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ぼくらのTRPG生活  作者: K島あるふ
#10_ぼくらのダンジョン生活(最終章)

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196/208

40緒戦

 最終章 ここまでのあらすじ


 真なる創造主にして異世界の悪神ヴァナルガンドは、この世界を自らの糧とする為に創りたもうた。

 だが、彼を追いやはり異世界から来たウォーデン老とその弟子ハリエットにより窮地に立たされたヴァナルガンドは、彼の忠実なる(しもべ)である人狼ギャリソンによって造られた迷宮『グレイプニル』へと逃げ込む。

 そしてヴァナルガンドとの戦いで深い傷を負ったウォーデン老は、迷宮の攻略をアルト隊に託した。

 迷宮攻略の期限は3月21日。

 それは昼と夜が釣り合い、糧となる世界からヴァナルガンドに及ぼす影響が、最も高まる日だという。

 様々な敵と罠を潜り抜け、途中、アスカ隊、ドリー隊、ルクス隊を加え合同4(パーティ)となった一行は、期限日である3月21日の朝、ようやく『偉大なる創造主の隠れ家』と銘打たれた間にたどり着いた。

 ここには4つの部屋があり、どれかにヴァナルガンドがいるという。

 ただし各部屋に挑戦できるのは一度に6人までらしい。

 また、もしどこかの部屋の攻略が成れば、攻略メンバーは定員にかかわらず他の部屋に乱入できるという。

 4つの(パーティ)は、それぞれが別の扉の先に飛び込んだ。

 『|シュテルネンハオフェン《アスカ隊》』がそのドアをくぐると、そこはとても明るい大聖堂風の広間であった。

 入った途端、耳に響くのは管が奏でる一音一音がハッキリとした荘厳な旋律だ。

 見れば数段の階段を経て少し高くなっている半円状の舞台上で、裾の長いクラッシックなスーツに身を包んだ大男が木製のオルガンを奏でている。

 否、ただのオルガンではない。

 その向こうの壁一面に敷き詰められるように建てられた金属の管に繋がる、大きなパイプオルガンだ。

 この聞こえてくる音楽は、どうやらその大男の弾く曲のようだ。

「当たりかしら?」

 美しい金の髪を左右で小さく結んだまだ幼さの残る少女、マリオンが呟くと、その隣にいたこれまた美しい銀の髪をなびかせる無感情じみた少女、ナトリが答える。

「ハズレともいう」

 そんな2人の言葉に固唾を飲んだ鈍色の全身鎧に身を包んだ女偉丈夫アスカは、スラリと腰の『両刃の長剣(ロングソード)』を引き抜いて『凧型の盾(カイトシールド)』を構えた。

 この『両刃の長剣(ロングソード)』はただの剣ではない。

 第5階層で手に入れた有名かつレアな装備、『竜殺しの魔剣(ドラゴンスレイヤー)』である。

 もっとも、この度に対峙することとなった敵には、そこそこ強い魔法の剣程度の効果しかないだろうが。

 戦闘の気配を感じたか、そのアスカの鎧下のフードに隠れていた人形サイズの少女たちがひょいと降りてマリオンやナトリの横へと展開する。

 白いバフスリーブのワンピースに身を包んだ『癒しの手(クラーティオ)』エクレア。

 そしてチェック柄のインバネスコートを羽織った『探索の目(オキュラス)』クーヘンの姉妹だ。

 アスカを頂点とした1トップ4バック。

 この隊列こそが『シュテルネンハオフェン』の戦闘隊列である。

「とても良い日に来てくれた。ギャリソンもいい仕事をする」

 大男はアスカたちの侵入に「とっくに気づいていた」という風でオルガンを奏でる手を止めずにそう声をあげた。

 大声を出しているわけでもないのに、不思議とよく通る声だ。

「あんたがヴァナルガンドとか言う人狼ね?」

 懐から取り出した『短杖(ワンド)』を油断なく構えつつマリオンが訊ねれば、大男は口元でわずかに笑って頷いた。

「いかにも。ヴァナルガンドは俺のことだが、人狼などという下等なものと一緒にしてほしくは無い」

「では、あなたは何者?」

 続けて会話を試みるのはナトリだ。

 これには、出来るだけ時間を稼いで他からの援軍を待ちたいという気持ちが多分に含まれている。

 ヴァナルガンドは解っているのかそうでもないのか、ともかく機嫌良さそうな風で音楽を止めると振り返ってアスカたちへと両腕を広げて見せた。

「人狼など、『黒い森(ジュヴァルツヴァルト)』に住まう我が眷属の使役する(しもべ)でしかない。俺はその頂点に立つ『大神(おおかみ)』である」

 その顔は人のそれでありながらもあり得ないほどに口元が大きく歪み、まるでこの時を喜びを持って迎えるかのごとく、笑っていた。

「初めは女どもか。さぞ柔らかく良い香りを放つ前菜なのであろうな」

 そして続けて、ついにもれたと言わんばかりに大きな笑い声をあげた。

 途端、大男の姿は巨大な大狼へと姿を変え、広間の内部は氷の粒をはらんだ嵐のような風に包まれた。

 その異様に、アスカは鎧の下でわずかに震え、後ろの4人は恐怖に負けじと身を縮ませる。

「会話での引き延ばしはここまでね。後は出来るだけ耐えて他が合流するのを待つわよ」

 アスカの背後にピタリと寄り添ってマリオンが囁く。

 もちろん彼女も、このアルセリア島ではトップクラスの『魔術師(メイジ)』であるという矜持はあった。

 それでも眼前に姿を現した『大神』に勝てると己惚れることは出来ない。

 それほどまでに強烈な圧力を感じた。

 これがオーラというものか。

「たたた、倒してしまっても、かま、かまっ、構わんのだろう?」

「姉ちゃま、声が震えているデス」

 対してアスカは強がってみるが、まったく締まらない結果であった。

「ところで」

 と、戦闘フェイズ突入直前、もう一つだけ、これだけは聞いておきたい。

 とばかりにナトリがいつになく真剣な目で問いかける。

「なぜ、パイプオルガン?」

 ヴァナルガンドは大狼の口を微かに歪めて答えた。

「『ボスなら、挑戦者をパイプオルガンの演奏で迎えるは必定』と、キヨタヒロムが言っていたのでな」

 ナトリは「やっぱり」と呟いて大きな溜息を吐いた。



「どっちにしろ、それ以上のデータは得られなかったんですね?」

 前衛で大太刀『蛍丸』を構えたサムライ少年アルトが、真っ赤なワインゼリーのようなスライムから目を離さぬままに訊ねる。

 すると彼の後方で、瞳に『ズールジー(動物学)』のスキルを宿した黒衣の魔導士カリストが申し訳なさそうに頷いた。

「ああ、すまない」

 『学者(ワイズマン)』のスキル『ズールジー(動物学)』は、あらゆる怪物(モンスター)の生態を知ることが出来る技である。

 が、スキル使用においての成功度合いで、得られる知識の深度が違うのだ。

 レベルの高いマイナー怪物(モンスター)は、知識を得るための難易度も高い。

 ゆえに、カリストはこの真っ赤なスライム状怪物(モンスター)『メッサージエロ』について、名称とレベル以外のことを知ることが出来なかったのだ。

 ちなみにドラゴンのような、レベルが高いがメジャーな怪物(モンスター)は難易度も低かったりする。

 ともあれ、アルトも他の仲間もこんなことを失態とは思わない。

「カーさんが判らなけりゃ、他の誰も判らんにゃ」

「そーそー、気に病むこと無いんやで」

 と、ねこ耳童女マーベルと乙女神官モルトが皆の気持ちを代弁した。

「一応、オレも『学者(ワイズマン)』持ってんだけどね」

 ただ、ちょっとだけ釈然としない気持ちのアルトだった。

 もっとも『学者(ワイズマン)』のレベルが1しかないアルトの持つスキルは、『言語学』のみなのだが。

「さて、こうなればアルト殿の出番ですぞ」

「お、おう」

 少しモヤモヤしているアルトに発破をかけるのは最後衛で愛用の『手風琴(アコーディオン)』を構える酒樽紳士レッドグースだ。

 彼は歌や音楽を聴く者に魔法の効果を及ぼす『吟遊詩人(バード)』である。

 そんな彼にとっては、眼前の怪物(モンスター)がただのスライムなのか、音楽を解する精神があるかどうかがまず興味の対象だった。

 それによって使う呪歌が変わるからだ。

 味方だけにかかると都合が良いモノなのか、敵味方無差別にかかるのが都合良いモノなのか、という訳だ。

 前衛を任されるアルトは気を取り直し、改めて真っ赤なスライム状の怪物(モンスター)を見つめた。

 見つめて、それで、見ていてもこれ以上のことは判らないと、気合を入れる。

 判らなければ、一度当たって知るしかない。

 言わば威力偵察である。

「GM、戦闘フェイズは開始しないのか?」

 ただ、対峙したまま数10秒が経過しているにもかかわらず、一向に動きが見えないので少し困惑した。

 呼ばれた元GM、薄茶色の宝珠(オーブ)氏も、少し困惑の色を混ぜた声で答える。

「開始、されませんね。戦闘突入のタイミングはこっちに任せる、ということでしょうか」

「誰かが攻撃を仕掛けない限り、戦闘フェイズが始まらないということかな? なら…こうしよう!」

 カリストが自分の顎をひと撫でしながら思案気に呟いてから、銀の指輪を付けた手をおもむろに掲げた。

「『リーンフォース』」

「承認します」

 厳かに掲げた右手を払うように振るうと、その銀の指輪からエメラルド色の光が一度瞬き、そしてその光はアルトの全身を包んで消えた。

「早速、7レベル魔法ですね?」

 その様子に薄茶色の宝珠(オーブ)も少しうれしそうに声を掛ける。

 『リーンフォース』は7レベルの緒元魔法だ。

 その効果は対象者の全能力値を一時的に引き上げる。

 能力値のどれか一つを引き上げる、3レベル緒元魔法『フィズフォージ』の強化版と言える魔法である。

「これだけじゃないよ。『フィズフォージ』ストレングス。『フィズフォージ』アジリティ。『フィズフォージ』デクスタリティ。それから『アセレラシオン』」

「なるほど。強化(バフ)魔法オンパレードですか。承認します」

 カリストが次から次へと魔法の名前を発すると、その度に銀の指輪から光が放たれ、そしてアルトへと吸い込まれていく。

 『フィズフォージ』は先に述べたように「どれか一つの能力値をあげる魔法で、それぞれが『筋力度』『敏捷度』『器用度』に対応している。

 そして『アセレラシオン』は『敏捷度』を倍加する加速魔法だ。

 どれもルールブックに「重ねがけ不可」との記載が無いのが特徴と言える。

「最後は『ファイアアームズ』だ」

「承認します」

 言葉と共に振るわれたカリストの手から炎の帯が迸る。

 出現した炎はすぐにカリストの頚木を離れ、アルトの構えていた『蛍丸』に纏わり付いた。

 淡い光を放ちながらも、その刀身に炎を纏った『蛍丸』は、なんだかアンバランスに凶悪な容姿である。

 おなじみ3レベル緒元魔法『ファイアアームズ』。

 炎を武器に付加することで、敵に与えるダメージを増大する魔法である。

「にゃるほどにゃるほど。アタシもやるにゃ」

 カリストの意図を察し、もう一人の魔法使い、『精霊使い(シャーマン)』のマーベルが張り切り一歩出た。

「『勇気の精霊(ブレイビー)』召喚にゃ」

「承認します」

 マーベルの声に応え、コブシ大ほどの大蜜蜂が虚空より現れる。

 勇気を司る精神の精霊ブレイビーである。

 続けてマーベルは、かの精霊に命を下す。

「初めてだけど頼むにゃ。『戦乙女の僕(バルキリーサーバント)!』」

 彼女の声を聴き、勇気の精霊(ブレイビー)が全身の短毛に静電気を浴びたかのごとく逆立てた。

 かと思えば、まばゆい金色の光と燐粉を周囲に振りまきながら、まるで脱皮でもするかのように、その背から鎧と槍で全身を固めた美しき乙女が現れる。

 その乙女が槍を振りかぶり、そして投げる。

 そして乙女の投げた銀の槍は一直線にアルトの背へと突き刺さった。

「ちょ、なにしとんの!」

 この様子に慌てたのは当のアルトだけではない。

 始めて見たこの魔法に、(パーティ)の誰もが目を見開いて悲鳴を上げた。

 だが刮目して見よ。

 とばかりに得意げな顔でマーベルが顎をしゃくる。

 それに従い、一瞬、推定やらかし童女マーベルへと集まった視線が再びアルトへと集まった。

 すると、アルトに突き立ったはずの槍はすでになく、彼の全身を銀色のキラキラと光る霧が渦巻いていた。

「これが……『バルキリーサーバント』か!」

 カリストが呟きから声を大きく上げ、そして納得気に頷いた。

 戦乙女の僕、『バルキリーサーバント』は8レベルの精霊魔法だ。

 『勇気の精霊(ブレイビー)』を介して上位精霊『戦乙女(バルキリー)』に力を借り、戦闘が終わるまでの間、対象者の攻撃力、打撃力を大幅にアップする。

「そんでついでに『勇気の精霊(ブレイビー)』は『アインヘリアル』も頼むにゃ」

 命じられ、戦乙女の姿を消した『勇気の精霊(ブレイビー)』は、アルトの頭上を飛び回って金の燐粉を振りまいた。

 これはお馴染み、対象者の恐怖心を消し去り、攻撃力を上げ、回避力を下げる精霊魔法である。

「それならワタクシも乗らねばなりませぬな。このビッグウェーブに」

 次いでレッドグースが赤い『手風琴(アコーディオン)』をかき鳴らす。

 『大地の妖精族(ドワーフ)』の野太い声が、『手風琴(アコーディオン)』と調和する。

 勇壮な旋律に力強い歌声。困難へ立ち向かう勇気を与えてくれるこの『呪歌』の名は『マーシャルソング』という。

 古代の英雄をたたえ、道を目指す者を励ますその歌詞は、戦士の心を持つ者に祝福を与える。

「あれ、呪歌使ってええの? 相手にも効果出てまうのとちゃう?」

 ふと疑問に思ってモルトが問うが、答えるべきレッドグースは歌の途中だ。

 代わりに薄茶色の宝珠(オーブ)氏がその解を述べた。

「『マーシャルソング』は少し特殊な呪歌で、『戦士の心を持つ者』だけに響くのですよ。つまり、あのスライム(もど)きが実は戦士だった、というのでなければ大丈夫です」

「なるほどなー」

 と暢気に会話を交わす2名だった。

 ともかく、各後衛から強化(バフ)支援を受け、サムライ少年アルトはかつてない程に活力を感じていた。

 さらに言えば昨晩9レベルになった分も加わり、とにかくこの力を試したくてウズウズしている。

 そしてその試金石が、眼前にぶら下がっているのだ。

 天井に張り付いていた真っ赤なスライム擬きも彼の意思を察したか、『蛍丸』の手が届く床へと這いずり下りる。

 いよいよ、戦闘フェイズの開始である。

「チエェェェェェ!」

 アルトが炎を纏った『蛍丸』を八相に構えて突進する。

 狙うは当然、真っ赤なスライム擬き『メッサージエロ』だ。

「行くぜ、一撃必殺『蜻蛉切り』」

「承認します」

 『メッサージエロ』にあと数歩と近付いたアルトが叫びをあげ、身を低くして地から足を離した。

 『ミスリル銀の鎖帷子(チェインメイル)』を着た重い彼の身体は前進しながら宙でクルリと回転し、そして『蛍丸』の斬っ先が音速へと近づく。

 全身の力を乗せて放つ捨て身の斬撃『蜻蛉斬り』。

 その打撃力は『ツバメ返し』をはるかに超える。

「出て来て早々退場だ。わりーな」

 『蛍丸』の刃が『メッサージエロ』に届くその瞬間、アルトはニヤリと笑ってそう呟いた。

「フラグにゃ」

 それを聞きつけ、ねこ耳童女が残念そうに首を振った。

 果たして、どれが本当にフラグだったのか。

 それともフラグなどというものは存在せず、ただ必然だったのか。

 『蛍丸』の刃が斬り裂いたのは、硬い石畳だった。

 キィン、という甲高い音と共に深い溝を刻まれた石畳。

 そして勢い余ってさらに回り床に背を叩きつけられるアルト。

 何が起こったか。

 『メッサージエロ』は刃がその身に届く瞬間、左右に別れてかわしたのだ。

 そしてアルトが地に転がるや否や、まるで波しぶきのごとく立ち上がったスライム擬きは、左右からアルトに覆いかぶさった。

 『蜻蛉斬り』は確かに一撃必殺の力を秘めた、まさに必殺技と言えるだろう。

 だがその欠点がそこにある。

 必殺の一撃と引き換えに、『蜻蛉斬り』を放った直後にスキル使用者は無防備となり、敵からの反撃があれば、ほぼ無条件で受ける羽目になる。

「ちょ、いや、ヌルヌルするっ」

 たちまち真っ赤なスライム状の何かに包まれたアルトは、モゴモゴと蠢きながら声をあげる。

 その声は次第に悲鳴へと変わった。

「や、ちょっと、熱い! 痛い! 溶ける!」

 たっぷり10秒ほど、ゲル状物の中で揉まれたアルトは、後にペイっと吐き出されて仲間のすぐ近くへと転がされる。

 無残にも彼の肌はあちこちが焼け爛れ、痛々しいまでに憔悴した瞳で虚空を見ていた。

「ちょ、アル君しっかりするんや!」

 慌てて駆け寄ったモルトの『治癒魔法(キュアライズ)』で事なきを得、アルトは額の脂汗を拭いながら警句を発した。

「気を付けろ、あいつ強いぞ!」

「いや、さすがに8レベル怪物(モンスター)ですから強いのは知っておりましたが、あれでは何の判断も出来ませんぞ」

 つい『マーシャルソング』の歌を止めて、レッドグースは呆れたように呟いた。

 戦いはまだ本番という訳ではないようだ。

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