0話 プロローグ
これからよろしくお願いします
「おい...しっかりしろ〇○○!」
「○○○さん!」
「〇○○くん!」
俺はこの時知らなかった
自分たちがどれだけ愚かなことをして
どれだけ強大なてきと戦ってきたかを
俺達はまだ知らない
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「!?...なんだ、夢か」
皆さん初めまして
俺は桐生一馬
二十一歳=彼女いない歴の普通の会社員だったけと...
「はぁ、今日からどうやって暮らしていこう...」
二十歳の時に北海道から上京して東京で働いてたんだけど、つい昨日会社が倒産しそうになり、人員削減のためリストラされてしまった
現在無職、仕事も探す気になれないので、実質ニートである
「なんか面白いことでも起きないかなぁ...そういえば仕事忙しくて見てなかった漫画があったな、今読むか」
その本は『七勇者戦争』という題名だった
「...なんでこんな本買ったんだろう?意外に高かったし...まぁとりあえずあらすじ読むか。えっと、異世界から七人の勇者が呼ばれて、八カ国ある内の七カ国が一人ずつ勇者を手に入れて、戦争すんの?で、武器は、剣、槍、弓、拳、斧、杖と...盾?」
盾って武器なのか?
「いかん、眠たくなってきた...」
王道ストーリー過ぎて眠たくなるなぁ
剣とか槍の勇者チャラいし、拳と斧の勇者は熱血すぎだし、弓の勇者は正義感強いし...
「盾と杖の勇者は...あれ?書いてない。欠陥品か?ていうかマジで眠い、一回寝よう」
この本に疑問を持ったまま一馬は眠ってしまった
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「これより召喚の儀式を始める!」
《うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!》
「さぁ召喚士たちよ、魔力を極限まで貯めて召喚しろ!」
《はっ!お任せ下さい王様!》
召喚士達が魔力を貯め、事前に書いてあった魔法陣に向けてその魔力を放出した
すると、魔法陣が煙へと変化した
「王様!召喚、成功しました!!!」
「おぉ!それは誠か!よくやった!」
「王様!煙が晴れます!」
するとそこには...
「へ?ここどこだ?」
なんと桐生一馬を含める七人の姿があった