓋もない話だなと思った。

つまりはどうやったらもてるかという話なのだと思う。

俺としては二葉結衣の一番もてる方法は黙っている事だと思うがどうだろうか。


日高愛美はそれを聞いて女子力の意味について理解した様で言った。

「分かった。つまり男性が好きそうな感じの女の子っぽい事をすれば良いんだね。」


二葉結衣はなぜか得意げに答えた。

「そうだよ」


その後再び日高愛美は長考に入った。

必死に女子力について考えているのだろう。

それとは対称的に、二葉結衣は悠然とした様子で日高愛美を見つめていた。

俺は自分でも考えれば良いのにと思った。

日高愛美はその後、ひらめいた様に答えた。

「こういうのはどうかな?オムライスに向かって。こうやるの」


そして日高愛美は手でハートマークを作っていった。

「もえもえ。キュン!オムライスよ。美味しくなーれ(ハート)」


俺は思わず顔を覆った。

日高愛美は天然であるため、突然凄い事をする事がある。

今回の唐突なメイドポーズもその一例である。



しかし、二葉結衣に容赦はなくそれを見て冷たい目で言った。

「愛美ちゃん。なにやってるの?」


日高愛美は自分のやってことが恥ずかしくなったのか、少し小さい声で答えた。

「だって。男の人ってこういうのが好きなんじゃないの?」


きっとワイドショーでメイド喫茶特集でも見たのだろう。

男性の好む物を必死に考えた結果だと思えば先程の突然の奇行も微笑ましい言える。


しかし、二葉結衣は言った。

「愛美ちゃん。それは一部の界隈の人だけだよ。それにちょっとあざとすぎるよね。愛美ちゃんならまだ良いけど、私がやったら大変だよ。先輩だっていきなりそんなものを見せられたら喜ぶというよりも…」


二葉結衣がそこまで言った所で日高愛美がとめた。

「結衣。もうやめて。分かったから。私が悪かったから。忘れて」


おそらくもう限界だったのだろう。

俺も心から願った。

もう許してあげて欲しいと。


すると二葉結衣はにやけて言った。

「でもさっきの愛美ちゃんは可愛かったよ。多分大学でオタクサークルに入れば姫になれるよ。」


オタサーの姫か。

俺は反対だ。

あれは人工的であり、日高愛美は天然ものだ。


すると愛美は少し不満げに言った。

「えー。私は大学でもサッカーしたいよー。」


どうやらもてることよりもサッカーで頭が一杯らしい。

その後も二人の会話は続いたが、俺は必要以上に会話を聞くのは良くないと考えトイレへと向かった。

監視を行なうのは必要最小限にとどめるのが保護する会の決まり事だからだ。


☆☆☆

次は後に日高愛美の白鳥事件と称される事となる国語の時間に起きた事件について説明しよう。

その日、事前に詩を作ってくる宿題が出されておりその総評が行なわれるはずだった。

事件はそこで起きた。


まず担任の安藤先生が生徒達に向かって授業を始めた。

「皆さん。宿題で詩を作ってきてもらいましたね。特に日高さんの詩は凄く良かったわ。」


この時、日高愛美は授業を聞いておらず、微笑みながらノートに何かを書いていた。

おそらく理想のベストイレブンだろう。

日高愛美はベストイレブンを作るのが大好きで、良く作っては二葉結衣に話している。

ちなみに、CFをメ○シにした偽9番の布陣が多く、ゼロトップといえば日高愛美が隠れファンの間では常識になっている。

人によってはゼロトップの事を愛美トップと表現する者も居る。


そして完全に自分の世界に入っていたのだろう。

日高愛美は突然名前を呼ばれて凄く驚いた表情を見せた。


安藤先生は言った。

「日高さん。日高さんの詩をここで読んでもらえるかしら。」


「ここでですか?」

日高愛美は詩を読む事をためらった。

それはそうだ。

詩を人の前で読み上げるのは恥ずかしい。

正常な羞恥心を持っている人間であれば出来ない事だ。


すると安藤もそれを察したのか言った。

「そうよね。自分で読むのは恥ずかしいわよね。」


日高愛美は安藤先生の言葉を聞き少し安心した様子を見せた。

しかし、安藤先生の言葉はそこで終わらなかった。

「じゃあ。私が読み上げましょう」


日高愛美はその言葉を聞き絶望した様子を見せた。

じかし、安藤先生の読み上げは止まらなかった。

「白鳥       

               日高愛美

水面に佇む白鳥を見る。

息をのむほど美しい。

白い翼に優雅な姿。

心の底から憧れる。


白く美しく輝く白鳥。

赤い血潮に秘めるは情熱。

昔はアヒル、今は白鳥。

水の下では必死の努力。


今も昔も私はアヒル。

美しく魅せる余裕は無い。

だから水上も下も今日も明日も。

私は必死にもがき続ける。        」


俺は思った。

美しい詩だ。

きっと真面目な彼女の事だ。

宿題だからといって手を抜くこともなく一生懸命自分の思いをつづったのだろう。

だが俺はこうも思った。

これを読み上げられた本人は地獄だろうと。


案の定日高愛美は頭を抱え「もういっそ。殺して」とつぶやきながら自分の詩が読み上げられるのを聞いていた。


すると「私はアヒル」という一説でなかがつぼにはまったのか委員長の桜井恵子が笑い出してしまった。

彼女は真面目であるため、必死に笑いを堪えようとしたが、笑いは止まらない様子だった。


ところがそれを見た、ギャルっぽい女子井上遥が言った。

「ちょっと。委員長。失礼じゃん。私は日高さんの作品好きだよ」


井上遥は隠れファンの一人であり、四天王と呼ばれている人物である。

ちなみに俺のような末端の会員にも気軽に話しかけてくれる良い人で、「うち。愛美ちゃん見ると何か緊張しちゃって話しかけらんないんだよね。」と言っていたのを覚えている。


「ごめんなさい」

委員長は笑いを堪えて涙を流しながら必死に謝った。


すると安藤先生も言った。

「私も大好きよ。特に、白鳥と対比して自分をアヒルに例える事が良いわね。日高さんの熱い思いが伝わってくるわ。確かサッカーのプロを目指してるのよね。頑張って」


「先生。それは内緒にしてって言ったのにー」

日高愛美は詩に加えて将来の夢までばらされて事で涙目になった。


もっとも日高愛美が本気でプロを目指している事も、自分の実力や身長を気にして隠している事はファンのみならず、クラスメートも皆が知っている。

もっとも本人が隠している以上、気付かない振りをし、こっそり応援していた。


すると日頃の思いがあふれたのだろう。

井上遥が言った。

「日高さん。恥ずかしがる事ないわ。あんた頑張ってる。」


安藤先生もそれに応じて言った。

「そうね。皆で頑張っている日高さんに拍手しましょう」


そして日高愛美にはクラス中からの拍手が送られた。

それは彼女をからかう意図はなく心からの拍手だった。

勿論俺も拍手をした。

しかし、当の日高愛美には伝わらなかったようで、彼女は全てを諦め、虚ろな目で虚空を見つめていたのだった。

☆☆☆

次に報告するのは日高愛美がち恋勢と愛美結衣百合カプ勢の深刻な対立を生む事となった事件、通称百合の花園事件である。


事の発端は、ベンチ入りメンバーを外れ落ち込む日高愛美に対して、レギュラーに入った、二葉結衣が話しかけ、日高愛美が二葉結衣に酷い言葉を発してしまった事にあるらしい。

本来、人を穏やかな性格の日高愛美だがサッカーに必死であるが故に、天才で少しニヒルに構える所のある二葉結衣の言動に腹が立ったのだろう。

もっとも普段は、凄く仲の良い二人の喧嘩は非常に珍しい事であり、我々も対策本部を設置して対策を練っていた。


そして次の日の朝、事件は起こった。

日高愛美は毎朝、早くにグラウンドに現れて一人練習をしている。

ちなみに夜9時には寝てしまうため居残り練習はしないらしい。

そんな日高愛美の元へ昨日喧嘩をした二葉結衣が現れた。


「愛美ちゃん。愛美ちゃんだ。」

そして二葉結衣は日高愛美を見ると感情が爆発したのか、その様に叫び涙を流しながら日高愛美の元へ走った。

日高愛美はその異様な様子に恐怖を感じ、逃げようとしたが、二葉結衣の無尽蔵のスタミナとその俊足によりあっさりと捕まってしまった。


二葉結衣は日高愛美を強く抱きしめると泣きながら言った。

「愛美ちゃああん。ごめんねええ。」


もの凄く大きい声であったため日高愛美は周囲を見た。

そして様子を心配しながら眺めている我々ファンクラブの様子に気づいた。


このままではまずいと思ったのだろう日高愛美は言った。

「結衣。取り敢えず泣き止んでよ。」


しかし、二葉結衣の興奮は収まらず、日高愛美の細い身体が折れないか心配になる程強く日高愛美を抱きしめた。


「愛美ちゃああん。私ね。離れようと思ったの。でもサッカーやめれないし。愛美ちゃんとも仲良くしたい。だって私。愛美ちゃんのことが大好きだから。」


日高愛美は驚いた様子を見せた。

当然だ。

こんなグラウンドで大好きと叫んだところを皆に聞かれれば二人が変な関係であると誤解されかねない。

だから日高愛美は二葉結衣を何とか落ち着かせようとした。


しかし、二葉結衣は落ち着かなかった。

「愛美ちゃんは私の事大嫌いかもしれない。でも私は」


二葉結衣がそこまで言った所で、ヤケクソになったのか、日高愛美は二葉結衣を止め、二葉結衣と同じ位の大きさで叫んだ。


「そんな訳無いでしょ。私だって。結衣のこと大好きだよ。」


気付くと日高愛美も涙を流していた。

「この馬鹿結衣。悪いのは私でしょ。私はあなたに八つ当たりしたの。あなたは怒っていいところなのよ。なのに、なんであなたが謝ってくるのよ。もうどうやって謝ったら良いか分からなくなっちゃったじゃない」


我々ファンクラブも日高愛美の熱い思いに涙を流した。

横を見ると同じく泣いている井上遥と目が合った。


「これ使いな。」

彼女は俺にハンカチをくれた。


「ありがとうございます。」

俺はありがたくハンカチを受け取った。


二葉結衣は言った。

「無理だよー。だって、愛美ちゃんとこのまま話せなくなるなんて絶対嫌だもん。」


日高愛美は言った。

「そんなの私もだよ」

そして愛美と結衣は泣きながら二人で抱き合ったのだった。

その後、ファンクラブでは会議が行なわれ、彼女達に余計な詮索が加えられないようにこの事件については隠蔽される事となった。

よってこの事件の事を知っているのは今や限られた人間のみである。


☆☆☆

最後に日高愛美について流れている好きな人がいるという噂について有力な情報を掴んだため補足しようと思う。


ある時教室の休み時間二葉結衣が日高愛美に言った。

「愛美ちゃん。愛美ちゃんて好きな人が居るでしょ。」


すると日高愛美は照れた様子で頷いた。


「誰?教えて」

二葉結衣が日高愛美にそう言うと日高愛美は二葉結衣の耳元でその名を告げた。


二葉結衣はその名を聞くと驚いて言った。

「えっ?それって私の知っているあの人?」


日高愛美は照れた様子で言った。

「うん」


俺は話の流れに驚き必死に聞き耳を立てた。

すると二葉結衣が言った。

「本気で好きなの?結婚とかしたい感じ?ファンじゃなくて?」


日高愛美は言った。

「本気。時々、その人と結婚して家庭を営む様子とか想像しちゃうの」


その言葉に俺は日高愛美が結婚する様子を想像し心の中で涙を流した。

でも井上遥を初めとする会員と約束したのだ。

彼女の意思は尊重すると。

そのため俺は干渉せず、静かに話を聞き続けた。


すると二葉結衣が言った。

「それは相当本気だね。ちなみにこの人って既婚者じゃなかったっけ?」


日高愛美が言った。

「ううん。子供は居るけど未婚だよ」


俺は日高愛美の言葉に衝撃を受けた。

しかし、二葉結衣は気にした様子もなく言った。

「良かったね。いや。良くは無いか。というかもう一回確認して良い?」


日高愛美は言った。

「うん。」


二葉結衣が言った。

「愛美ちゃんが好きな人って○リスティアーノ・○ナウドなの?」


すると日高愛美は凄く照れた様子で言った。

「恥ずかしいから名前をはっきり言わないでよ。ちなみにフォワードなのもその人の真似なんだ」


○リステイアーノ・○ナウドか。

そういえば彼女のツイッターを確認している会員からそういう指摘があった。

彼女のツイッターは基本的にレア○マドリードの試合結果しかつぶやかない為、ファンの間では愛美速報と呼ばれていたのだが、今期からはユヴェン○スの試合結果をつぶやく様になったため、ファンなのではないかとは疑われていた。

しかし、まさかガチ恋勢だったとは。

想定外だ。


俺が衝撃を受けていると二葉結衣が言った。

「世界一のフォワードだもんね」


しかし、日高愛美は少し考えた様子で答えた。

「私は世界一は○オネル・○ッシだと思う。」


「いや。その論争は今は良いよ。」

二葉結衣は呆れた様子でそう言った。


俺は会員達に告げる。

今まで、日高愛美ガチ恋勢と、愛美結衣百合カプ勢で争ってきたが時代は変わった。

俺はロナ愛美妄想勢の立ち上げを宣言する。

あいつは良い男だ。

あいつならきっと日高愛美を幸せにしてくれるだろう。


衝動的に書きました。「私がなりたいのはサッカー選手じゃなくて先輩のお嫁さんなんですけど」の登場人物、日高愛美のみに焦点を当てたお話しです。あと、10月8日から真面目な長編を連載する予定なのでそちらもお願いいたします。

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