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ぼくらのTRPG生活  作者: K島あるふ
#08_僕らの潜入生活

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133/208

20一つ越してもまた次の嶮

8章これまでのあらすじ

アルトの義兄弟からの「リルガ王国にて待つ」という手紙に従い、情報を求めてタキシン王国へやって来たアルト隊は、タキシン王国王太子アムロドから、その情報を報酬として依頼を受けた。

依頼はニューガルズ公国での工作任務であった。

そしてアルト隊は色々あって任務は無事完了し、その上で、ニューガルズ公国王の軍勢と合流し、武功も挙げ、後は褒美と報酬を得るだけとなった。

「此度の戦功を認める、見事である」

 ニューガルズ公国は王城たる『中奥城』の謁見の広間にて、アルト隊の面々は公国王よりその様にお褒めの言葉を頂いた。

「ありがとうございます」

 リーダーとして答弁を任されているアルトは、素直かつ簡潔に答えて頭を垂れる。

 これが港街ボーウェンの酒場での話であれば「どうだ凄いだろう」などとおどけるところだが、さすがにそう言う雰囲気ではない。

 なので雰囲気にそのまま流されるのが吉と見た訳だ。

 大きな広間に高い天井を支える幾つもの石柱。そして人が座るには不釣合いな大きく立派な玉座。その後ろには王家の正十字紋章旗が掲げられている。

 そんな謁見の広間には、今やアルト隊だけでなく様々な人々があちこちで列を作っていた。

 この度の乱にて活躍した武人たち。それ以外にも軟禁や蟄居を解かれた政府高官や、末席には王女アーデルハイトを守っていた侍女たちもいる。

 公国王オットールはこれから彼ら彼女らの沙汰を言い渡していかなければならない為、アルト隊とのやり取りは以上を持って終了した。

 後は係員に従って褒美を受けるように、とのことである。

「あっさりしたもんやね」

「面倒な宮廷の形式にいつまでもつき合わされるよりは良いんじゃないかな?」

「全く同感ですな」

 下がって良い、と言い渡されたので、とっとと謁見の間を辞したアルト隊の面々は、大扉をくぐった途端に相貌を崩して安堵の溜め息と共に軽口をもらした。

 あの偽法王キャンベルとの戦いで、アルト隊の半数以上が正に死ぬ目にあったわけで、すべてが終わったと思えばこの安堵も当然だ。

「いや、まだ安心するのは早い」

 と、そんな弛緩した雰囲気の中、戦いとはまた違った緊張をはらんだ声をあげたのは、アルトである。

「まだ何か(にゃんか)あるにゃ?」

 眉を寄せたマーベルが、不穏なアルトを睨む。

 彼女とて今回はHP(ヒットポイント)ゼロの昏倒状態を経験しているので、これ以上の戦闘は当分コリゴリだ、と言う気分だった。

「まだ『褒美』を受け取ってないからな。果たして本当に刀があるかどうか」

 アルトの心配事とはこれであった。

 そもそもアルト隊の仕事はキャンベル統治下のニューガルズ公国に隙を作った段階で終了している訳で、最後の参戦はあくまで褒賞目当てなのだ。

 そしてアルト個人としては折れてしまった『胴田貫』の代わりとなる名高い銘刀を褒賞として得るのが目的だ。

 公国王のおぼろげな記憶は「見た憶えがある」程度だったので、様々な心配事が晴れた今になって、俄かに不安が押し寄せてきたのだった。

「ふむ、確かにそれは重要ですな。この度、褒賞で開かれる『宝物庫』が、いったいどれ程の物か、と言うのは興味がつきませんな」

 そんなアルトの不安に同意する様に、レッドグースが数度頷く。

 ただ、彼にとってアルトの武器問題はいささか他人事なので、いかにも軽い返事ではあったのだが。

 それでも、『盗賊(スカウト)』でもあるレッドグースにとって、例え貧乏国家とはいえ王家の宝物庫と言われれば、言葉の通り好奇心にそそられる。

 つまりは興味本位に彩られた首肯だった。

 ともかく、そんな不安と期待に飾られた会話を繰り広げながら廊下を進むと、幾つかの扉を通った先に黒髪の戦士然とした少年が待っていた。

 タキシン王国王太子の側近にして、ニューガルズ公国フルート公爵の御曹司でもある、冒険者『放蕩者たち(プロディカラ)』のリーダー、黒髪のドリーだ。

「やあ、待ってたよ。宝物庫へは俺が案内するよ」

 彼もまた此度の乱においては功労者の1人の筈だが、なぜにこんな所に、とアルト隊の面々は首をかしげた。

「そう言えば謁見の間にはいなかったね」

「俺は言わば身内だからね。褒賞は辞退したんだ」

 疑問を口にしたのはカリストだったが、その回答は簡潔なものだったので、皆一様に頷いて彼の後に続き王城の廊下を進んだ。

 ただ無言で進むと、石造りの廊下に足音だけが響くので、木造文化の日本人としては何やら落ち着かない。

 そんな気分から誰と無く軽い世間話を始める。

「そう言えば、他のメンバーはどうされたのですかな?」

 会話の中で、ふとレッドグースがそう問いかける。「他の」とは『放蕩者たち(プロディカラ)』のドリー以外、と言う意味だ。

 ドリーは肩をすくめて答えた。

「カインは『派手な場所も嫌いだ』と言って早々にどっか行っちゃった。あとアッシュは今頃はたぶん教会の方で難儀してるよ」

 詳しく聞けば、クールで毒舌な『魔術師(メイジ)』カインはタキシン王家に連なる身でもあり、そもそも栄誉栄達に興味が無いそうだ。

 またアッシュの方は、元々が前法王猊下の護衛も務める『教会警護隊』のエリート隊員だったので、今頃は幹部待遇で復帰するよう求められている事だろう、との事だ。

「俺も公爵家の人間として、公国復興に駆り出されそうだし、『放蕩者たち(プロディカラ)』もそろそろ解散かもね」

 最後にドリーがそう締めくくると、廊下は再び足音だけが響く空間になった。


 王城の廊下と階段をいくつか経て、一行は地下にあるとても頑丈そうな扉へとたどり着いた。

 こここそがニューガルズ公国王家の宝物庫ということだった。

「国宝級、なんて品は迎賓館の方で展示管理してるから、この中からなら、どれでも好きなものを一つずつ持ってって良いってさ」

 見張り番の兵士に鍵を開けさせたドリーは、軽くそう言ってアルト隊の面々を振り返った。

 開け放たれた扉からは溢れんばかりの品々が姿を見せている。

 ただ、やはり貧乏財政の公国である。

 すぐに換金できそうな金銀財宝の類は無いようで、あるのはいかにも曰く有り気な物品の数々だ。

 大したモノは無い、とドリーは言うが、この品々の半分でも『魔法の物品(マジックアイテム)』であれば、金銭に換え難き価値があるはずだ。

 まぁ、であるが故に、換金しづらいわけだが。

「やっぱり貰うなら『魔法の物品(マジックアイテム)』がいいよね」

「『魔法の物品(マジックアイテム)』のことなら、ティラミスに任せるであります」

 より取り見取りと言う有様に、ニコニコと『魔術師(メイジ)』カリストが呟くと、すかさず黒猫のヤマトに騎乗した人形少女ティラミスが胸を張って応えた。

 彼女の生まれは大魔法文明時代であり、今は失われた様々な『魔法の物品(マジックアイテム)』に詳しい。

 また彼女の『職業(クラス)』は『魔法工学士(マキニスト)』と言い、そのスキルには『魔法物品鑑定』があるので、この宝物庫のガイドとしては、正にうってつけと言えた。

 各人、薄暗い宝物庫を見回しつつ、どんな物が欲しいかを考えていると、まず真っ先にねこ耳童女マーベルが真剣な面持ちで口を開いた。

「アタシは防御力が欲しいにゃ」

 そう、此度の戦いでも死に掛けた彼女は『精霊使い(シャーマン)』であり、その制約により金属鎧を身に着けられない。

 つまり、ただでさえHP(ヒットポイント)が低いのに、身に着けられる防具では、全く紙装甲である。

 切実なのだ。

「ふむ、ちょっと待つであります。探してくるであります」

 その言葉を聞きしばし考え込んだティラミスは、黒猫のヤマトを背を優しく叩き宝物庫の奥へと消えていった。

「あの程度の希望で探してくれるのですか。ならワタクシも後でお願いしますかの」

 その小さな小さな背を見送り、レッドグースやカリストは感心気に何度も頷いた。

 さて、ティラミスのオススメを入り口付近で待つ面々を置き、アルトは1人だけで宝物庫内へ踏み出した。

 彼の目的は新たなる得物であり、それが『魔法の物品(マジックアイテム)』であるかどうかは二の次で、第一義には『刀』である事が重要だった。

 そう言うわけで1人で庫内を彷徨い出したアルトは、程なくして妙な気配を感じた。

 説明出来ぬ故に『妙』としか喩えられぬその気配を辿り、物品が積まれ入り組んだ通路を進むと、その奥に一振りの刀が鹿角の掛け台に置かれているのに行き当たった。

「あった、刀だ」

 見たままに口に出すアルトだが、その視線はすっかりその一振りに縫い付けられ、言葉も幾らか虚ろな様子である。

 何がそんなに彼を惹き付けるのか、と言えば、とにかく珍妙な事に、刀身を包んだ鞘の鯉口の隙間から、黄金色の光がうっすらと漏れていたのだ。

 これはただ事ではない、とアルトは恐る恐るその一振りを手にする。

 ずっしりと、かつサムライの手に心地よい重みが圧し掛かり、アルトはゴクリと唾を飲み込みつつ鞘から抜いた。

 徐々に露になる刀身と、その刃の全身から溢れる緩やかな黄金光が、薄暗い宝物庫でアルトの顔を照らす。

 また掲げてみれば、光だけでなく刀自身もまた見事な業物と思えた。

 ただ、息を飲みつつもアルトはツッこまずにいられなかった。

「長いよ!」

 抜き放った刀は切先から柄の頭まで約140センチメートル。刀身だけでも1メートルはあろうと言う刀であった。

 『胴田貫』にしろ『無銘の打刀』にしろ、これまでの刀は全長で1メートル弱なので、その長さが異様に思えた。

「大太刀ってやつか」

 大太刀とはその名が示す通り長大な刀の事だ。特に戦国時代以前、時折見かける戦場刀であった。

 また、古い時代の伝承などで、鬼や妖怪の類を退治する話に登場することもある。

 アルトの手にした大太刀とは、正にそんな類の刀剣であった。

「珍しいモノを見つけたでありますな。サムライの兄貴殿」

 黄金色に淡く光る刀身をただただ眺めていたアルトの背後から、別口で宝物庫を物色してたティラミスがやって来る。

 もちろん黒猫のヤマトも一緒だ。

 アルトは驚く事も無く大太刀を鞘に収めつつ、その小さな仲間を振り返る。

 まぁ何しろ長いので収めるのも一苦労であるのだが、それはそれである。

「コレの事、知ってんのか?」

「見るのは初めてでありますが知っているであります」

 アルトの問いに胸を張るティラミスは、大いにもったいぶった後にその名を継げた。

「その大太刀、名を『蛍丸』というであります」

 アルトが褒賞として貰い受けるものを決めた瞬間であった。


 あと、皆が貰い受ける物品(アイテム)の品定めに夢中になっている時、一人だけ寂しげに指をくわえている者がいた。

 白い法衣を着た『聖職者(クレリック)』、モルトだ。

「お(ちゃけ)……」

 なお、皆が物品を選び終えた後に、彼女は無事、王家の酒蔵へと案内された。

 言うまでもなく、とても良い笑顔だった。



 それぞれが満足のいく褒賞品を得たアルト隊は、ささやかな戦勝の宴を辞退して早々とタキシン王国へと戻った。

 そもそもこの度の任務はタキシン王国王太子アムロド殿下から、ある情報と引き換えにする約束で請けたものだ。

 その情報とは『リルガ王国』という地図にも無い謎の国の情報である。

 アルト隊、いやアルトがその情報を求める理由は、彼の「この世界」での義兄弟、赤毛の『魔術師(メイジ)』改め、ミスリルの『魔術師(メイジ)』エイリークからの手紙に由来する。

 曰く「リルガ王国で待つ」。

 待たれているのであれば、取り急ぎ行かねばならぬと使命感を覚えてしまうのが小市民的ではあったが、とにかくそう言うわけで、アルト隊は速やかに王国へ戻った。

 戻ったアルトたちを王都タキシン市で出迎えたのは、金色がかった髪を短く刈り上げた眼鏡の少女と、小刻みにプルプルと震える白髭に埋もれたような老人。

 異世界からやって来た『錬金術師(アルケミスト)』の師弟、ハリエットとウォーデン師である。

「結構掛かったネ。収穫はあったカナ?」

 声をかけられ2人を見止め、アルト隊の面々はサッと顔を青くした。

 そう言えば、始めにタキシン王国へ到着した日に別行動となったきり、すっかり忘れていたのだ。

「いや、あの。必要な事だったんだよ!」

 苦し紛れにアタフタと言葉を紡ぐアルトを、ハリエットは特に悪意も無い張りついた笑顔のまま、無言で見つめていた。

「ごめんなさい。忘れてました」

 ついにはアルトも耐え切れず、素直に頭を下げるに至る。

 そんな様子に「許す」と言うかの如く頷いて、ハリエットは腰に手を当てた。

「ま、いいケドね。この街で待ってる間にひと稼ぎした事ダシ」

 相変らず妙なイントネーションでそう言うが、何をどうやって稼いだかは、恐ろしくて聞けないアルト隊だった。

「そう言えば僕たちはアルト君の義兄弟や養父さんを探して旅しているけど、ハリエットさんやウォーデン師はヴァナルガンドを探しているのでしたよね? 良いのですか?」

 ふと、黒の魔導士カリストが疑問符を浮かべた。

 この異世界の2人は、元の世界において取り逃がしたヴァナルガンドなる者を追って来たのだというが、「討伐を手伝え」と言っただけで、その後はアルト隊都合の旅に同行している。

 この問いには髭を揺らしながらウォーデン師が答えた。

「良いのじゃよ。その方らは我らの意を受けた。ならばそなたらの行動が、じきに我らが目的へと至る。そう言うものじゃ」

「なるほど、わからんにゃ」

 思わず、マーベルは自身有り気に首肯した。

 つまりはこっちの目的で動いて良いみたいだ、と解釈したアルト隊の面々は、そのままハリエットたちを引き連れてタキシン王国王太子の待つ城へと向かった。



 アルト隊がニューガルズ公国であれやこれやとやっているうちに約1ヶ月が経過している。

 その1ヶ月前の会食と同じ食堂で、王太子アムロドはアルト隊のもたらした手紙に目を通して小さく溜め息をついた。

「そうか。仕方ないとは言え、痛いな」

 小さい呟きではあったが、シンとした食堂では割と響き、その言葉は難なくアルトたちの耳に入る。

 『放蕩者たち(プロディカラ)』は結局は解散と言う事になり、ニューガルズ公国での後始末が終わっても、タキシン王国へ戻るのは王太子の親類である白磁の『魔術師(メイジ)』カインだけ、という話が、周囲の事情と共にその手紙には書かれている。

 落ち込んでいるのか悩んでいるのか、とにかく難しい表情のアムロド殿下は、しばしの無言の後に、自らの膝を叩いた。

「よし、終わった事はもう良い。これからの事だ」

 割り切りや切り替えが上手いのだろう。

 そう言った時のアムロド殿下の表情には、すでに暗い色は見えなかった。

「それでお前達への報酬は『リルガ王国の情報』であったな?」

 確認の言をあげるアムロド殿下に、気負いもせずカリストが答える。

「はい。色々事情はおありでしょうが、滞りなく支払っていただければ幸いです」

 この時すでに、アルト、マーベル、レッドグースの3名は質素ながらに久しぶりのまともな食事に夢中となり、モルトはモルトで出されたワインを味わうので一杯だった。

 なので、話し役はカリストが一手に引き受けるハメとなっていた。

 そんなカリストの言を軽く流し、アムロド殿下は両手を組んでテーブルに肘を付く。

「このタキシン王国の地形は頭に入っておるか?」

 言われて、カリストはすぐに地図を思い浮かべる。

 今章の始めに、ここアルセリア島の地図を鎌倉名物・鳩サブレに喩えたが、その鳩サブレの尻尾に相当する場所がタキシン王国だ。

 つまりタキシン王国は地理的な分類で言えば『半島国家』となる。

 半島の付け根近くにあるのが、ここタキシン市だ。

 半島の中ごろからもう少し北東に進んだ辺りにあるのが、王弟アラグディアの本拠地、ロシアード市だ。

「リルガ王国はな、半島の北東端の辺りに出来たばかりの都市国家だ。どうやら叔父上への反抗勢力が集ったらしい」

「半島の端、都市国家…」

 予想外の回答にカリストがオウム返しに呟く。

「もっとも、『都市』といえるほどの規模ではない。せいぜい村が2、3よりあった程度だな」

「はぁ」

 都市国家と言うか村国家と言うか、とにかく『国』という言葉から出てくるイメージからすると、かなり肩透かしを喰らいそうな規模と言うわけだ。

 と、未だ理解の為に脳を回転させているカリストに、追い討ちをかけるように王太子アムロドは言葉を続ける。

「わがタキシン市からリルガ王国へ至るには、ロシアード市を通る必要がある。わかるかね? 叔父上(アラグディア)殿の勢力圏だ」

 この言葉にハッとして、カリストは気を引き締める。

 早い話が、王太子(アムロド)軍と王弟(アラグディア)軍が、バチバチ遣り合う最中を通っていかねばならないのだ。

「利害は一致するだろう? どうだ、叔父上(アラグディア)殿を降す、手伝いをしてくれんかね?」

 かくしてアルト隊は、不本意ながらタキシン王国内乱へとドップリ巻き込まれることと相成った。

8章は今回で終了です。

9章開始までに1回更新休みをいただきます。

開始までのスケジュールは以下の通りです。

3/9  更新お休み

3/16 9章開始時のキャラクターシート公開

3/23 9章「ぼくらの従軍生活」1話掲載


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