5話 ギルド
シャルとピリカのスキルを書き忘れてました
ピリカのスキル名を変更して、一つ追加しました
レベルを変更しました
「じゃあとりあえずパーティ申請送っとくわ」
「はいなのです!」
どれどれ、シャルのステータスはっと
NAME シャルロット・グランバニア
Lv10
AGE 15
JOB ビーストテイマー
PARAMETERS
HP 130/130
MP 70/70
ATK 60
DEF 30
MAT 40
MDE 25
AGL 80
DEX 5
WEAPONS
ショートソード
貴族の服
SKILL
魔物契約
魔物隷従
SPECIAL EFFECTS
魔物捕獲確率アップ
自動回復5秒につき1回復
NAME ピリカ
Lv 9
RACE フェザーリドラ
MASTER シャルロット・グランバニア
PARAMETERS
HP 100/100
MP 50/50
ATK 40
DEF 40
MAT 40
MDE 40
AGL 70
DEX 20
WEAPONS
なし
SKILL
ウィンドブレスLv1
ヒールブレスLv1
SPECIAL EFFECTS
風属性耐性
隷従
おぉ、結構すごいな
俺らより遥かに強い
「なぁシャル、お前の知っている範囲でいいからパーティについての知識を教えてくれないか?」
「はいなのです!パーティというのは経験値をシェアできるようになるのです。もちろん倒した人が一番もらえますが、その分他の人の経験値が減ることはないのです。人数が6人より多くなると別の話ですが、私たちはまだ気にしなくても大丈夫だと思うのです」
「ふーん...他には?」
「アイテムもシェアできるようになるのです。戦闘の時に回復アイテムを持っていなくても、他の人が持っていれば大丈夫なのです。大事なものとかはロックをかけれるので、心配ないのです。」
「アイテムシェアか...まぁこんな所かな。ありがとう、シャル」
「どどど、どういたしましてなのです!勇者様!」
「あのな?その勇者様っていうのやめてくれないか?」
「へ?」
シャルは突然のことに呆然とする
「そそそ、それはダメなのです!あなた方はこの世界の救世主になる人たち、畏れ多いのです!」
「言っておくが、そのパーティにいるのお前だからな?」
「...はっ!?そうでした!」
「だろ?だから気にしなくていいって...そういえば自己紹介してなかったな。俺は桐生一馬、よろしくな」
「私は如月優花、よろしくね、シャルちゃん」
「カズマさんとユウカさん...よろしくなのです!」
シャルは俺たちと出会ってから初めて清々しい笑顔を見せた
「さて、ギルドはこっちであってると思うんだが...あった!」
色々話しているうちに、ギルドに着いた
たまたま紹介されたギルドが冒険者ギルドだったが、ギルドにもいろいろあるらしい
商人ギルド、工房ギルド、農業ギルド...まあ色々あるが、この話はまた今度にしよう
「ようこそ!冒険者ギルドへ!」
受付の女性が歓迎してくれた
中に入ると、酒を飲んでいる冒険者たちがこっちを睨んでる
そんな視線を無視して一馬は
「すみません、冒険者登録をしたいんですが」
「はい!わかりました!ではここに名前と年齢を書いてください」
言われるがままに俺達は紙に書いて受付の人に渡した
「では、このカードに魔力を通してください。魔力の通し方がわからない時は、力を込めるだけでもいいです」
うん、力を込めよう
魔力なんて分からない
「お待たせしました!これがギルドカードです!これは身分証明書にもなるので、管理に気をつけてください」
ギルドカードには、自分たちのステータスがちゃんと書いてあった
ランクはF、カードの色は白だった
「冒険者ランクは全部で七種類、F〜Sまであります。順番に、白、緑、青、黄、桃、赤、黒とカードの色が変化します。カードの色の変化は、いつ起こるかわかりません。クエストクリアの報告のタイミングもありますし、モンスターと戦っている間の可能性もあります。特に影響があるわけでもないので、気にしなくてもいいです。それでは、黒を目指して頑張ってください!」
説明が終わると受付の人は持ち場を去っていった
「さて、次はどうする?」
「せっかくだし、なにか簡単なクエストでも受けましょうか」
「そうするか」
「はいなのです!」
俺達はクエストボードと書かれている掲示板を見に行った
《ゴブリン討伐クエスト!》ランクF
依頼者 冒険者ギルド
初心者用のクエストです!ゴブリンは複数で行動するので注意しましょう!検討を祈ります!
報酬 1000ルピ
ルピというのはこの世界のお金だそうだ
「ちなみに、モンスターを倒しても、お金は貰えるのです」
王からの援助金は20000ルピだったな...
意外と足りなそうだな
「とりあえず資金集めするか!」
「わかりました」
「わかったのです!」
そうして俺達は、街の外に出て、草原へと向かった