エドガー・レッドグレイヴ
【名前】 エドガー・レッドグレイヴ
【別名・愛称】 エドガー、エド
【作中での役職】 攻略対象その2、魔法剣士
【年齢】 十六歳
【性別】 男
【身長】 173センチ
【性格】 傍若無人、傲慢、プライドの塊、典型的な俺様タイプ。天才肌で何をやらせてもそつなくこなしてきたせいか、努力をしても上に這い上がれない人間の心が理解出来ない。中流貴族で両親と三人暮らし。一人っ子の長男として甘やかされて育ったので、相手が自分の為に動くことは当たり前だという偏った認識を持っている。これだけ言うとただの嫌な奴だが、強さの象徴でもあるジークフリートに憧れており、彼のような騎士になる為に騎士道精神を学び、一応それに基づいた行動だけは取るように心掛けている。口は悪いが実際は自分より弱い者に対しては一切暴力を振るったことがなく、ウィル程ではないが困ってる人がいたら助けるという精神は持ち合わせている。貴族の子息として偉ぶっていたせいか、学校の友達は少なく、幼馴染みのサラやウィルとしか一緒に遊んだことがない。本人の性格、そして貴族という身分のせいで回りから敬遠されてきた。本当は孤独が何より怖いと思っているエドガーは、強がっているがそんな自分のことを見捨てずに友達で居続けてくれる二人のことを大切な友達だと思っている。思っているだけで決して口には出さない。性格はともかく両親のしつけはしっかりしていて、礼儀作法などは完璧で育ちの良さを窺わせる場面がある。
【スキル】 火炎魔法……火炎系の魔法を一通り操れる。一学期の時点で上級魔法を放てる程の魔力と才能を持っている。
火炎属性付与……武器に火炎属性を付与させて、剣による火炎属性攻撃を行なうことが出来る。本来は魔道士特有の技術なのだが、持ち前のセンスで習得した。自分だけではなく、味方の武器に付与させることも当然可能。
【専用武器】ブロードソード。
【外見】 日に焼けた肌色だが浅黒くはない。金髪のツンツンヘアーで、毎朝自分でセットしている。外見には気を遣うタイプなので、手入れ等は欠かさない。ツリ目で眉も常につり上がっているせいか、気が強くて怖そうなイメージを持たれやすいが実際に怖い。口は常に不満そうに歪ませているが、上唇を尖らせる癖がある。騎士を目指しているだけにエドガーも筋トレを欠かしておらず、年齢にそぐわない体つきをしている。外見スタイルはまるでモデルのように、容姿はかなり整っている。輩のようなイメージだが、実際はかなりのイケメン。
【生い立ち】中流貴族の長男として生まれてから、宝物のように大事に育てられてきた為、両親は親バカ。あまりに甘すぎるので本人は反発しており、騎士になったら家を出るつもりでいた。子供の頃から友達と言える相手はサラとウィルしかおらず、そこでも元々の性格のせいで反発していたが、心優しいサラとお人好しなウィルのおかげで孤独にならずに済んでいる。何不自由なく育ったこと、何をしても苦労したことがないエドガーは幼くして人生はイージーモードでつまらないと感じていた。そんな時、ウィルが大ファンだと言うジークフリートの存在を知って、その強さと活躍に心を打たれた。初めて夢中になれるものに出会ったエドガーは、自分も騎士になるんだと目標を掲げる。そんなエドガーが十一歳になった頃、サラの家族が魔物に殺されたことを知って強い衝撃を受ける。人の死がこんなにも身近にあることを知ったエドガー、そして家族を失って涙に濡れたサラを励ます術を何も持たない自分の無力さにうちひしがれた。大切な者を失わせる前に自分が悪を倒せばいい、何にも勝る圧倒的な力でねじ伏せればいい、そうすれば誰も悲しませない世界を作れるはずだと、エドガーは王国最強の騎士を目指す決意をした。
【好きな人】 サラ・ブラウン。
【嫌いな人】 弱いくせに強がる奴。
【好きな食べ物】 辛いもの。
【嫌いな食べ物】 甘いもの。
【補足】 とにかく強気で、ウィルとは正反対のキャラ作りをしたらこうなりました。乱暴者で傍若無人、そんな彼のことをどうやって人気の出るキャラクターにしたらいいのか。最初は何も考えずに、暴走キャラとして登場させたので【性格】や【生い立ち】で深掘りしてみて、少しはキャラとしての形を成してきたかなと思います。物語を振り回す、引っかき回すトラブルメーカーとしての役割も担ってもらおうと思ってます。同時にとても頼れる仲間としても描いていこうと思いますので、魅力あるキャラに仕上がるよう頑張ります。