第10話:最悪の1日!
夏休みが終わり今日から新学期になった。
親父が余計なことしてくれたおかげで舞花と同じ学校しかも同じクラスになった。
「慎くん!早く出ないと遅刻しちゃうよ!」
「あと少しまて。準備が終わっとらん。」
俺はシルバーのピアスとネックレスをつけた。
「おし!行くか!」
「うん!」
俺達は学校へいった。そうして人生最悪の日が始まった。
「はじめまして♪今日からこのクラスになる田辺舞花です♪」
「やべー。可愛くね?」
「おれ狙っちゃぉっかな!」
「ヤりてぇ!」
そんな声がまわりから聞こえる。
余計なことゆうなよ舞花。
「ちなみに私このクラスの生田慎の婚約者なんでその辺もよろしくね♪」
ぎゃーー!!余計なこといいやがったぁ!!
舞花が余計なことを言った瞬間クラス中から冷たい視線が飛んできた。担任まで白い目で見ている。
さっ最悪だ。あいつ今日晩飯抜きだな。
自己紹介も終わり舞花は席に着いた。俺の隣の席に。
「慎くん今の自己紹介なかなかよかったでしょ!?」
「もっかい死ぬか?」
「慎くん怒っちゃやだぁ!」
そしてホームルームも終わり始業式のため体育館へ移動になった。
「し〜ん〜なんで婚約者がいるって言わないんだよぉ!」
シゲが俺に言ってきた。
「あぁ。わりぃな。最近いろいろあったからな。」
「そっかぁ!あとで紹介しろよなぁ!」
「あぁ。あとでな。」
そんな会話をしながら俺達は体育館へ言った。
そういえばさっきから舞花の姿が見ねぇな。
そんなこと考えてる間に校長が話しを始めた。
(そういえば校長ヅラなんだっけなぁ。そんな風には見ぇねぇのに。)
すると校長のすぐ上にふわふわ浮いてる舞花を見つけた。
あんなとこでなにやっとんじゃぁぁ!
舞花はニヤニヤしなが校長の頭を見ていた。
まさか!?ヤバい!!校長逃げろ!
そうおもった瞬間舞花が手を前に振った。
ピューン!
校長のカツラが空を飛びあり得ない曲がりかたをしながらバスケットゴールに見事に入った。
やりやがったぁぁ!!
普通に話していた校長もカツラがバスケットゴールに入るのを見た瞬間顔を青くしながら自分の頭をさわった。
「私のカツラがないぃぃ!!」
校長が叫んだ瞬間体育館中の生徒が爆笑していたが俺は苦笑いしか出来なかった。
最悪だぁぁ!あいつカツラ飛ばしやがった!
さらに舞花がこんど面白いものを発見したような顔で生徒指導の佐間をみている。
まさかあいつも!?
そしてまた舞花が手を前に振った。
ピューン!
作間の髪が上に飛んで行き校長の頭に落ちた。
あいつもカツラかよ!!
またも体育館中から爆笑が響き渡り収拾がつかなくなった。
「ぎゃっははは!作間もヅラかよぉ!マジウケる!」
「あいつも顔が青くなってやがる!うぁっはっはっはっ!」
そんな声が響き渡っており急遽始業式は中止になった。
しかし舞花のいたずらはこれで終わらなかった。
「この騒ぎを起こしたのは1年2組生田慎でぇす!」
舞花の声がマイクごしに体育館に響いた。
!!?あいつなに言っちゃってんの!?どう考えても舞花じゃねぇか!?
「いくたぁ!!お前ちょっとこぉい!!」
!!?先生!?おれはなにもしてませんよ!?
鬼のような顔をした作間が俺を呼んだ。
結局俺はこのあと無実の罪で2時間校長室で尋問されたが証拠がないので解放された。
そして俺はそのまま家に帰った。
「あっ!慎くんお帰り♪」
「まいかぁぁ!てめぇ何してやがる!?」
「だって慎くんが教室で怒るんだもん!」
それだけであの騒ぎ起こしたんかぁぁい!
「それに面白そぅだったし♪」
結局それが理由じゃねぇかぁ!
「いい思い出になったでしょ!?」
もっかい殺すぞ!クソ幽霊が!
「今日お前晩飯抜きな!」
「やだぁ!」
こうして俺の最悪の1日が終わり最悪の学校生活が始まった。




