15話 まぁ色々あって
なんでこんなぶっ壊れてんの!?
Lv上がりすぎじゃない!?
「あんたが私の技を防いだからじゃない?普通無理だし」
「いや、無理なのかよ!?」
勇者補正かなにかか?
「まぁ自分のステータスも見れたことだし、私のステータスも見てみなさいよ」
「あ、あぁ、わかった」
NAME ミラ・サタン
Lv 500
JOB 火属性神級魔導師
AGE 314
PARAMETERS
HP ???/???
MP ???/???
ATK 995468
DEF 857216
MAT ???
MDE ???
AGL ???
DEX 19
WEAPONS
憤怒の主の服
SKILL
全憤怒属性魔法
SPECIAL EFFECTS
MP自動回復
憤怒属性魔法
火属性の最上位属性
その炎は他属性の最上位属性以外で消すことはできない
ええっと...充分強い気が...
「どう?わかったでしょ?私のステータスはLv500になった時に表示不能になったわ。でもあんたのステータスは多分私の二倍以上はある」
「そんなにあると思う理由は?」
「昔の魔王が今のあんたと同じくらい...いや、正直あんたの方がすごいと思うんだけど、それくらいの風格なのよ。だからわかるの」
「これって表示不能を解除する方法ってあるのか?」
「たしか...ギルドでカードを更新する時は見れるはずよ。ただあなたのステータスは確実におかしいわ」
それを言うなって...
まぁとりあえず力も手に入れたし、この状態ならギルドに行ってもバカにされることはないだろ
地上に戻らないとな
「なぁ、このダンジョンで転移魔法って使えるのか?」
「使えないことはないけど、オススメはしないわね。下手すると、死ぬから」
「なんで!?」
「そういう設定なのよ、このダンジョンは」
「はぁ...じゃあ自力で戻るしかないか」
「といっても、あんたの今の実力じゃあ、1日もかからないと思うけどね」
「ならいいか...なんかありがとな、こんなに色々教えてくれて」
なんとなくお礼を言いたくなった
なんでかは分からないけど...
「えぇ、大丈夫よ、このダンジョンはもうじき潰れるし、あなたについて行くから。その時にたっぷりお礼してちょうだい」
「...何でついてくるの!?」
「あら?知らなかったの?ダンジョンを攻略したら、そのダンジョンは、1週間たったら消えてなくなるのよ?つまり私の仕事もここで終わり。どこに行ってもいいんだけど、あなたの近くにいたら面白そうだし...拒否権はなしよ?」
...まじかぁ
まぁいいや、こんな感じでも美少女だし
「びっ!?...じ、じゃあ行くわよ!」
「お、おう?」
なんか顔赤くして動揺してるけど何でだろう?
まぁこうして俺のダンジョン攻略は終了して、地上に戻ることになった
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一馬が落とされてから数時間後
一人の兵士が王のところへ向かっていた
「はぁはぁ...王様、ご報告があります!」
「お主はライナーか、なんだ?」
「盾の勇者様が憤怒のダンジョン攻略者で、剣の勇者様と槍の勇者様によって殺されました!」
「なんだと!?死体はあるのか!」
「いえ、現在捜索中ですが、第30層の橋を渡る際に、その橋を壊され、落とされたので、恐らく生きていても第100層におられるかと...」
「なんということだ...」
バリアントは項垂れた
なぜなら...
「あやつらは知らぬのか...盾の勇者こそが最大の希望であるということに」
バリアントは理解していたのだ
この国を一度救ってくれたのは盾の勇者であることを
他の勇者は遊び呆けていたことを
しかし今回は違う
頼りになる勇者は全部で3人
盾の勇者、杖の勇者、そして...
「まだ杖の勇者と...の勇者は生きておるのだな?」
「はい、王様」
「ならばその2人に何とかしてもらうしかなかろう。お主たちは引き続き捜索を続けろ。剣と槍には、わしから処分を下す」
「わかりました、では私達はもう1度捜索に行きます」
「すまぬな...よろしく頼むぞ」
「はい!失礼致します!」
この時に報告した兵士、ライナーは後に厄介事に巻き込まれていくことになることを、まだ知らない...
さて、もう一人は誰でしょうね




