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ボディーガードは次元戦艦オイナリサン!  作者: 矮鶏ぽろ
最終章 宇宙制御戦艦オイナリサン!!!
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宇宙制御戦艦レシェロカルロスの異次元コード

オイナリサンにも不可能な、宇宙制御戦艦の異次元コード解析。それをゴジュルヌが出来ることを……真奈美は知っていた!?

 宇宙制御戦艦レシェロカルロスの異次元コード


「やれやれ。それじゃイナリ。次の砲撃は宇宙制御戦艦レシェロカルロスを狙え」

「ここからでは異次元歪曲で避けられると判断」


 敵の異次元粒子砲がまたイナリをかすめた――。

 サラマン第一惑星衛星軌道上から敵の宇宙制御戦艦四隻が接近しながら砲撃を浴びせてくる――。


「レシェロカルロスの使用異次元コードは、ひらがなの「そ」に「丸」つまり半濁点だ!敵が異次元歪曲を使う寸前にそのコードを利用して敵の異次元を無効化しろ――!」

「そ、そんな馬鹿な。なぜそんな事が瞬時に解析できる。分析不可。コードが正しい確証皆無~」

「間違いないさ。俺の頭はだてにデカくないのさ。急げ!」

「敵捕捉。発射(うて)!」

 私の号令で、瞬時にイナリの異次元粒子砲が光の帯を吐きだす――。

「コード入力完了。宇宙制御戦艦レシェロカルロスの異次元を――私が制御可能! ――異次元シールド強制撤去実施。完了……」


 その声は少し寂しげであった。――そして大きな閃光がまた広がる。


「宇宙制御戦艦レシェロカルロス完全に消滅。異次元シールド皆無状態で砲撃を受けた為、一瞬にて全て消滅……。待機中」

「馬鹿! 感傷に浸っている場合じゃないぞイナリ。次の作戦はもっと酷いものになる」


 ゴジュルヌが目を閉じて言った。

 この人……は、もう私の考えている次の作戦が分ったようだ。


「分かっているなら話は早いわ。ゴジュルヌが頭の中に隠し持ってきた「異次元消失装置」を使うのよ!」


「――!」


 ゴジュルヌはやれやれといった顔を見せる。

「まさかそんな事にまで気が付くとはねえ」



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