おまけ-第4章開始時キャラクタシートと四方山話
ここはおまけページです。
見なくても話の内容を追うのに問題はないと思います。
以下に、作中TRPG「メリクルリングRPG」における、主人公たちのキャラクターシートを掲載します。
第4章開始時キャラクタシート
で、このままだと「文字数足んねーよ」と怒られるので、四方山話などを。
***メリクルリングRPG世界の軍人の数について***
「ところでレギ帝国と言うと大国っぽい感じだけど、帝国軍ってどれくらいの規模なんだ?」
「はい、えーと、軍部組織としては『西部方面軍』、『帝国軍本隊』。それから『国境警備軍』の3軍で、全帝国軍総数がだいたい600名という所ですかね」
「ええ、ちょっ、600名って。国を挙げても軍人が1000人いないっていうのは、さすがに少なすぎないか?」
「そうですかな?」
「うにゅ、時代劇とか見ても、お侍さんがもっといるにゃ?」
「そーやね、三国志とかでも、『10万の軍勢』とか派手に出とるし」
「そうは言いますが、自衛隊は約30万人ですぞ」
「え、そんなもんなの? 少なくね?」
「ぶっちゃけ、30万という数がピンとこないにゃ」
「人口比率から見て0.25%以下、という所ですね」
「そう言われると少ないにゃ」
「ところが我々の世界では、殆どの国の軍人比率は1%未満なんですよ」
「ほへー、そんなもんなんや」
「予備役込みの数字だと、ロシアとか北朝鮮は10%超えますがの」
「まさに軍事大国やね」
「いろいろな説がありますが、だいたい5%超えると、国家経済が厳しくなると言いますな。資源がある国ならもっといけるでしょうが」
「いろいろな国がありますから一概には言えませんよ。ですが一般的に考えれば、国を疲弊させずに、健全に軍隊を運営したいなら1%くらいが調度よいのでしょう」
「ふむ、レギ帝国の人口ってどんだけだ?」
「約20万人です」
「600人やと0.3%ちゅーことやん。ほな、なんで三国志とか戦国ものは、あんな派手な軍勢が出て来たん?」
「サバ読んだにゃ?」
「サバって。それもあると思いますが、まぁ徴兵のせいですね。常備兵は極力おかず、戦争時には農民をかき集めたのです。だからその辺りを『軍人』として数えると、軍事比率がかなりの数字になるはずですよ」
「そうか。確かに三国志とか読むと、『田畑が荒れ人々は疲弊して』なんて描写もある。なるほどなるほど」
「ちなみに三国志で軍勢が全滅しても、その後すぐたくさんの軍勢が整えられるのはなぜかと言いますと、『ほとんどの農兵は戦闘時に逃げ出すから死んでいない。それで次の戦争でまた戦列参加する』という説もありますな」
「無茶苦茶にゃ」
「まぁ、この世界も昔はそうだった様ですが、指導者たちがハタと気づいたんですね。こりゃイカン、金ばっかりかかるじゃないか、とか。そこで徴兵をできるだけ止める方向で、少数の常備兵で戦争しようじゃないかと」
「偉いやないの」
「実際、レベルによる実力格差がハッキリあるこの世界では、レベル0の農兵集めるよりも、普段から訓練する少数精鋭の方が、圧倒的に効率良いですからのぅ」
「軍人が少数で成り立っているのは、そこも大きな要因でしょうね。つまり軍人とは専門職なので、にわかでは役に立たないと」
「じゃぁ、内乱中っていうタキシン王国も、結局その少数軍人だけでちまちまやってんのか」
「まー、そこはその。長く戦争してると軍人の数が足りなくなりまして、結局、頭数のために徴兵してたりしますけどね。建前的には義勇民兵ですけど」
「ありゃー。やっぱ、東に逃げんで良かったんちゃう?」
「西も大概でしたけどね」
「割と死ぬ思いしたにゃ」
「ま、そういうわけで、この世界の軍事常識としては『軍人数は国民総数の0.5%前後』という事になっているのですよ」
「へー」
おわり




