ルーク・ラドクリフ
【名前】 ルーク・ラドクリフ
【別名・愛称】 ルーク、チョロクリフ
【作中での役職】 攻略対象その3、魔術士、ラヴィアンフルール王国第2王子
【年齢】 十六歳
【性別】 男
【身長】 176センチ
【性格】 子供の頃から王城で暮らしていたせいか、どこか浮世離れしていて天然なところがある。時々冗談が通じず、本気で受け止めて一人で混乱している。着眼点が人よりズレていることがあり、周囲を混乱させることもある。本人は至って真面目で真剣に物事に取り組んでいるだけだが、その真面目さがやはりどこかズレていると周囲から思われている。家族を労る気持ちがあるように、本来は心の優しい少年だが父親への反発から尖っているフリをしている。
【スキル】 四属性魔術……地水火風の属性魔法を操ることが出来る。そのどれもが攻撃魔法で、属性が関係する補助魔法や回復魔法ですら一切使えない。初級~中級までほぼ全ての魔法を習得しており、初級魔法の習熟度を上げることによって、威力を最大限にまで引き上げることを可能としている。本来ここまで習熟度を上げるには、およそ千回以上その魔法を使用しなければその領域に達することはない。
【専用武器】 杖、細身剣。
【外見】 赤い髪のサラサラショートヘア。ルークも目鼻立ちが非常に整っていて、かなりの美形。目は切れ長でクールな雰囲気を醸し出しているが、本人の性格上いつもきょとんとしたような表情をしている。
【生い立ち】 国王である父親、母親、兄、妹の五人家族。第一王子であった兄が邪教にハマり、父親と対立。
兄を勘当同然で追い出した父親は、残った次男であるルークを時期国王とするべく厳しい教育を始める。兄の件で体裁を気にする余り、そして反抗的なルークの教育を徹底する余り母親と口論になる。
その際に父親が暴力や暴言を母と妹に向け始めた為に、父親と対立することにしたルーク。とにかく世間体ばかり気にする父親が大嫌い。やがて父親の機嫌を損ねない為に、母と妹は王城から少し離れた場所で別居を始める。
ルークが二人に会いに行くともれなく父親までついてくるので、父親の暴力や暴言に怯える母と妹のことを気遣い、ルークは別宅で暮らしている家族とは会わないようにしている。
父親のような王になることを拒絶している。本来ならルークの子供の頃の夢は騎士になることだった。しかし父親を否定する余り、自分が父親に代わって国と家族を支える決意をすることで、騎士になる夢を諦めることにした。
本人に自覚はないが美食家で、美味しい食事などを食べることが好きでいつも食べ物のことを考えたり連想したりしている。
食べることは好きだが本人は一度も料理を作ったことがないので、包丁を持たせると周囲から悲鳴が上がる。
今まで食べたことがないような変わった味付けや、今まで食べたことのない料理を作るEの手作り料理が大好き。
【好きな人】 Eかもしれないが、本人に自覚なし。
【嫌いな人】 父親。
【好きな食べ物】 Eの手料理。
【嫌いな食べ物】 特になし。
【補足】 国の王子といえばお家騒動が思い浮かぶので、ありきたりですが父親との確執がルークの根深いイベントになることでしょう。
ウィルが優しい系、エドガーがオラオラ系と来れば、次はクール系ということに決めていました。
だけど澄ました感じではなく、王子ということも鑑みて天然クールはどうだろう……というキャラ作りに。
書いてる私としては、緊迫した状況の中でもルークの天然発言が飛び出せば、一気にその場が和むんじゃないかと。
ある意味サラとは全く違う癒し系になりつつあります。だから書いててとても楽しいキャラの一人です。